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未来のキーパー
 GK榎本の突然の退場劇に、志願してゴールマウスを守ったのはDF松田だった。

 後半35分、ペナルティーエリア外で榎本がハンドを犯し、得点機会阻止で一発退場。すでに交代枠を使い切っていたため、松田がGKに名乗りを挙げた。闘志を前面にハーフライン付近まで果敢に上がり、前線へボールを放り込んだ。

 得点にはつながらなかったが、観戦した日本代表のオシム監督は「GKがリベロのような動きができれば、攻撃に1枚増やすことができる。きょうの松田は未来のキーパーのようだ」と語った。一方の松田は試合後、沈黙を貫き、悔しさを募らせていた。


理想の展開から暗転
 3年連続の準決勝敗退。全員が敗北のショックに打ちひしがれた。DF那須は目を真っ赤にさせ、FW坂田は沈痛な面持ちで「攻撃的にいった結果。完敗」と言葉少な。サポーターの拍手と「F・マリノス」の掛け声が胸に響いた。

 たった1発が大きな落とし穴になった。前半20分、川崎のDF伊藤が放った同点のミドルシュート。”伏兵”の思わぬ一撃に「あの1点で流れが変わった」と主将の中沢。ショックから立ち直れないまま立て続けに2失点を喫し、坂田のゴールでも挽回できなかった。

 2得点以上の勝利が求められた第2戦。開始早々は出足鋭く、パスがつながる。前半7分、右サイドをえぐったMF清水からのクロスにFW大島が合わせた。「プラン通り。この勢いでいけると思った」と大島。理想的な先制劇からの暗転は、しかし、あまりにも早かった。

 攻めに出て、打ち合った結果の2-4は、力不足の現実を突きつけられたともいえる。中沢は「逃げ道は作りたくない。結果を受け止めて、この状況を全員で打破したい」。残り6試合となったリーグ戦。限られた時間の中で、来季へとつながる答えを見つけなければならない。
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