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「1試合でも多く、このチームで戦っていたい」-。そんな木村浩吉監督の悲痛な思いも届かなかった。リーグ戦、ナビスコ杯に続いて、最後の望みを懸けた天皇杯も川崎の前に4回戦敗退。ことしもまた、名門復権はならなかった。

 リーグ王者も見据える強敵を20本のシュートで押し込みながら、やはり最後の一線が越えられない。「その差は最後の部分なのか、小さな差がいろいろあるのかもしれないが…」(MF松田)。勝ち切れない今季を象徴していると言ってしまえばそれまでだが、気持ちが入っている分、結果の残酷さはより際立つ。

 終盤には栗原、金根煥の両センターバックがそろって前線へ。「指示ではなく、勝ちたいと思う彼らの意思」(木村監督)がさせたパワープレーだったが、それも実らない。後半43、44分と立て続けに放ったシュートは、いずれも枠の左外へと転がった。

 同12分、負傷交代のFW坂田に代わって入っていた山瀬がドリブルで相手DFを抜き去り、エリア内左から強烈なシュートを突き刺した。チームプレーを重視する現体制で、最も不遇をかこった「10番」。圧倒的な個で奪ったゴールがこの日唯一の得点になったのは、皮肉のようにも映った。


☆木村監督
ベスト16で終わり、非常に残念。一つでも上に行きたかったが、これが勝負。残り(リーグ戦)3試合、今年の集大成として、いいゲームで締めくくりたい。

☆松田
楽しんでサッカーをやることを思い出させてくれた浩吉さんのためにも、勝ちたかった。結果がすべて。ショックが大きすぎて、今は次の3試合のことは考えられない。

☆山瀬
(ゴールシーンは)とにかく(ドリブルで)抜くことだけを考えた。取りあえず点が入って良かった。勝つチャンスはあったのにものにできない。今季を象徴している。
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