横浜Ｍ情報漏らさん

横浜Ｍが２１日の大分戦（アウエー）に向け、情報流出を阻止する。昨季まで大分に所属したＭＦ吉田は１９日、相手のシャムスカ監督（４０）が選手の人脈を活用して、故障者やスタメンなどを分析していることを指摘。古巣の情報収集を警戒した。

　「シャムスカは選手からも相手の情報を得ていた。試合の１週間前くらいからミーティングで『情報のある人はいるか？』と聞いていた」と吉田。手の内を明かさないためにも、「なるべくサッカーの話をしないようにする」と独自の対策を掲げた。

　現在チームは３連勝で首位に立つが、油断は禁物だ。大分には昨年１０月に０―３で完敗。前節にはＧ大阪も破っており、岡田武史監督（４９）も「（大分は）本当に素晴らしかったね。やりがいがあるよ」と話す。このまま首位を独走するためにも、本番に向けて万全の態勢を敷く。


◆岡ちゃんが王監督祝福

　○…横浜Ｍの岡田武史監督が１９日、ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で決勝進出を果たした日本を祝福した。「韓国には２回負けていたし、１回は勝たないとね」とニッコリ。日本を率いる王貞治監督とは２月の宮崎合宿中に会談するなど、面識がある。「優勝したら何か贈ろうかな」と話していた。