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3連勝はただの勢いではない。立ち会いで先手を取られても、がっぷり四つに組めば最後は寄り切れる。確かな強さが見えた試合だった。
 開幕からの連勝で岡田監督が心配した慢心の気配は、試合前から漂っていたという。案の定、開始1分。FKから森島寛に出会い頭の先制点を食らった。
 その流れを、絶好調のマグロンが変える。12分後、FKからのヘッドで試合を振り出しに戻した。だが、監督の心配は逆に募っていた。「(先制されて引き締まったのが)また、これで大丈夫だろうとなった。こういう試合は非常に難しい」。主将の松田も「今までだったら引き分けか負けだったと思う」と振り返る。
 ただここから昨季との違いを見せた。リスクを負いながらも攻撃の手と、崩しの工夫をやめない。攻勢は後半11分のマグロンの勝ち越し点に実った。「優勝という目標を持って気持ちが重なっている。全員が同じ方向に向いているから勝てた」とマグロン。監督も「うまい試合運びをしてくれた」
 「この勝ちは大きい。ポイント(分岐点)になるね」と松田。これで2年連続年間王者に輝いた2004年以来、630日ぶりに首位に立った。元王者が、少しずつ横綱相撲の取り方を思い出している。

◆止まらない活躍
 マグロンが再び2ゴール。連続得点記録を3戦に伸ばし、通算5点でゴールランキングトップタイに躍り出た。
 まず前半13分にFKから。奥のキックをGKがこぼしたところを、頭で詰めた。さらに後半11分には、スライディングするDFのまたの間を抜く技ありの勝ち越し点。2人の息子の名前を彫った両腕の入れ墨を、スタンドの家族へ誇らしげに掲げた。「最近も点は決めていたけど、今日は特別にうれしかったんだ」。自らの完全復調も感じ取ったようだ。
 止まらない活躍に岡田監督の口調も「満点に近い外国人。ただ、点はシーズンに適当に分けて取ってくれたらいいのにな」と滑らかだった
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