忍者ブログ
マリノス記事を日々収集  
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

勝利の瞬間、水沼監督はベンチの前で思わずガッツポーズをつくった。監督経験のなかったコーチが、監督になってわずか4日目。今季J1で8人目のシーズン途中の監督就任となった水沼監督は「短い期間だったが、いい雰囲気をよみがえらせたかった。ホッとしたというか、(岡田前監督に)ささげたい、そんな感じですね。とりあえず1回勝ちましたよ、と言いたい」と選手を見つめながら笑顔を見せた。

 10年間の解説者生活に別れを告げ、日産自動車時代の83年から一筋だった古巣のコーチとして、今季から指導者の道を歩み始めたばかり。それが突然の監督就任。監督業が初ならベンチに入ったのもこの日が初めてだった。しかし、それが良かったのかもしれない。

 「今、ああやろう、こうやろうと言っても難しい。だから、何が(その選手の)特徴でいいプレーかを分からせれば、それをやろうとする」。試合前のミーティングで選手1人ずつに自分の特徴を伝えた。「トリコロールのユニホームで目を輝かせてほしい」。それだけで、選手は個々の持ち味を発揮し、信頼感と一体感が生まれた。

 それが形になったのが前半31分。MF奧、山瀬功と渡ったボールを受けたFW久保が、先制ゴールを決めた。リーグ戦のゴールは4月8日の大宮戦以来141日ぶり。「まあ、勝って自分なりに仕事ができて良かった」。久保はそっけなく話したが、このゴールにはメンタルだけでなく、戦術的な狙いも隠されていた。

 岡田前監督がためらってきた久保の1トップを、水沼監督はすぐに採用した。11試合出番のなかった奥と久保のあうんの呼吸。ドリブル突破の山瀬功。2人をトップ下で並べて、久保を生かした。山瀬功は全4点に絡む2得点2アシスト。奥も後半14分に今季初得点。チームの4ゴールは3月5日の開幕戦以来だった。

 主将のDF松田は「岡田さんは今の礎をつくってくれた。メンタル的な部分を水沼さんが変えてくれた。短期間でこれだけ変わるのかと驚いた」と分析してみせた。日産の同期でも、監督としては先輩となる柱谷監督との、トリコロールの誇りを懸けた対決。古巣の伝統を背負った水沼監督の下、マリノスがようやく復活の足がかりを得た。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
QRコード
アクセス解析
カウンター
忍者ブログ [PR]
ブログパーツ ブログパーツ レンタルCGI