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●栗原 勇蔵選手
「最後の練習は相手のフォーメーション次第でウチのフォーメーションを切り替えて、ポジションチェンジをしたりという形だった。ビブスの色が自分だけ違ったのはどうしてか分からない。1トップの時はセンターバック2人でついて、相手が2トップの時は3人で2人を見るとか、サイドに開いている人の対応とか・・・。試合に向けては出発前にミーティングをやったけど、どういう形で対応すればいいか分からないという意見が出た。闘莉王が『こっちが3バックなのか4バックなのかも分からないからどうすればいいのか』と。そしたら監督は『相手に合わせる可能性があるし、臨機応変にやれ』といった。相手のフォーメーションが2種類くらい書いてあって、『これに合わせてどう動くのか』と逆に(監督から)質問された。書いてあったのは4-1-4-1と、4-3-2-1だったと思う。監督は『誰がどこをやってもいいように準備しておけ』とだけ言っていた。トリニダードトバゴはセンターバックの2人が強くてでかいんで、サイドに開いてデカイDFを引き出したりとか、そういうことをやればいいと思う」

●山瀬 功治選手
「頭を使うトレーニング。体だけじゃない。やってて面白い。昨日の練習で違った色のビブスをつけていたのは、フリーマンの役割。取ったらどちらに攻めてもよかった。パスをもらう前からどっちが有利か考えながらやった。
(手ごたえ?) 自分でできることを精一杯やったつもり。この短い合宿で何をするか、チームの方向付けが分かった。監督の目指すサッカーを選手の間で理解して表現できればいい。考えるサッカーとは何か、どういう形なら有利になるかということ。攻めでも守りでもそうだし、数的有利だったり、不利だったりと、90分間常に考えて整理できるサッカーをしないといけない。ボードの上で理解するのは簡単だけど、実際には相手がいる。どういう状況でも対応できる週間を身につければ、試合でも自然と出ると思う」
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