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横浜MF山瀬功治(25)が、日本代表サバイバルレースに勝ち残った。2日に発表されたオーストリア遠征追加招集メンバーに、MFとしてただ1人名を連ねた。8月のカメルーン戦で「個の力」を期待され、同じく代表に加えられた神戸MF大久保らを「攻守の貢献度」についての評価で上回った形だ。今日3日からの遠征では、オシム監督理想の「攻めて守れるMF」として、オシムジャパン定着を目指す。

 親子2代の「ポリバレント選手」が、日本代表に生き残った。山瀬功はオシム監督に認められたマルチな才能を、2日柏戦でも発揮した。前半は代役ボランチ那須をフォローし、中盤の底で守備に心を砕いた。1点を追う後半は、トップ下で突破を連発。0―1の敗戦に「引き気味の相手をどう崩すかが課題」と反省したが、堅固な柏守備陣に立ち向かった。

 DNAに「ポリバレント」の文字が刻まれた男だ。父功さんはバイアスロン元日本代表。スキーのクロスカントリーとライフル射撃を一度にこなす「雪山のポリバレント選手」だった。息子は幼少時、野球やアイスホッケーでも才能を見せた。そして現在は父譲りの強固な下半身を武器に、時には個人で突破し、時に組織の一員として守備に走る。昨年8月の初招集の際も、ポリバレント選手を好む指揮官から「面白い選手」と高く評価された。

 「個の力」の必要性が叫ばれる現状でも、指揮官の哲学は変わっていない。カメルーン戦直前。オシム監督は群馬県内での講演会で「大久保などは本当に高い攻撃能力を持っている。だが守備面に課題もある」と話していた。現状では、カメルーン戦で献身的に守備にも走った山瀬功への評価が上回った。

 くしくも功さんが出場したのは、オシム監督の生地サラエボでの冬季五輪だった。数奇な縁にも山瀬功は「なるようになります」とあくまで自然体で代表に合流する。新たな「オシムチルドレン」候補が、欧州での戦いに臨む
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