横浜Ｍ水沼“代行”晴れて「監督」契約

横浜Ｍが水沼貴史監督（４６）と「監督」としての正式契約を結んだことが１４日、分かった。先月２４日に岡田武史前監督（５０）の辞任を受け、コーチから監督に昇格した際は、「監督代行」と位置付けられていた。だが、その後リーグ戦を連勝するなど結果を出したことにより、チーム側も高く評価。左伴繁雄社長は９日の川崎戦前に監督として再契約したことを明かし、「このままいけば今季は続けてもらう」と期待を込めた。

　コーチ時代は約１５００万円だった年俸も倍増。チーム関係者によると、契約期間は来年１月末までで、今後５か月間の基本年俸は約１５００万円。日産車も用意される。だが一方で、水沼監督に甘えはない。「僕の中では１戦１戦、というのがある」と話し、常に背水の覚悟で臨む構え。まずは１６日の福岡戦（アウエー）で白星をもぎ取る。（金額は推定）