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長かった。5戦目でつかんだ初勝利の味。南からの浜風に躍り、5得点を神戸ゴールに突き刺した。その立役者は2得点のルーキーFW渡辺だ。

 「ホッとしています。自分の得点で勝ててよかった」

 笑顔で話したシーンは開始早々の前半2分。DF松田の縦パスをMF兵藤がはたき、そのボールを渡辺が右足ハーフボレーで豪快に先制。2-0の同21分には、DF金からの縦パスに反応、神戸の元日本代表DF宮本と競り合い、右足ループシュート。これが相手GKの頭上を越えゴールに吸い込まれた。

 「うまく体を預けながら、GKの上にけれました。狙い通りです」。自画自賛したチーム3点目で勝利を決定づけた。

 これで今季5戦4得点と、ルーキーながら日本人最多ゴールで得点ランクもトップ。02年の高原以来出ていない、日本人得点王への期待も高まる。この日は日本代表・岡田武史監督(52)が視察。同監督の前での“御前ゴール”は4戦4発とあって「彼は何かを持っているね」と岡田監督も高く評価した。本人は「まだ4点目。これからです」と浮かれたところはないが、最前線の決定力不足に悩む代表指揮官の関心をひいたことは間違いない。

 反省も口にした。「前半の決定的なシーン。あれは決めないと」とGKと1対1になりながら外して、ハットトリックを逃した場面に頭をかく。マリノス伝統のエースナンバー「9」を背負う22歳。大器はまだ、ほんの片鱗(へんりん)を見せただけだ。
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