中沢けがなくドイツ目指す

横浜Ｍの日本代表ＤＦ中沢佑二（２７）が１６日、Ｗ杯イヤーの今季に肉体改造に着手することを掲げた。同日、ＴＢＳの朝の情報番組「はなまるマーケット」に生出演後、「今年はやり方を変えた。自分の経験から判断した」と新たな調整法で備えることを明かした。

　目指すは切れがあり、けがに強い体づくり。腰やひざに古傷を抱えることから、負荷の大きい筋力トレを回避。負荷の小さいものを数多く、かつスピーディーにこなすことを決めた。また、例年以上に走り込みも実施。年明けから約１時間のジョギングを欠かしていない。「重い筋肉はつけない。今年はけがなく、万全な体調でやりたい。それだけです」と中沢。すでに今オフ中に３キロ減の７６キロと体を絞り込んでいる。

　番組中、結婚生活に関し「１か月の小遣いは５万円。僕の年収６０万なんで。物欲がない」と話し、推定年俸９０００万円にもかかわらず堅実な一面も披露。今後は１８日からチームと共に本格始動する