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この試合で勝てなければ、横浜Mはいつ勝つのか。最高の立ち上がり。開始2分でMF小宮山の左クロスをFW狩野が決めて先制した。前半18分、今度は狩野のFKから日本代表DF中沢がヘッドで加点。同42分、相手のミドルシュートがDFに当たるという不運な形の失点を喫したが、2分後に新人FW渡辺がすかさず奪い返した。役者が得点し、完全にペースを握った。だが、後半に悪夢が待っていた。

 突然の大崩れだった。後半18分、3トップの一角を担っていた山瀬功が交代。攻守に献身的なプレーを見せていたボランチの兵藤が山瀬功の位置に上がった。直後に左サイドを崩され、失点。その後も柏の勢いは増し、FWフランサや途中出場のFWポポらに好機を作られた。最後はポポの強烈ミドルで同点。山瀬功は「内容的には負け試合。ただただ悔しいです」と唇をかみしめた。

 開幕から3試合で勝ち星なしは01年第1ステージ以来、8年ぶり。その01年第1Sには残留争いの末、15位と史上最悪の成績を残した。クラブ関係者は「今日は自滅。結果論だが、いい時にボランチを代えちゃいけない」と分析。一方で木村浩吉監督(47)は「山瀬はドリブルが多くリズムがつかめない感じだった。(交代すれば)中盤をつなげるかな、と。結果を見ると追いつかれたが、采配ミスというより集中力を欠いていたと思う」と振り返った。

 シュートは相手の12本を上回る17本。決定機も多く、4得点以上できたという見方もある。だが、自らバランスを崩し、同点に追いつかれた結果は致命的。復活を目指す名門は、最悪の船出となってしまった。
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