忍者ブログ
マリノス記事を日々収集  
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

約1年ぶりとなった2度目のプロの舞台。幸運が、交代出場してわずか2分後にやってきた。坂田からのクロスをF東京GK土肥がこぼす。右足を伸ばし、ちょこんとゴールへころがした。
 「常に結果を出したいと思っていたから、よかった」。2年目のMF狩野健太。久々に表れたニューヒーローに、スタンドは大いに沸いた。
 その優れた攻撃センスを早くから認められ、昨年ルーキーで唯一公式戦を経験した。だが、それはわずか9分間。「勝負の年だと思っている」。見た目は優男風で、女性ファンも多い19歳。闘志を前面に出す方ではないが、他チームで同世代が主力となっていく現状に黙ってはいられない。
 「どこまで出来るか不安だった」と言う岡田監督は、「ここまでやってくれるとは。十分に戦力として使える。頼もしい」と絶賛した。奥と清水が離脱し、層が一気に薄くなった攻撃的MFに頭を悩ませていた監督は、心底うれしそうだ。
 試合後、主力選手たちは声をそろえた。「(同じく2年目で初先発だった天野も含め)若いやつの頑張りに結果で応えたかった」。新風が、リーグで3試合勝ち星なしと沈滞するムードを一気に吹き飛ばした。
(佐藤 将人)

◆久保、2戦連続弾
 久保が8日のリーグ戦に続き2試合連続ゴール。いよいよ調子に乗ってきた。
 後半31分からピッチへ。同44分、GKと1対1になると、「若いやつががんばっていたから、入ったら点を決めてやろうと思っていた」。軽く浮かす技ありのシュートでGKの上を抜いた。坂田の負傷で突然やってきた出番で準備にもたついていると、岡田監督から「何やってんだ。早くしろ」と一喝される一幕も。それでも本人はゴールに機嫌よく「監督は怒りっぽいからなあ」ととぼけていた。

◆上々のプロデビュー
 横浜M2年目のMF天野が上々のプロデビュー。試合後は「本当に気持ちが良かった」と余韻に浸った。
 守備的MFで先発。開始から危なげないプレーぶりを見せた。前半13分には右を駆け上がる田中隼へドンピシャのロングパスを通し、惜しいシュートを演出。前線にも果敢に顔を出して、持ち味の運動量をアピール。「出来は70点くらいかな」と笑った。
 初出場を感じさせぬ落ち着きぶりに、岡田監督も「最低限計算できるとは思っていた」と合格点を出した。

◆坂田肉離れの疑い
 横浜MのFW坂田が右足を痛め、途中交代した。右太もも裏肉離れの疑いがあり、14日にも病院で精密検査を受ける。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
QRコード
アクセス解析
カウンター
忍者ブログ [PR]
ブログパーツ ブログパーツ レンタルCGI