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波に乗りきれないチームを、新鋭MFの右足が救った。前半23分に先制点を許した3分後、狩野が左CKから絶妙なクロスを配給。日本代表DF中沢が中央で競り勝ち、すかさず同点とした。前半終了間際、またもや狩野が右CKからDF栗原の頭にピンポイントクロスを送り、逆転。J2鳥栖の鋭い出足に苦しむ展開を2本のCKが打開した。

 「2つともこの辺に上げれば、と思っていた。中にいる人は強いし、決めてくれる」と狩野。リーグ終了から2週間がたち、チーム全体が思うようにリズムが作れない中で、セットプレーが勝敗の行方を決定づけた。さらに後半ロスタイムには自らの得点でだめ押し。「CK? 何の練習もしていない。健太のボールがいいんでしょう」と木村浩吉監督(47)も目を細めた。

 今季途中から頭角を現した狩野には代表スタッフも注目。来年1月20日のアジア杯予選、イエメン戦の大枠のメンバーにリストアップされた。天皇杯4強進出チームは参加が見送られることが決まっており、この日の勝利でイエメン戦への参加の可能性はなくなったが、天皇杯Vを目指す本人は一切気にしない。「天皇杯で優勝すれば、見てくれると思う」と逆にチームで活躍することでアピールするつもりだ。

 トーナメント方式の大会では苦しい一戦に勝ち切ってこそ、勢いがつく。「まず同点にできるというのが強いチームの証し」と中沢。決勝弾の栗原も「今日はひどい。勝って良かった」と振り返る。J開幕以降、天皇杯で優勝経験のない名門が目指すのは元日進出。狩野は「ここまで来たら気持ちの勝負」と残り2戦の勝利と来季のACL出場権獲得を誓った。
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