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頭突き退場で悔い残す
 芸術的なループシュートで先制点を決めたFW久保だったが、前半26分に相手に頭突きを見舞って退場。悔いの残る試合となった。

 ことの発端は福岡・DF柳楽の執ようなマーク。それにいら立った久保がにらみ合いの末に、ドイツW杯決勝でフランス代表ジダンが見せたような一撃を相手の顔面に入れてしまった。もちろん一発退場。悪質な暴力行為で1試合の出場停止では済まなそう。「もう最悪。ゴールはよかったけど、本当に最悪」としきりに自分を責めていた。
山瀬功が好調をキープ
 MF山瀬功が好調を維持している。

 まず前半14分には久保へ絶妙のスルーパスを通し、先制点をアシスト。さらに後半24分には左MFドゥトラからの浮き球クロスをスライディングで押し込み、だめ押しの3点目を決めた。「あの打ち方しかなかった。ただ自分の得点よりも、苦しい中でチーム全体が守備の意識を高く保って勝てたことがうれしい」といつも通りフォアザチームを強調した。

 故障から復帰してまだ2カ月ばかりだがコンスタントに結果を出している。「今は純粋にサッカーを楽しめている。こんな気分で続けていければ」と上機嫌だった。



坂田らしさ ぎっしり
 前半35分からピッチに入ったFW坂田は「シュートチャンスすらないだろうな」と思っていた。FW久保が退場。1トップの坂田へのフォローはほとんどなかった。「うちは攻める気もあまりなかったからね」

 ただ「あの時だけは、DFがいなかった」と坂田。後半21分、パスを受けると、まずはDFのまたを通す。「バッチリ、狙い通り」。ボールはエンドライン際へ。シュートコースがない。「思い切り打つしかなかった」。強烈な弾道がGK頭上を抜けた。「どこのコースに行ったかもわからないよ」。機嫌がいいのは今季初ゴールというだけが理由ではない。スピードを生かした突破と豪快なシュート。自分らしさがぎっしりつまった一発だったからだ。

 7月、3度の肉離れの末に復帰すると、いきなり日本代表に選ばれた。だが足の付け根を痛めて再び離脱し、この日が3試合ぶりの出場だった。

 歯がゆい日々もこの一発で吹き飛ばした。20日にはナビスコ杯準決勝第2戦が控える。出場停止の久保に代わる坂田に懸かる期待は大きい。「とにかく中途半端なことはしない」。23歳の若武者が本領発揮のときを迎えようとしている。
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