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横浜木村浩吉監督(48)が、GK飯倉大樹(23)を激励した。6日のナビスコ杯準決勝、川崎F戦で暴力行為により退場処分を受けた飯倉は、11日の規律委員会に呼ばれており、ここで出場停止などの処分を受ける。木村監督は「行為は肯定できないけど、この経験を生かしてほしい。まだ(23歳と)若いし、切り替えてやってくれると思う」と語った。12日の広島戦(アウェー)のGKは、左太もも肉離れから復帰の榎本と、練習で状態のいい秋元で競う。
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横浜は、GK飯倉大樹(23)の退場処分が痛かった。1点リードの後半42分、笛が鳴った後も攻撃してきた川崎FのFWジュニーニョを倒しレッドカード。交代枠を使い切った後のため、MF水沼がGKを務める非常事態。ロスタイムに同点とされ、決勝進出は果たせなかった。猛攻撃をかけていた時間帯の退場とあり、木村監督は「これからという時の退場は痛かった」。飯倉は試合後「いけいけムードに水を差してしまった」と反省しきりだった。
横浜Mが川崎と1―1で引き分け、2戦合計1―3で敗れた。1点を先行したが後半42分、GK飯倉大樹(23)が川崎FWジュニーニョ(31)に体当たりをくらわし一発退場。数的優位で流れを得ていた時間帯でのプッツン劇で試合をぶち壊した。川崎は07年以来、3度目の決勝進出でJ1初タイトル獲得に王手。F東京は清水を1―0で下し2戦合計3―2で、04年以来2度目の決勝進出を決めた。

 後半41分に事件は起こった。GK飯倉は自陣ゴールマウスからFWジュニーニョを目指して猛ダッシュ。トップスピードに乗った状態で背後から体当たりだ。1分後に主審からレッドカードが出されたが、遅延行為をした相手FWへの怒りはおさまらない。ピッチから引き揚げる際には、叫びながら、なだめるスタッフを振り飛ばすなど大暴れ。試合をぶち壊した。

 第1戦を0―2で落とし、迎えた第2戦。後半23分にDF井川(川崎)が退場し、PKで1点を返した。もう1点取れば同点。数的優位もある。その後、2度決定機を作るなど流れは横浜Mに傾いていた。だが、飯倉の突然の「プッツン」で試合は壊れた。すでに交代枠「3」を使い果たしたため、フィールド選手がGKを行うはめに。最初DF松田が準備したが、ゴール前での空中戦要員がいなくなるため、MF水沼が「生まれて初めて」というGKを臨時で務めた。ロスタイムは異例の7分間。ロスタイム5分にはジュニーニョに簡単にゴールを許し、決勝進出は消えた。

 試合後、冷静さを取り戻した飯倉は「試合に勝ちたい気持ちが先に行ってしまった。試合に水を差してしまった。1分、1秒でも無駄にはしたくなかった。皆さんに、本当に申し訳がない」。ロッカールームではチームメートに涙を流しながら、頭を下げて回ったという。

 プロ入り5年目。今季4月29日のリーグ磐田戦で先発出場したのを機に、守護神の座を得た。23歳と若く、将来が嘱望される。木村監督は「若気の至りというか。本当に退場は痛かった。長いサッカー人生。そういう時に冷静でいられるGKになってほしい」とかばった。この日の失態を、飯倉は成長して返していくしかない。
ナビスコ杯準決勝第2戦(6日、横浜M1-1川崎、日産ス)横浜Mは1-0の後半42分、GK飯倉が川崎FWジュニーニョの遅延行為に怒り、20メートル助走の後に背中から突き飛ばして一発退場。交代枠を使い切っていたため、MF水沼をGKに回して10人で追加点を狙ったが、これがあだとなり、ロスタイムの失点で万事休した。「皆に申し訳ない。1分1秒でもムダにしたくなかった」と飯倉。DF松田は「アイツの必死な気持ちは感動的でもあった」と号泣した飯倉をかばったものの、あまりに痛恨だった。
横浜のGK飯倉が暴走した。後半42分、川崎FのFWジュニーニョが横浜ボールでプレー再開とするところなのにボールを奪ってシュートを放った行為に激高。約30メートルの助走をつけて背後からジュニーニョを突き飛ばして一発退場となった。交代枠を使い切っていたためMF水沼が生涯初のGKに入ったが、ロスタイムの失点で万事休した。

 「試合に勝ちたくて、気持ちが先にいってしまった。水を差してしまった」。試合後、飯倉はロッカー室で涙を流して謝罪。マッチコミッショナーの事情聴取でも素直に非を認めた。

 後半23分にFW山瀬のPKで先制してからは数的優位で押せ押せムードとなり、あと1点取れば2戦合計で同点だったが、乱暴行為ですべて台無し。01年以来8年ぶりの決勝進出を逃しただけでなく、後味の悪いゲームとなった
●木村浩吉監督(横浜FM):

「アウェイで0-2で負けているので攻撃的にいくしかしょうがなかった。中3日でミーティングを含めて選手の気持ちを盛り立て、引っくり返せるよと話して臨んだ。
頭からになるかは分からなかったが、後半勝負になると考えていたので、坂田と山瀬はベンチからのスタートとした。
前半、川崎Fは1戦目と同じような形できたし、ある程度攻撃的にも来てくれたので、こちらとしては願ってもない展開だった。
後半に山瀬と坂田を入れて、もうちょっとサイドから行こうと話した。
後半のいい時間帯に金根煥が間を抜け出してPKを獲得して、そのPKを山瀬も決めてくれた。
これからというところでの飯倉の退場は痛かった。若い選手なので、あの場面で飯倉がジュニーニョに向かって真っすぐ走って来たので、まずいという気がしたのだが、止める術がなかった。
若気の至りというものだろう。長いサッカー人生でこういう経験はあるのだと思う。飯倉だけではなく選手は勝とうと思ってカッカしてしまっている。だから、ああいう形でああいうことをされると、あんな事態を招いてしまうだろう。仕方がない部分はある。
松田がユニフォームを脱いでGKをやろうとしたが、結果的にロスタイムも7分もあったし、非常にもったいないゲームだった。
ただし、いつも言っているが、選手たちは指示通り最後まであきらめずに戦ってくれた。サポーターの方々も久々のタイトルで盛り上がっていた。追いつき逆転できるかとも思ったが・・・。クラブ、サポーター、選手も一生懸命やったが、上に行けなくて申し訳ない。
しかし、ここで切り替えないと。Jリーグもうかうかしていられない。広島戦が待っている。気持ちを切り替えたい。
Jリーグは残り10試合。ヤマザキナビスコカップは獲れなかったけど、気は抜けない。この1週間は気持ちを切り替えさせることに専念したいと思う。
ただJリーグ18クラブの中でベスト4に残れたわけだから、それぐらいの実力はあるというのは素直な実感です」

Q:山瀬と坂田を投入する後半の勝負どころとは、どういう展開をイメージしていたのか。
「中3日で3連戦を戦う中で、誰を使っても遜色はない。ただ川崎Fとの第1戦では、山瀬と坂田を先発させたが足にボールがついていない感じがした。けれども彼ら二人のスピードと強引な突破力は相手にとっては嫌なはず。ただ彼らを試合の頭から使ってやり切れず、後半に体力が落ちていくのは避けたかった。そこで交代で狩野や長谷川を起用しても状況を好転させるのは難しい。
立ち上がりはボールをつなげる選手、ボールを引き出せる選手と金根煥と渡邉を使った。ある程度ターゲットになるだろうと考えた。
前半に1点取れていればもっと楽だったし1-2でも、1-3でよかったが、アウェイでゴールが奪えていたら展開も変わっていただろう。
アウェイの第1戦と今日と、どちらがいいゲーム内容かはビデオを見直してみないと分からない。第1戦の0-2だが内容はそれほど悪くなかった」

Q:先制点が遅かったとは思うが、飯倉選手が退場になるまでは、だいたいゲームプラン通りだったのか。
「もちろんプラン通りのゲームではない。前半に1点が欲しかった。ただ、やろうとしていたことは間違っていなかった。ただどちらかといえば狩野と渡邉にボールが収まっていなかった。彼らがダメだというのではなく、坂田と山瀬を使えば、もっと良くなると考えたから交代した。
後半の早い時間帯での相手の退場はもちろんプランに入ってはいない」

Q:退場になった飯倉選手には、どういう言葉をかけたか。
「飯倉に関しては、ああいう場面で冷静になれるGKでなければといけないと思う。彼にとっても、僕にとっても、サポーターにとっても、クラブにとっても大きな痛手になったわけだが、それを彼一人を責めるわけにはいかない。彼自身が一番反省している。
彼を弁護するわけではないが、彼くらい勝ちたいという気持ちは全員が持っていてくれていたはずだ。
教えるつもりはないが、ジュニーニョのような時間をうまく使うプレーについては選手たちも感じてほしい。
榎本も一度、優勝のかかる大事な試合で退場となって、そこから大きく成長してくれた。長いサッカー人生で二度とやってはいけないことではあるが。
試合後、全員に言ったのは、『胸を張れ』ということ。ベスト4にも進めたし、あそこまで川崎Fを苦しめた。自信を持っていいと。そして切り替えろとも話した。そして飯倉には、『お前が一番切り替えなければいけない』と声をかけた」


●狩野健太選手(横浜FM):
「チャンスはたくさんあったと思う。前半からそれを決めるか、決めないかで大きく変わる。決めないと、こういう結果になってしまう。自分自身、いいパスはあったかもしれないけど、点を決められる場面があった。これが今の実力です」

●水沼宏太選手(横浜FM):
「途中からGKをやったのは、立候補したわけじゃない。俺がやるとは思っていなかった。しかも、点を決められてしまった。自分は疲れていなかったので、フィールドプレーヤーをやりたかった。けれど、チームのためだから仕方ない。何とかして、GKからでも攻撃しようとしたけど、やっぱりあそこからではできない。ほんと悔しいですね。
 GKは初めてやりました。どうしていいかわからなかったけど、とりあえず声を出した。みんな疲れていたから声をかけて、サポートをしてやろうと思った」

●栗原勇蔵選手(横浜FM):
「相手が1人退場して1点を取り、後はゆっくり残り時間で1点取れればという展開だった。まあ、いろいろあり、こういう悔しい結果になった。でも、フロンターレが上回っていたからこういう結果になったと思う。今日だけじゃない。第1戦も負けている。その合計で負けたので、すごく悔しい。
 CKは、いつもボンバー(中澤)を目がけてくるから、あまり自分にはボールが来ない。自分のところに来れば、それなりに当てる自信があった。前半もヘッドで折り返してチャンスを作った。相手には寺田さんとか、代表クラスの選手がいたけど、勝てる自信があるんでね。練習通りできたので、点に繋がらず悔しかった」

●田中裕介選手(横浜FM):
「1ー0という理想的な形で、残り20分を迎えられたので、本当にシナリオ通りだった。相手も1人少なくなったのに。でも、そこから勢いをうまく結果に繋げることができなかったのは、すごく悔しいですね。
自分は個人的に、最後にクロスを上げることができなかった。ちょっとふがいないというか、自分に腹立たしい部分がある。
 本当に、大樹を筆頭にみんな集中していた。ただ、最後の失点は相手の上手さが上だった。それはともかく2点取れなかったことが悔しいです」

●小宮山尊信選手(横浜FM):
「今は悔しい気持ちでいっぱい。だから試合のことは冷静に考えられないです。ただ、もっと冷静に繋いで、サイドチェンジを多くし、もう少しパスを回した方が相手は嫌だったかなと思いましたね。
 うちの金根煥は、相手にとってすごく嫌な存在だったと思う。彼を使うのは一つの手だとは思うけど、そこをいつも狙いつつ、3人目の動きとか、チームとしてのコンビネーションを増やしていかないと。
これからもっともっとレベルを上げていかなければいけない。リーグ戦もこれから強い相手との試合が続く。今日は今日で反省して、次に向いたい」
横浜Mは川崎の倍以上の24本ものシュートを放ったが、決定機を逃して敵地で零敗。中盤を支配し、積極的にミドルシュートも試みたが、日本代表GK川島の代役・杉山の好守に阻まれた。「初めて出るGKは当たると怖い」と前日話していた木村監督は「ウチが当てちゃってた」と苦虫をかんだ。MF兵藤は「『サッカーは2点差が一番逆転が起きる』って言うし、開き直る」と6日の第2戦で3点差以上での大勝を目指す。
横浜は、指揮官の思惑が外れた。攻撃力のある川崎Fに対してカウンターを狙ったが、序盤からボールを持たされる展開になり、木村監督が「やりづらかった」と振り返ったように、前半15分に逆にカウンターから失点。守りを固めた相手に24本のシュートを浴びせながら、ノーゴールに終わった。チーム最多5本のシュートを放ったFW山瀬は「焦りではないが、悪い意味で前がかりになりすぎた」と反省。6日の準々決勝第2戦は攻めまくるしかない状況となった。
ナビスコ杯準決勝第1戦(2日、川崎2-0横浜M、等々力)横浜Mはシュート24本と相手11本の倍以上を放ちながら、無得点で初戦を落とした。最多5本を打ったMF山瀬は「悪い意味で前がかりになった」と渋い表情。01年大会以来8年ぶり2度目の頂点へ前進したかったが、07年大会の同じ準決勝で敗れた川崎相手に再び苦しい展開。FW坂田は「次(6日の第2戦)はいいサッカーとか関係なく点を取らないと」と唇をかんだ。
横浜には痛い敗戦となった。前半8本、後半16本と計24本のシュートを放ちながら無得点。5本のシュートを放ったFW山瀬は「チームとして1点を返したい気持ちが強く、焦りではないけど、悪い意味で前がかりになってしまった」と振り返った。6日に第2戦(ホーム)が控えているとあり「高いレベルの相手には、1発では相手のウラは取れない。一つ先を見越した動きをしていかないといけない」と修正点を口にしていた。
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