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延長後半残り4分。ピッチを縦断するG大阪MF寺田のドリブルを、誰も止めることができない。1人少ない状況で戦い続けた横浜Mイレブンは、すでに限界を超えて走っていた。追いすがるDF栗原も、右太もも裏と両ふくらはぎをつった極限状態。最後は相手FWの決勝ゴールをただ見過ごすしかなかった。

 相手をたたえる気にはなれない。中3日で疲労の色濃いG大阪に”世界3位”の面影はなかった。延長前半12分に退場者が出ていなければ、勝っていてもおかしくない試合。しかし、これが現実。DF中沢は「負けは負けとして受け止めなければいけない」と静かに話した。

 出場停止の主将・河合に代わって中盤の底を務めたMF小椋は「ボール回しがうまくて、(守備で)はめにいけなかった」。無得点のまま途中交代のFW兵藤は「強引なところが自分には足りない。そういう部分が多く出たから、交代なんだと思う」。23歳の若武者たちは、それぞれに課題を持ち帰った。

 この日の先発平均年齢は、G大阪の27・6歳に対し、23・8歳と格段に若い。16年ぶりの元日決勝進出を逃しはしたが、横浜Mはこれからのチームだ。この悔しさを、あすの糧に-。木村監督が言う「ちょっとの差」は、必ず埋まるはずだ。
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