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J1第3節第1日(21日、横浜M3-3柏、日産スタジアム)横浜Mは日本代表DF中沢佑二(30)がゴールも、まさかの2連続失点で3-3の引き分け。

 今季初ゴールにも、中沢の表情は厳しかった。前半18分に左FKから“ボンバーヘッド”が炸裂。横浜Mの2点目を奪ったが、「バラバラ。チーム全体のミス」と唇をかんだ。

 一時は3-1の楽勝ムードも、後半18分にMF山瀬功が退くと流れが一変。2連続失点で追いつかれた。木村浩吉監督は「采配ミスというより局面の集中力に欠けた」としたが、スタンドからは「浩吉さん、(試合の)流れしっかり見てよ!」と批判の声も。ブーイングが充満する不穏な空気に包まれた。

 視察した日本代表・岡田監督は古巣の自滅に「何やってんだろうね」と心配そうだ。01年(5戦勝ちなし)以来の開幕3戦勝ちなし。DF松田は「佑二を気持ちよく(代表に)行かせたかった。反省して生かしてもらうしかないね」と中沢の胸中を思いやる。

 「風呂入って寝ろ!」。痛烈なヤジを背に中沢は、「マリノスはホームで勝てなかったけど、代表ではホームで勝ちたい」と南アW杯最終予選・バーレーン戦に視線を向けた
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この試合で勝てなければ、横浜Mはいつ勝つのか。最高の立ち上がり。開始2分でMF小宮山の左クロスをFW狩野が決めて先制した。前半18分、今度は狩野のFKから日本代表DF中沢がヘッドで加点。同42分、相手のミドルシュートがDFに当たるという不運な形の失点を喫したが、2分後に新人FW渡辺がすかさず奪い返した。役者が得点し、完全にペースを握った。だが、後半に悪夢が待っていた。

 突然の大崩れだった。後半18分、3トップの一角を担っていた山瀬功が交代。攻守に献身的なプレーを見せていたボランチの兵藤が山瀬功の位置に上がった。直後に左サイドを崩され、失点。その後も柏の勢いは増し、FWフランサや途中出場のFWポポらに好機を作られた。最後はポポの強烈ミドルで同点。山瀬功は「内容的には負け試合。ただただ悔しいです」と唇をかみしめた。

 開幕から3試合で勝ち星なしは01年第1ステージ以来、8年ぶり。その01年第1Sには残留争いの末、15位と史上最悪の成績を残した。クラブ関係者は「今日は自滅。結果論だが、いい時にボランチを代えちゃいけない」と分析。一方で木村浩吉監督(47)は「山瀬はドリブルが多くリズムがつかめない感じだった。(交代すれば)中盤をつなげるかな、と。結果を見ると追いつかれたが、采配ミスというより集中力を欠いていたと思う」と振り返った。

 シュートは相手の12本を上回る17本。決定機も多く、4得点以上できたという見方もある。だが、自らバランスを崩し、同点に追いつかれた結果は致命的。復活を目指す名門は、最悪の船出となってしまった。
横浜が守りきれない。3-1とリードして前半を終えながら、後半18分にMF山瀬功治(27)が退いたところからリズムが乱れ、2失点して引き分けに終わった。ホーム2試合で何と7失点と、伝統の守備が崩壊している。開幕から3節を終えて白星なしはチーム史上ワーストの13位と低迷した01年以来。優勝奪還を誓ったシーズンは、早くもがけっぷちに立たされた。

 負けに等しい引き分けだった。試合後、本拠地のスタンドにあいさつする選手の表情は硬く、うつむきがちだった。前半を3-1。開始から2分でMF狩野が先取点を奪うなど、終始いいリズムを保っていた。今季初勝利を目前としながら、守り切れなかった。

 選手交代からリズムが乱れた。後半18分、トップ下の山瀬に代えてMF長谷川を投入した。長谷川がボランチに回り、兵藤がトップ下へ上がっていった。

 木村監督 山瀬はドリブルが多く、なかなかリズムを作れていないように感じた。兵藤を上げることでリズムを作りたかった。

 結果は、監督の意図とは反対に出てしまった。前半から握っていた主導権が、スルリと逃げていった。DF中沢が言った。「後半からバランスが崩れてしまった」。一方、同じ時間に交代で入った柏FWポポに同点ゴールを奪われた。結果論だが、はっきりと明暗が分かれる選手交代だった。

 木村監督 アーリア(長谷川)もいいプレーをしたし、采配ミスだとは思わない。

 伝統的に守りが堅いチームで、昨年も順位は9位ながら平均失点は約0・941とリーグ3位だった。今季は3試合で7失点。しかも、ホーム2試合で全失点を喫する異常事態になっている。開幕戦後、選手だけでミーティングを開き守備の意識を確認し合うなど対策を講じ、前節の清水戦、この日も前半はいいリズムだった。しかし、ちょっとした契機から乱れる。チームの若さが、今は悪い方向に出ている。

 修正点について、山瀬が言った。「結果が出ないということは何かがある。偶然ではなく、何かしら理由があるはず。それを考えた方がいい」。原因は何か。対策が遅れるほどに、優勝奪還の目標が遠のいてしまう。
広島に完敗した開幕戦に続き、ホーム2戦目の柏戦でもスタンドからブーイングがわき起こった。横浜は前半で3―1とリードしながら、後半に追いつかれて3―3ドロー。観戦に訪れた日本代表の岡田監督は「(横浜は)前半良かったのに何やってるんだろうね」と失笑し、客席からは「(木村)浩吉さ~ん、流れ読んでよ!」と木村監督の采配に対する厳しいヤジが飛んだ。

 前半は優勢に試合を進めた。ところが、後半18分に木村監督が「中盤をつなげるように」とMF山瀬功を下げMF長谷川を投入。ボランチで守備に奮闘していた兵藤を攻撃的な位置に上げ長谷川をボランチに置いてから、守備が混乱し劣勢へと一変した。だが、指揮官は「采配ミスというより局面の集中力に欠ける」と選手のミスを敗因に挙げた。

 現在2分け1敗と勝ち星なし。前半18分にヘッドで今季初得点を決めた中沢は「若い選手も多いしバタバタになった。1点を守りきる本来のマリノスの姿を出せてない」と険しい表情。28日にW杯アジア最終予選バーレーン戦を控えるだけに「マリノスはホームで勝ててないけど代表ではホームで勝ちたい」と自分に言い聞かせるように話した。
●木村浩吉監督(横浜FM):

「開幕戦があまりいい出来でなくやられたので、2節で相手のサッカーうんぬんよりもまず自分たちのサッカーをやろうと話した。エスパルス戦は完璧ではないが、徐々にウチのサッカーができていた。ホームでの2戦目なので、今日はもちろん勝ちにいこうとスタートした。

入りは非常によく、2分で点が取れた。広島戦のように守備的になるなという話をベンチからした。CKから2点目も取れた。不運な失点があったが、その直後に渡邉が決めてくれて3-1で前半を終了した。

ハーフタイムでは、『守りに入るな。もう1点で決まる、もう1点取る気持ちで積極的に行こう』と話した。後半の立ち上がりも悪くなかったが、徐々に相手が前残りになるのに対して、守備的になるというわけではなかったのだが、選手の気持ちの中にそういう部分が少しあったのかも知れない。残り5分を切って、サイドにボールを持って行けという指示を出そうとしたときにポポに決められてしまった。

もったいない引き分けだった。ただ選手は、毎回言うように指示どおりに動いてくれたので、選手に非はないと思う。1-0で勝とうというサッカーはしていない。そのとおりに選手はやってくれた。僕は、サッカーはリズム取りのゲームだと思っている。リズムの悪い時間帯には、全員で守備をしなけれないけない。そういう意思統一をもう一度していければ、もっといいサッカーができる」

Q.リードしている場面で、ポポと長谷川がほぼ同時に代わる展開になったが。
「山瀬功が、ちょっとドリブルが多くリズムがつかめないような感じだったので、もっと中盤をつなげるようにしたかった。ポポに対して代えてわけではない。局面局面の集中力が欠けたのではないか。結果論だが・・・。長谷川自体は悪くなかった」

Q.選手交代してからリズムが悪くなったようにも見受けられたが。
「守り切ろうという気持ちが選手にあったのではないか。残り5分を切ったら、そういう指示を出そうかなと思っていた矢先に同点に追いつかれてしまった。ただベンチから指示を出しても、すぐに選手に浸透するというわけにはいかない。まだ3節、内容は、1戦目より2戦目、2戦目より3戦目と良くなってきている。ただ、前からプレスが掛からないとズルズル引いてしまっていいことがないので、そのあたりも、もう一度徹底していこうと思う」

●松田直樹選手(横浜FM):
「最後のポポのシュートをテツがスーパーセーブしなかったら厳しかった。引き分けだけど、負け試合だと思っている。しかも3点取られてしまってというのは、ひどい。後半は、みんなのバランスが悪くなった。2点目を取られてからフランサをフリーにさせてしまった。そこがポイントだった」

●狩野健太選手(横浜FM):
「攻撃の形はできていたと思う。勝てた試合なのに、もったいない。点も取れているけど、その後の勝っている状況でバタバタしてしまった。後半は間延びしてしまった。下がったほうがいいのか、上がったほうがいいのか、迷った。それでセカンドボールを拾われて、勝っていたのに自分たちからバタバタした感じ。ヘッディングで点を決められたのは、前にいたディフェンダーがかぶったから。ラッキーでした」

●水沼宏太選手(横浜FM):
「残念です。もう少し出場時間が欲しかったというのはあったけど、結果を残さないと。点を決めないといけないし、点に繋がるプレーをしたかった。自分が途中出場した時は、ちょうど点を決められた時で、あまり雰囲気は良くなかった。でも、そういう時こそ、流れを変えるという仕事をしっかりやることが大事になる」
横浜は今季初勝利へ向け、イメージトレーニングを行った。18日の練習前、チーム状態がよかった昨年終盤の千葉戦(3-0)、浦和戦(6-1)などのビデオ映像を見た。ゴールのシーンではなく、攻守の切り替えなどチャンスメークの映像が中心だった。木村浩吉監督(47)は「いいイメージを持たせたかった。迷いをぬぐい去らないといけない」。直後のミニゲームなど練習を見て「早速、成果が出てきていると思う」と話していた。
“洗脳ビデオ”で流れを引き寄せる。横浜は開幕から2戦1分け1敗と勝ち星なし。木村監督は昨季終盤戦の勢いを取り戻すため、練習前に昨季の千葉戦、浦和戦とともに快勝した試合のビデオを見せた。良いイメージを植え付けるためで「悪いときにどうのこうの言うより、逆転の発想で、いいときに悪いところを修正したい」と説明した。
かつてミスター・マリノスの愛称で親しまれた柏の井原正巳ヘッドコーチ(41)が、21日に対戦する古巣の情報を遮断する。チームメートだった松田の癖を熟知し、調べようと思えば、練習内容まで入手可能だが、あえて情報を封印する。井原コーチは「相手はマリノスだけではない。選手に情報を入れてその試合に勝ったとしても次に続かない。シーズンは長いから」と、普段通りの体制で臨む。
横浜Mの日本代表DF中沢佑二(31)がビジネスマン向けバッグのプロデュースを手掛けたことが17日、分かった。全日空が機内販売用に製作するバッグの企画・考案を中沢に依頼。昨秋からコンセプトやデザインをすり合わせ、ようやく完成にこぎ着けた。「こういう体験は初めて。ヒットしてくれればいいですね」と笑顔を浮かべた。

 バッグは5月から2か月間、全日空の国内線で販売される。過去にもモデルの蛯原友里さんや俳優の石坂浩二ら著名人とのコラボ商品を送り出してきたが、スポーツ選手との企画は初めて。横浜Mや日本代表などで遠征が多い中沢が日ごろから活用するバッグを一から考案し、商品化した。

 最もこだわったのは色と機能性。長年愛用するプーマ社製のスパイクのカラーでもある黒と黄の組み合わせを採用し、DVDや書籍、ノートパソコンも納められるようにデザインした。「僕が使いやすいと思うものを考えて、デザイナーさんや全日空の人がいろいろと付け加えて完成した。みんなの合作」と説明した。

 当初は3月発売の予定だったが、本人の「中途半端で出したくない」という思いもあり、2か月延期。納得いく作品に仕上がった。「まだ手元には来てないけど、これから遠征にも絶対に持っていきます」と“初プロデュース”作品の手応えを口にした。
柏・井原ヘッドコーチが打倒・古巣で今季初勝利へ導く。前身の日産自動車時代を含め10年間在籍した横浜Mと21日に対戦。現役時代にともにプレーしたのはDF松田らわずかだが17日、「顔ぶれは変わったけど、相変わらず守備が堅い」と話し、選手に古巣の情報を伝えていく。高橋監督も横浜Mでユース監督など4年間務めており、井原コーチは「高橋監督の初勝利としたい」と意気込んだ。

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