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J1第16節最終日は30日、日産スタジアムなどで残り2試合が行われ、横浜が椎(つい)間板ヘルニアから復帰したMF山瀬功治(24)の330日ぶりの得点などで新潟に2―0と快勝。4月29日の広島戦以来、6戦ぶりの勝利を挙げた。また名古屋がシーソーゲームの末、千葉に3―2で勝った。リーグ戦は8月12日に再開される。

 危機感たっぷりのチームが、ようやくピッチで力を出し切った。前半42分、MFドゥトラの右ボレーが相手DFに当たり先制点になると、後半4分にはMF山瀬がマルケスからの折り返しを左足で合わせた。2―0。オシム監督の観戦も「それは関係ない」(松田)とチームはただ勝利だけのために戦った。

 「お前らの笑顔が見たい」。試合前、岡田監督がそう殺し文句を伝えると、選手のテンションは一気に上がった。4バックへの変更もメンバー変更も効果なく、03、04年を連覇した元王者は苦しんでいた。完全シャットアウトで行った29日の前日練習で岡田監督が選んだのは、3バックに戻すこと。主将の松田は「監督に3バックでやりたいと言ったら、監督もそれでやると決めていた」と意見が一致した。勝てない日々が続き、指揮官の悲壮感は選手にも伝わっていた。「岡田監督のために気持ちはまとまっていた」と主将は振り返った。

 結果を出したのは、これまでケガで苦しんでいた選手だ。両太腿の肉離れで今季初先発した坂田が6本のシュートで勢いをつけると、椎間板ヘルニアで4月10日に手術を受けた今季初先発の山瀬が追加点を挙げた。昨年9月3日の名古屋戦以来、330日ぶりの得点。札幌時代から岡田監督の“愛弟子”だった男は「うれしかったけど、ほとんどマルケスの点です」と笑った。「1人1人の頑張り、チームの頑張りに感謝したい」。得点の時も笑顔はなかった岡田監督だが、その分、選手の笑顔はうれしかったはずだ。
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