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横浜のルーキーFW渡辺千真(23)が、94年に12得点を挙げたFW城(当時市原)以来、史上2人目となる新人での2ケタ得点を挙げた。同点の前半15分、ゴール中央で受けたボールをトラップして1人かわし、左足で今季10得点目を決めた。渡辺は「前向きでボールをもらったので思い切り打った。首位の鹿島から得点できたことも自信になります」と喜んだ。これが決勝点となり、チームは4試合ぶりの勝ち点3を獲得した。

 「目標に設定していた2ケタを取れて、有言実行できたという、うれしさはあります」。ファンに後押しされ、2ケタ得点を目標に掲げていた。1月、ファンも参加した新人紹介の席上、最初は「5得点」と目標を口にした。会場からブーイングが起き、慌てて「2ケタはいきたい」と言い直した。8試合を残して目標を達成し「これで満足せず、もっと得点を重ねていきたい」と上方修正した。

 10得点のうち9点がホームと圧倒的に本拠地で強い。初のアウェー得点は、前節の広島戦だった。「アウェーでも決めて2ケタなんで、よかったです。周囲から言われていることは分かっていたし、何とかしたいと思っていた」。渡辺がさらにゴールを重ねれば、チームの浮上も見えてくる
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横浜GK榎本哲也(26)が4月26日の名古屋戦(アウェー)以来となる先発で勝利を飾った。不調と左ふくらはぎ肉離れで試合から遠ざかっていた。GK飯倉の出場停止もあって巡ってきたチャンス。1失点はしたものの、後半は鹿島の猛攻を防いだ。「使ってくれた監督やコーチの期待を裏切りたくなかった。どん底まで落ちて、もう失うものはないと開き直ったのがよかったのかもしれない」。7月に第1子の長女が誕生しており、先制点を挙げたFW坂田が榎本のために「ゆりかごダンス」をしてくれた。榎本は「うれしかった。でも、その直後に失点しちゃったね。とにかく勝ててよかったし、次も勝ち続けたい」と笑顔で振り返っていた。
今季初先発の横浜GK秋元陽太(22)が、3失点を喫した。飯倉がナビスコ杯の準決勝川崎F戦(ホーム)で相手選手を突き飛ばすなどして6試合の出場停止処分を受け、チャンスが巡ってきた。だが、厳しい結果に秋元は「いろいろ考えすぎてしまった。焦ってしまったし、自分の弱い部分が出てしまったと思う。自分のペースでプレーできなかったことが悔しい。この経験を無駄にしないよう、また頑張るしかない」と語った。ただ、ベテランMF松田は「陽太はよくやっていたと思う。失点はチーム全体の責任。みんなで切り替えてやっていく」と、かばっていた。
横浜木村浩吉監督(48)が、GK飯倉大樹(23)を激励した。6日のナビスコ杯準決勝、川崎F戦で暴力行為により退場処分を受けた飯倉は、11日の規律委員会に呼ばれており、ここで出場停止などの処分を受ける。木村監督は「行為は肯定できないけど、この経験を生かしてほしい。まだ(23歳と)若いし、切り替えてやってくれると思う」と語った。12日の広島戦(アウェー)のGKは、左太もも肉離れから復帰の榎本と、練習で状態のいい秋元で競う。
横浜は、GK飯倉大樹(23)の退場処分が痛かった。1点リードの後半42分、笛が鳴った後も攻撃してきた川崎FのFWジュニーニョを倒しレッドカード。交代枠を使い切った後のため、MF水沼がGKを務める非常事態。ロスタイムに同点とされ、決勝進出は果たせなかった。猛攻撃をかけていた時間帯の退場とあり、木村監督は「これからという時の退場は痛かった」。飯倉は試合後「いけいけムードに水を差してしまった」と反省しきりだった。
横浜には痛い敗戦となった。前半8本、後半16本と計24本のシュートを放ちながら無得点。5本のシュートを放ったFW山瀬は「チームとして1点を返したい気持ちが強く、焦りではないけど、悪い意味で前がかりになってしまった」と振り返った。6日に第2戦(ホーム)が控えているとあり「高いレベルの相手には、1発では相手のウラは取れない。一つ先を見越した動きをしていかないといけない」と修正点を口にしていた。
横浜木村浩吉監督(48)が1日、カウンター狙いを宣言した。2日、ナビスコ杯の準決勝で対戦する川崎Fについて「攻撃力のあるチームだが、前の選手にそれほど守備の意識は強くない。じっくり守ってボールを奪えば、ビッグチャンスになる」と語った。準々決勝のG大阪戦でも同様のイメージで戦った。「リーグ戦では思うように勝てていないだけに、この大会にかける思いは選手もボクも強い」と意気込んでいた。
横浜のベテランMF松田直樹(32)が、若手のミスをかばった。初スタメンで起用されたMF田代のミスからPKを与えて失点した。松田は「オレと小椋でもっと声を出してリードしなければいけなかった」と自らの反省点を口にした後で「田代はいい経験になったはず。オレも若手のころ、ああいうミスを何度もしたし、成長の糧にした。この経験は田代にとって大きいと思うし、彼が成長すればチームにとっても大きい」と前向きに受け止めた。9月2日にはナビスコ杯の準決勝、川崎F戦があるだけに「ボンバー(中沢)は代表で抜けるけど、彼の分まで頑張って決勝進出を果たしたい」と話していた。
横浜FW山瀬功治(28)が、驚きの声を上げた。1点リードで迎えた後半13分、ドリブルで競り合った際、故意の転倒としてイエローカードを出された。山瀬は前半30分にもラフプレーで警告を受けており、2枚目で退場となった。試合後、山瀬は「ボクは何も言わない。だれが見ても(故意でないと)分かるはずだから」と憤り、木村監督は「今まで会見で審判に文句を言ったことはないが、今日は非常に腹立たしい」と怒った。

 試合後、フロント陣は福島マッチコミッショナーに、山瀬が退場となった判定について異議を申し立てた。松本チーム統括本部長は「ビデオを見ても明らかに相手に倒されている」。後日Jリーグへ意見書も提出することになった。後味の悪い引き分けだが、次節へつなげるしかない。

横浜のルーキーFW渡辺千真(23)が、チームに「初勝利」を呼び込んだ。前半11分。左CKからFW兵藤がゴール前に上げたボールを、頭でたたき込んで先制点を挙げた。この1点を守り切り、リーグ戦では10試合目にして大宮から初勝利を奪った。「未勝利は聞いていましたけど(1年目の)ボクとしたら苦手意識はありませんからね」。渡辺は笑顔で振り返った。

 チームにとってCKからの得点は3月7日の開幕戦以来となる。今月上旬にあった2週間の中断期には、紅白戦を途中で止めて何度もCKを繰り返す場面があった。この日の試合前には松永GKコーチが、CK時の相手の動きを分析し、攻撃陣の位置を再確認していた。チームの課題を克服しての得点は、大きな収穫。キッカーを務めたFW兵藤が言う。「セットプレーで得点できれば、もっと余裕を持って戦えるし、悪いなりに勝てる試合が多くなる。キックの精度を高め、もっと得点できるようにしたい」。

 木村監督は「今日の試合を見ても(大宮との)相性は悪いのかなと思うけど、何とか勝ち切ったのは大きい」と話した。まだ10位に低迷も、7勝8分け7敗と勝率5割に戻した。ここから上位を狙っていきたい。
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