忍者ブログ
マリノス記事を日々収集  
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

横浜Mは1点を追う後半38分、途中出場の新人FW斎藤陽介(19)が右足で値千金の同点弾を決めた。

 横浜MのルーキーFWがチームを救った。後半25分から投入された斎藤だ。2度の決定機を外したが、頭を抱える19歳に、3度目のチャンスが訪れた。後半38分、MF河合の右クロスに体ごと突っ込む。DFと競り合いながら、右足を投げ出すと、ボールはゴールに吸い込まれた。

 「このために小さいころからやってきた。1つの夢がかなった」と斎藤。公式戦2試合目の出場で、プロ初ゴール。しかも、値千金の同点弾だ。入団した年の公式戦9戦目のゴールは、田原豊(現京都)の8試合に次ぐクラブ史上2番目に早い記録。早野宏史監督(51)も「よくやってくれた。今後につながる」と目を細めた。

 デビュー戦となった3月17日の神戸戦では、GK榎本が退場するアクシデントがあり、前半37分にGK高桑と交代。両親や関係者を招待していたが、不完全燃焼に終わり、その後の試合でもベンチ外が続いた。それでも、「あんなに早く出れるなんて正直ラッキー」と前向きにとらえ、前向きに努力。そんな姿勢が再び出番を引き寄せた。

 横浜Mの下部組織で育ち、幼少からピアノの英才教育も受けたという異色の存在。この日の活躍でようやくプロとして本格的に歩き出した。この日もスタンドに両親を招待し、その目の前で活躍。最高の親孝行となったはずだ。

 ◆斎藤 陽介(さいとう・ようすけ)1988年4月7日、東京都生まれ。19歳。素早い動き出しと鋭い突破力が魅力のFW。横浜Mにはジュニアユースから入団し、Uー16(16歳以下)日本代表候補にも選出。幼少期から姉、弟の3人兄弟全員でピアノを習っており、チームメートからは「目黒のバッハ」の声も。高2でピアノをやめて以来、サッカー一筋。174センチ、68キロ。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
QRコード
アクセス解析
カウンター
忍者ブログ [PR]
ブログパーツ ブログパーツ レンタルCGI