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●木村浩吉監督(横浜FM):

「前節、1つ空いて天皇杯を川崎Fと戦い、内容的にはさほど見劣りしなかったものの1-2で敗れた。残り3つリーグしかないということで、 プロである以上、最後までサポーターも応援してくれているし、自分のために勝利を目指していきましょうと。天皇杯の敗戦から少し落ち込むところがあるのかと思ったが、今週いつもと変わらない雰囲気でトレーニングできたので、いいゲームが出来るかなと思ったんですけどね。

立ち上がりはアウェイですが、今年やってきた集大成として残り3試合、思い切って戦おうと。アウェイですが、立ち上がりから前からプレスかけてゲームの主導権を握ろうということでスタートして、本当に、立ち上がりすぐ5分くらいで先制することが出来て、追加点も取れて、そのあとですね。ちょっと足が止まる場面もあったんですが、逆に2回ほどビックチャンスがあって、そこで決められなかったのがちょっと痛かった。ただ、前半を1-2で折り返し、内容的には悪くないし、ミス絡みで失点したんですが、もう一度後半の立ち上がりから同じようなイメージでいこう、と。2-1で勝っているけど、別に守り切ろうという話はしていないし、もう1点穫って勝ちに行こうと。

2点目も、どう言えばいいのか、守れたというか。夜露でスリッピーなグラウンドにうまくゴールを弾けずに、小宮山と中沢がちょっと交錯してやられてしまった。ただその後も攻撃の手を緩めることなく戦えたとは思う。相手も残留がかかっているし、アグレッシブにきていたなという印象。ただ失点の場面とか、追加点を奪えないというのが、今年を 象徴していたのかなと思いますね。
ただ本当に選手は最後まで勝利を目指して戦ってくれたと思う。ちょっとボランチのところが、松田、河合のところが運動量が落ちて来たかなということと、長谷川、小椋も調子が悪い訳ではなかったので、うちのボランチのところでセカンドボールを意識しながらどちらか必ず攻撃参加していこうということで投入したんですが、まあ、勝てた試合かなと思います。
神戸まで多くのサポーターがきてくれて応援してくれましたし、残り2試合、最後まで勝利を目指して戦わせたいと思う」

Q:神戸は金南一が入って勢いが出たと思う。彼に対する対策はハーフタイムの中であったのか?
「金南一選手は先発でくるだろうと思っていたのですが…そうではなく、でもうちが早い時間で2点先手をとった中で、出てくると思っていました。ただ対策というのは、先発で出てくると予想してただけに敢えて対策はなかったですね。逆に、うちの修正というところだけだった。
ただ、完全に崩されて点を獲られた訳じゃないが、サッカーというのはミスが重なったり…ただ本当に最後まで神戸の諦めない姿勢というのは見習わないといけないなと思います」


●渡邊千真選手(横浜FM):
「ゴールは狙い通りです。神戸がクロスに対して下がるので、そこはチームとしても意識していて、(田中)裕介がDFラインとGKの間にいいボールをくれたので巧く決められました。
(ルーキー記録を更新したことについて)まだ実感がわかないけど、更新したのは良かった。記録記録って言われ続けていたので、少し落ち着くというかほっとしました。
リーグ戦あと2試合なので、しっかり勝ってファン、サポーターと一緒に喜びたいと思う」
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