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Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ準決勝第1戦第1日は2日、カシマスタジアムで行われ、横浜Mは4度目の優勝を狙う鹿島に0─1で敗れた。

 アウエーの横浜Mは前半22分、鹿島・フェルナンドのミドルシュートで決勝点を奪われた。第2戦は20日、日産スタジアムで行われる。


激突で側頭部を3針縫ったFW吉田が後半44分までプレー。闘志のこもった後ろ姿でチームを引っ張った。

 問題の場面。「頭を打って、痛みを感じて触ったら血がべったりついた。これは駄目だと思って倒れた。絶対止めてくれると思ったのに」。しかしプレーは続行し、決勝点を奪われた。納得はしていない吉田だが、「それより試合に勝たないと」。包帯をぐるぐる巻きにしながらも、最後までゴールに迫った。

 「まだ0-1でしょ。ホームで勝って絶対決勝に行きたい」。借りはきっちり返すつもりだ。



活力もたらした采配
 いかなる競技にも一方の側に不運と映る判定がある。問題は、その後だ。拘泥し続けるか、気持ちを切り替えてプレーで悔しさを返すか。

 失点シーンがまさにそれだった。前半22分、FW吉田と鹿島DF岩政が激突。頭を打った吉田はピッチに倒れた。頭部のけがはプレーを止めるのが原則。だが岡田主審は続行を指示した。プレー中断をアピールしながら半端なプレーを続けるうちに、ミドルを決められた。水沼監督は試合後、「(負傷が)頭でしたから。流されたのは、非常に残念」と不満を隠そうとはしなかった。

 ただ、実際にハーフタイムで出した指示は「あれは忘れろ」。後半からMF上野に代えてFWの大島を投入。前線の起点を増やすことで選手の目を再びピッチ上へと向けた。前半の倍を数えたシュート数が、その采配(さいはい)がチームに集中力と活力をもたらしたことを物語っている。

 お家の一大事に監督要請を引き受けたOB監督が喫した初黒星。だが主将松田は変化を感じている。「監督が(水沼)貴史さんになって、チーム全体で助け合おうという雰囲気がある」。敗戦を次への糧とする力が戻ったかどうかは、逆転の決勝進出で証明すればいい。
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