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“ミスター・マリノス”が強烈なゲキを飛ばした。来季から横浜の監督に就任する木村和司監督(51)が14日、ホームグラウンドの日産スタジアムで就任会見を行い、低迷するチームについて「下手くそ」と厳しい言葉を浴びせた。現役時代はFKの名手としてならした元天才プレーヤーは、その心技体を選手に伝授しながら、古巣の再建に打って出る。

 天才肌の選手だった木村新監督らしい見方だった。05年以降はタイトル争いから遠ざかり、低迷を続ける理由について聞かれると「要は下手くそだから」とバッサリ。そして来季に向けて「心技体のレベルを上げていかないと。トレーニングで鍛えていくしかない」と話し、厳しい練習を課すことを示唆した。

 94年に引退後は解説者としてJリーグを見てきたが、往年の名手の目には「(選手が)楽しそうにやっていないし遊ぶことができていない」と映っていた。「選手は楽しくファンにも楽しんでもらえるようなプレーがたくさんできれば」。プロである以上、面白いサッカーを見せるのは当然という信念がある。「日本リーグでワシらが3冠を獲った時は楽しかった」。自身が中心選手として活躍し、日本リーグ、天皇杯、JSL杯を完全制覇した88~89年シーズンの日産自動車(横浜の前身)のサッカーを理想として掲げた。

 名門復活には、よりエキサイティングなスタイルに変えることが必要と考えている。09年はリーグ3位の37失点ながら、43得点はリーグ9位に甘んじたことも踏まえ、より攻撃的なチームに変革したいという考えも持ち合わせている。「ゴール前のシーンを多くしなければ。キックの精度も低いし、クロスの精度、種類についても言っていきたい」。卓越したFKの技術の伝授についても「強いキックはできなくなったが技術は忘れていないから」と話しており、キッカーを務めるMF狩野、兵藤らにとっては心強い存在となる。

 もちろん、理想ばかりではなく、結果も追い求めていく。「最後まで優勝争いしたい。(今年と同じ)10位だったりしたら辞める」と1年で結果を出すことにこだわっている。「ACLにもできれば行きたい」と3位以内を視野に入れている。51歳にして初めてJリーグの指揮を執ることになったが、古巣再建のためにサッカー人生のすべてを注ぎ込む覚悟だ。
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