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俊輔の晴れ姿を期待してチケットを買ったファンもいたかもしれない。しかし、横浜Mイレブンは「俊輔がいれば」という思いをかき消すような好試合を披露した。雨が降りしきる中、4万人を超える観客が詰め掛けた日産スタジアムで、後半14分にFW渡辺、同20分にはFW山瀬が立て続けにゴール。浦和を2―0と粉砕した。

 交渉が順調に進んでいれば、俊輔の復帰戦となっていたはずの試合。この日は横浜開港150周年を記念して製作された青と白の横じまのユニホームを着用したが、デザインは俊輔が所属したセルティックのものと酷似しており、本来なら“俊輔祭り”として位置付けられた試合だった。しかし、そんな環境にも集中力を切らさず浦和を圧倒。DF松田は「みんなプロとしてプライドを持っている」と胸を張った。

木村浩吉監督(47)も期待していた俊輔の獲得が不調に終わる中、冷静に戦略を練った。試合前には「後半残り20分になると浦和はバタッと足が止まる」と伝達。その指示通り、チームは序盤の猛攻をしのいで徐々に試合を支配した。終盤には4バックから3バックに変え、完封勝ちを収めた。

 俊輔の加入は実現しなかったが、チーム力は確実に向上。渡辺はこの日の得点でリーグ6得点となり、俊輔やFW高原(浦和)が新人時代に記録した5得点を上回った。「まだまだ取れるでしょ」と言う渡辺を筆頭に、若手は着実な成長を見せている。

 これで8位に浮上。「うまくチームがかみ合っているし、1試合、1試合戦っていくだけ」と山瀬は言う。クラブ首脳の失態で俊輔獲得に失敗したが、現場は一丸となって上位進出を目指す。
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