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勝利を告げる笛が響くと、木村監督はコーチ陣とガッチリと握手を交わした。J2鳥栖を破って94年以来、14年ぶりの4強進出。頂点まであと2勝に迫り、指揮官は「先制された直後にリスタートで点を返せたのが大きかった。内容が良くない中で勝てたのは大きい。久々に準決勝に進めてよかった」と笑顔を見せた。

 勝利を引き寄せたのは狩野の右足だった。先制を許した3分後の前半26分。左CKを中沢の頭にピタリと合わせて同点弾をアシストすると、前半44分にも右CKから栗原のゴールを演出。後半44分には左サイドからのパスをダイレクトで合わせてダメ押し弾を決めた。自分自身にプレッシャーをかけるために今夏に金髪に染めてからは絶好調で、今季得点に絡んだ試合は7戦不敗だ。

 狩野は日本代表の岡田監督からも注目されており、来年1月20日のアジア杯予選イエメン戦に向けた同10日からの代表合宿に初招集される可能性もあった。だが、天皇杯4強進出チームは合宿参加を免除されるため、その可能性は消滅。それでも「天皇杯で優勝したら(岡田監督も)見ていてくれると思う。結果を出して代表に呼ばれるのが一番いい」と前向きだ。

 過去6度目の優勝を誇る名門も92年を最後に頂点から遠ざかっており、この日のメンバーで優勝経験者は1人もいない。ここ数年は格下に屈することも多かったが、ACL出場権が懸かる今季のモチベーションは高い。G大阪―名古屋の勝者と対戦する準決勝は河合主将が出場停止。最大の関門も迎えるが、選手たちは「ここまで来たら優勝しかない」と声をそろえた。16年ぶりの優勝を成し遂げ、天皇杯との負の歴史に終止符を打つ。
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