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決定機が続く。しかし、ため息の連続。圧倒的な展開でも、横浜Mにはゴールが遠い。最悪な流れが断ち切れない前半42分。MFドゥトラがゴール前の跳ね返りに右足を振り抜く。ジャストミートではない。だが相手に当たったボールは幸運にもGKの逆を突いた。5月3日の名古屋戦以来、412分ぶりに奪った先制点。ドゥトラが両ひざをつき、顔をゆがめた。「本当にうれしかった」泥臭いゴールの形が、今までのチームの苦しみを象徴していた。

 それまでリーグ戦ここ11試合で勝ち星は1つ。リーグ再開後は1分け2敗と泥沼だった。試合前日、岡田監督は練習を非公開とし、初めて取材も禁止した。中村勝則取締役は「岡田も期するものがあるのだろう」と監督の進退問題に発展する可能性も示唆し、それは選手にも伝わっていた。

 がけっ縁の岡田監督は勝負に出た。4月10日につい間板ヘルニアの手術を受けたMF山瀬功、右太もも肉離れから復帰したばかりのFW坂田を今季初スタメンに抜てき。システムも従来の3バックに戻した。坂田は「中途半端にやっても仕方ない」と肉離れの再発を覚悟で走り回り、チームをけん引。山瀬功も後半4分に左足で追加点を奪うなど、周囲に活力をもたらした。

 主将のDF松田は言った。「オレらは岡田監督の下で伸びた選手がたくさんいる。監督のために、みんなの気持ちがまとまった。絶対に辞めさせたくなかった」試合前、「お前らの笑顔が見たい」と選手を送り出した指揮官も「一人一人戦ってくれた」とチームのがんばりに感謝した。ようやくつかんだ浮上のきっかけ。勝負はこれからだ。
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