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横浜がセリエA王者を本気にさせる。今日1日のユベントス戦に向け岡田監督は「勉強になる? 勉強になるよ、向こうが」と真っ向勝負を宣言。MF山瀬功を右MFで起用し、4-4-2を再テストする。DF松田は01年3月の日本-フランス戦でトレゼゲに2点を奪われ、0-5で大敗した苦い記憶がある。「今まで(精神的に)一番落ちた試合。何とか本気にさせたい」と意欲的だった。
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目を疑いたくなった。後半41分、FW久保の左足シュートの跳ね返りをMF田中隼が右足でシュートした。ゴール内でDFパジンが懸命にクリア。ボールはゴールラインを越え、しかも手でのクリアだったが、主審も副審もゴールを認めない。一瞬にして横浜イレブンの目が血走った。ベンチにいるスタッフ、そしてゴール裏でアップ中の選手までもが審判に詰め寄って猛抗議。だが逆に途中交代していたDF河合、そしてディドGKコーチが退席処分を受けた。

 最終戦に望みを託す奇跡のゴールが幻に終わり、余計に焦りが募った。ロスタイムは異例の7分。だが、もう普通の精神状態ではいられない。逆にロスタイム4分目、中国代表MF鄭智にカウンターを喫し、絶望的な2点目を奪われた。終了の瞬間、ピッチに突っ伏し、つんざくような大歓声が選手の背中に突き刺さった。田中隼は「完全にハンド。あれがゴールじゃなかったらサッカーじゃない」と下を向いた。

 4月に反日デモが拡大し、厳戒態勢が敷かれた中での一戦。ボールボーイは時間を浪費するように、ゆっくりとボールを投げ返した。後半10分には負傷した相手を担架を運ぶ係員が安に暴言を吐き、小競り合いに発展。混乱の最中、安は顔面を殴打され、試合が約4分間中断した。危険はなかったが、確実にアウエーの洗礼を浴びた。

 だが実力も拮抗(きっこう)していた。3月9日のACL開幕戦となったホーム初戦を0-1で落としたのは大きな誤算。アウエーで絶対に勝たなければいけない状況に、自ら追い込んでしまった。DF松田は「相手も強かった」と力で負けていた部分も認めた。

 2年連続の1次リーグ敗退。日本で行われる記念すべき第1回世界クラブ選手権の出場もかなわなかった。「苦しい日程の中、よく頑張った。チャンスがあったら、またここに戻ってきたい」と岡田監督。Jリーグ王者は、世界への扉を開けることはできなかった。


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横浜久保7カ月ぶり復帰
2005年5月12日 20:50:25 日刊
横浜FW久保が腰部の椎間板(ついかんばん)ヘルニアから約7カ月ぶりに公式戦復帰した。後半30分から出場した。安、大島と3トップで猛攻を展開した同41分には左サイドを突破した安からのクロスを受け、左足を豪快に振り抜きシュート。だが惜しくもはね返された。「ハンド? 分からない。しようがない」とぶ然としていた。
横浜が色気を捨てて、勝利にこだわる。今日11日にアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で1次リーグ首位の山東と対戦。左MFドゥトラが発熱、ボランチ那須がスポーツヘルニアの初期症状を訴え、最終調整を回避した。山東戦の出場は微妙で、中盤の戦力ダウンは免れない。2点差以上で勝てば決勝トーナメント進出が有力だが、メンバー構成に苦しむ中、確実に1勝を取りに行く。

 横浜が一歩ずつ、決勝トーナメント進出へと進む。2点差以上で勝てば、ほぼ1次リーグ突破が確実になる直接対決。だが、チームの状態を考えれば、欲をかくには危険すぎる。最終調整にMFドゥトラの姿がない。前日9日から37度6分の発熱でダウン。前日は練習に参加していたMF那須もスポーツヘルニアの初期症状を訴え、別メニューとなった。「ドゥトラ? あの顔を見たら、使う気にはなれない。那須は当日の状態を見て決める」。岡田監督は欠場も覚悟した。

 ドゥトラの左サイドは代えがきかない。今季公式戦19試合中17試合にフル出場。休養で欠場した試合で代役を務めたMF原、塩川は故障で今遠征に帯同していない。ドゥトラを強行先発させても、体調不良で本来の力を発揮するのは難しい。那須が務めるボランチもユーティリティープレーヤーの中西が欠場で層が薄い。中国出発前に坂田、清水のFW陣が緊急離脱したが、ここにきて中盤の構成にも頭を悩ませることになった。

 ミーティングから岡田監督は「1点差でいい」と強調した。現在山東との得失点差「4」も、1点差勝利で「3」になれば、25日の最終戦マカッサル戦で逆転できると踏んでいる。「山東のビデオを5、6本見た」と研究にも余念はない。チームと相手の状態をてんびんに掛けた上で、結論を下した1点差での勝利。「オレは腹をくくっている」と理想ではなく、着実な目標に向かって突き進む。
J1横浜は7日、アジアCL1次リーグF組の山東(中国)とのアウエー戦(11日・済南)は、現地での安全確保のめどがついたため予定通り遠征すると発表した。

 中国での反日デモ続発を受け、横浜は日本サッカー協会、アジアサッカー連盟(AFC)を通じ、中国側に警備態勢の強化を要請していた。

 横浜によると、AFCは現地に安全責任者を派遣。中国側も空港、宿舎、競技場内外で相当数の警察官による同行警備を行うという。チームは9日に中国に出発する。
横浜が、主力を大量温存する明日8日の広島戦を、兄弟パワーで乗り切る。この日、11日のACL山東戦に向けて完全休養中の主力を除くメンバーで練習。フォーメーション練習で楽しみな布陣が組まれた。左ひざ前十字じん帯断裂から1日の東京V戦で225日ぶりに復帰したMF山瀬功治(23)がボランチに、その隣にMF山瀬幸宏(21)が入った。兄の今季初先発と弟のJデビューが、くしくも同じ日に実現する。

 2人が同じチームでピッチに立つのは兄が小6、弟が小3の時以来のこと。お互いを「オイ」「ヘイ」と呼び合う2人は、ふだんからサッカーの会話はほとんど交わさない。弟幸宏が兄弟同時出場について「別に意識はしていない。チーム状況が悪いので流れを変えたい」と淡々と話すように、特別な感情はない。

 ただ、そこは兄弟。会話がなくても、自然体で意思の疎通ができることをプレーにも反映できるはずだ。「まぁ、実現するかもね。不安で仕方ないけど」と笑顔で話す岡田監督も、広島戦で流れを変えるプレーを期待する。
横浜FW安貞桓(29)が25日、韓国に一時帰国した。長女利源ちゃんが5月3日に1歳の誕生日を迎え、親族などが集まって祝う「トルチャンチ」と呼ばれる韓国の伝統的な風習に立ち会うため。チームの了解を得ており、今日26日には再来日する。28日川崎F戦の出場については、岡田監督は「休ませ時と言えば、休ませ時。コンディションを見て決める」と話した。
横浜が、襟元を正してJ史上初の3年連続年間王座を狙う。明日24日にホームの日産スタジアムで大宮と対戦。同試合から選手やスタッフが移動の際に着用するネクタイが、一新されることになった。今季はこれまで黒色を着用していたが、シーズン序盤に公式戦4連敗を喫し、選手の間で「葬式に行くみたいで気分が乗らない」という意見が続出。雰囲気を明るくし、白星をイメージさせる「銀色」に変更された。

 1万2000円相当のネクタイはスポンサーのエディフィス社製。クラブの特注で市販されていない。毎年開幕前にスーツやシャツとともに新調する。年に1回、夏場の衣替え以外で当初のデザインが変更されるのは初めてだ。横浜は国内戦とアジアCLを同時に戦い、4月2日新潟戦以降は44日間で13試合の超過密日程。主力に故障が相次ぐ中、闘志をかき立てる新アイテムでゲンを担ぎ、厳しい戦いに臨む。

 ネクタイが選手に配布された22日、チームは紅白戦を行った。GK榎本達が主力組でプレーし、リーグ戦では開幕戦以来の先発復帰が濃厚。3バックの左にDF中西が入る新たなオプションも試した。岡田監督は「その時々の状況でベストなメンバーをそろえて戦う」と気合十分。気分を新たに白星街道を目指す。
横浜FW安貞桓(29)が27日、東京・八王子市上柚木公園陸上競技場で行われた、サテライトリーグ東京戦で、右足腓骨(ひこつ)骨折から約4カ月半ぶりに実戦復帰した。前半45分間の限定出場。GKの好守に阻まれたが、同37分には右CKからヘディングシュートを放つなど、試合感覚を取り戻していた。

 安は「思ったプレーはできなかったが試合に出たことが大きい。もっと出ることもできた」と手応えをつかんだ。故障者続出でACL、Jリーグとも苦戦している岡田監督は「メンバーにはぜひ入ってもらいたい」と、4月2日のリーグ戦新潟戦のベンチ入りを示唆した。

 当初はFW久保も復帰予定だったが腰の痛みを訴え断念。それでも27日はボールを使って練習し、今日28日の診察後に復帰プランを練り直す。ともに25日のW杯最終予選で敗れた代表FWだけに、復帰が待たれている。
日本サッカー協会審判委員会のJリーグ対応セクションは8日、J1開幕戦の横浜-磐田戦(5日・日産ス)で決勝点となった磐田の福西の得点が右手に当たって入ったことを確認した上で「意図的ではなく、正当なゴール」と結論づけた。Jリーグの鈴木昌チェアマンが明らかにした。競技規則は「ボールを意図的に手で扱う」ことが反則になると定めている。

 この場面は0-0の試合終了間際、右FKに飛び込んだ福西が競り合った横浜の中沢に押され、ボールに背を向ける格好でジャンプ。ビデオ映像によると、ボールは福西が伸ばした右手に当たってゴールに入った。

 日本協会のレスリー・モットラム審判チーフインストラクターは「ボールは手に当たったが、福西はボールの軌跡を見ていないし、押されてバランスを崩していた。意図的ではないから、得点を認めたのは誤審ではない」と説明した。

偶然に生まれたハンド、審判の誤審で、横浜、磐田による大一番の決着がついてしまった。ロスタイム直前の後半44分。右サイドから名波の絶妙なFKがゴール前に飛び込む。ペナルティーエリア中央では、福西が日本代表でともにプレーするDF中沢と競り合い、ゴールを背にしてジャンプ。上げた福西の右腕の下に中沢のボンバーヘッドが入ったこともあり、福西の手が押し上げられた。その右手甲に飛んできたボールが当たり、高く弾んで弧を描くようにゴールイン。

 福西「見たら入っていた。(中沢)佑二とぶつかっていたし、押されていたし、どうなったか分からない。公式記録は(得点者は)オレになったの? 映像も見ていないから分からない。どうなったか僕が知りたいよ」。

 横浜は即座に抗議した。ゴール前に人が群がっていたため、岡田正義主審(46)は副審に確認したが、判定を覆すことはなかった。しかし、生中継したNHKは決定的瞬間を何度も全国に流した。福西のゴールが決勝点となり、磐田が王者横浜を1-0で下した。

 Jリーグは今季からスペシャルレフェリーのトレーニングキャンプを年20回行うことを決め、誤審撲滅を目指していた。先月23日には1回目が行われたばかり。この日の岡田主審はW杯の審判も務めたこともあるJリーグNO・1レフェリー。FKは間近に位置を取り見ていたはずだが、それでも誤審は起きた。福西は、セットプレーに強くゴールも多い選手だけに、それが判断に影響を与えた可能性も否定できない。鈴木昌チェアマンも「手に当たっていたみたいだね。だがこれがサッカーだし、判定は覆らない」と話した。

 福西の劇的ゴールで就任後初勝利となった山本監督は「ビデオを見ていないので何ともいえない」と明言は避けた。MF西は「グジャグジャで誰のゴールか分からなかったけど、入ったので喜んだ」。DF田中は「テレビで見て確認しますけど、とりあえず認められているわけだし」と大きな1勝を喜んだ。

 敗れた横浜DF中沢は「主将としてどこまで抗議していいか分からなかった。時間もなかったし。難しい場面だった」と肩を落とした。GK榎本は「いいパンチングだった。いいGKになれると思う」。横浜スタッフは「いくら頑張って守っても、バレーボールをやられては勝てない」と皮肉たっぷりに話した。
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