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横浜が主催試合では今季最多の大観衆に、クラブ史上最多得点で応えた。11日の横浜FC戦に、FW大島秀夫(27)の4得点などで、8―1と大勝した。3月の同カードに敗れた後、クラブはプロジェクトチームを立ち上げ、社運を懸けた大量動員作戦を敢行。選手たちは集まった5万人のサポーターの前で、見事にリベンジを果たした。暫定3位の新潟にも勝ち点3差と肉薄。成績・集客の両面で、後半戦の巻き返しに向け光明が見えた。

 10年越しのダービー弾が、大観衆を歓喜の渦に巻き込んだ。前半30分。大島はGK菅野がクロスをファンブルしたこぼれ球を見逃さなかった。「びっくりしました。あまりにラッキー」。いち早くボールに寄せ、不自然なほどに体をひねったこん身のヘディング弾。気持ちもろともに、ゴールネットに突き刺さった。

 クラブの大量集客作戦に、主砲として結果で応えたかった。横浜FCの前身・横浜Fに入団直後の98年、開幕戦の横浜ダービー横浜Mでプロデビュー。「9年前は浮足立って、シュートすら打てなかった」と言うが、「重圧は今回の方があった」。同じ5万人の大観衆も、スタンドはほとんど自軍のサポーターで埋まった。ルーキー時よりも、主軸としての責任感もある。「(今回のダービーを盛り上げるため)会社がいろいろやってくれているし、僕もチームを引っ張らないといけない」と表情を引き締めていた。

 序盤はそんな重圧からか、動きが硬かった。だが幸運も手伝った1発で、得点量産モードに入った。「点差もついたんで、守備よりもゴール前に張り付かせてもらった」とニヤリ。後半20分には、シュートの跳ね返りを左足で押し込み2点目。同27分には後方からのパスを受け、振り向きざまの左足ミドル弾でハット達成。さらに終了直前には「外れてもいいかな」と思い切った豪快な右足ボレーで、さらに観客を沸かせた。

 周囲も大島に引っ張られるように、ゴールを連発した。FW坂田も前半終了直前に、4月28日新潟戦以来の得点。MF山瀬功、幸は通算3度目の兄弟弾を決めた。入場者5万3916人は、今季平均の2万1408人を大きく上回る今季ホーム戦最多。大観衆に見せつけるように、97年8月6日V川崎戦の7得点を上回る、1試合8得点のクラブ新記録を見事に樹立した。

 クラブ関係者は「お客さんもまた試合を見たいと思ってくれたのでは」と喜んだ。早野監督も「大島がチームに力を与えていた」と絶賛した。主砲が大車輪の活躍で、ピッチ内外の期待にきっちり応えて見せた
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