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横浜の岡田武史監督(49)が、進退をかけて30日の新潟戦に臨む。戦力が充実した指揮4年目は、開幕4連勝と最高のスタートを切った。だがその後チームは、現在までの11試合で、わずか1勝しか挙げられない大スランプに陥った。26日の磐田戦での1-3の惨敗後には、辞任の可能性をにおわせるようなコメントも。27日の練習後には、進退をかけて3日間でチームを立て直す決意を語った。03、04年にはクラブをJ年間王者に導いた名将が、悲壮な決意を固めた。

 笑顔の口元が、少しだけ引きつっていた。「あと3日間は本当に話さないよ」。冗談めかした言葉に、立て直しにかける岡田監督の決意は隠されていた。新潟戦は、磐田戦から中3日。流れを変えるには、手段は選べない。「たとえば外国人を全部代えるとか、コーチを代えるとか」という過激な言葉も飛び出した。

 さすがの名将も、迷い続けているように見えた。チームはここ11戦で、わずか1勝。今月初旬の北海道合宿でも煮詰めてきた3バックを、J再開後初戦の清水戦で敗れると、あっさりと4バックに変更した。その後もシステムが変更。磐田戦の終盤は4トップにまでした。選手たちからは、戸惑いの声も聞かれた。

 岡田監督は辞任の可能性を磐田戦後ににおわせていた。「正直この試合にかけていたのだが…」。中村取締役も心中を思いやる。「いつもと違う悲愴感が漂っている。あの負けず嫌いが、期するものがあるのは当然」と話す。同取締役は「結果だけで監督を代えはしない」と明言する。一方で「自分から言ってくることはあるかも」と指揮官が自ら退く可能性も挙げた。

 「3年以上は同じチームで指揮は執りたくない」というポリシーを曲げてまで臨んだ、横浜での4年目のシーズン。開幕4連勝で、優勝の期待も高まっていた。まさかの低迷は、采配だけの問題ではないが、責任は感じている。「策は秘密。オレの闘志は衰えないよ」。岡田監督はすべてをかけて新潟戦に臨む。
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