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リーグ開幕からナビスコ杯2試合を含めて6戦未勝利だった横浜が、ようやく勝った。ルーキーFW渡辺千真(22)が前半2分の先制弾など2ゴールを挙げ、今季、なかなか持ち味を発揮できずにいたMF山瀬功治(27)も2得点と活躍。神戸に5-0で大勝し、チーム内に漂いつつあった暗雲を一気に吹き飛ばした。

 会見で口にした木村監督の言葉が、すべてを物語っていた。「今季初勝利を挙げることができてホッとしています」。2試合のナビスコ杯を含め7試合目。内容が良くても白星を手にできず、同監督は「モヤモヤが続く」と繰り返していた。チーム内に漂う暗雲は、最高の形で吹き飛んだ。

 ルーキー渡辺には、勝利への貢献という自信が残った。前半2分、MF兵藤が上げたボールを右足でゴールにたたき込んだ。同21分にはクリアボールをワンバウンドで合わせ、神戸DF宮本を振り切って決めた。ともに鮮やかなシュートだが、渡辺は「何より勝ったことがうれしい」。ここまで開幕弾など2得点も、勝利に結び付かず、むしろ守備面のミスが目立ってしまった。「勝ちまで長かった。まだ課題ばかりだが、まずはホッとしています」。通算4得点は試合終了時点でリーグトップ。今後は、さらに落ち着いてプレーできそうだ。

 山瀬功の活躍も大きい。前節までフル出場はなく、未出場もあった。木村監督は「本調子ではない」という評価とともに、強引なドリブルがチームにマイナスと見ていた。だが、勝てないことでチーム内外に「なぜ山瀬を使わない」という声が出た。ミーティングで同監督が「好き嫌いで起用しているわけではない」と説明するなど、不穏な空気の一因となっていた。

 未勝利の間の心境について、山瀬は「試合に出ている人と違う気持ちはあったかもしれない」というが、迷いはなかった。「何年もサッカーをやってきて、自分の持ち味は分かっている。人にどう思われても関係ない」。木村監督は「先週ぐらいから気持ちが出ていたので使いたかった。突破できる力は重要」と高く評価。プロだからこそ、勝利により物事が好転していく。今季初勝利には、快進撃へつながる要素が詰まっていた
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