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●木村浩吉監督(横浜FM):
「残り8試合、前節首位のアントラーズに、あまり内容はよくなかったが、後半守り切って2対1で勝てた。今年、幸か不幸か、幸の方は連敗がないこと、逆に不幸の方は連勝が1回だけなので、選手たちにはそこのところが上位に行けない要因だよと。あともうひとつあるのがアウェイで勝てないと。ホーム、アウェイ、ホーム、アウェイと大体交互に来るので、アウェイで勝てないと連勝はできない。今日は本当にサポーターもいっぱい入るだろうし、そういうなかでまずは多少押し込まれる場面があっても、連勝して横浜に帰ろうということでスタートした。ナビスコカップの準決勝で上に進めなかったが、ここからは1週間に1試合なので、かなりいい準備ができる。レッズさんと前回ナビスコで当たったときはかなりショートパスが多いかなと思ったが、ここ数試合はカウンターも浸透していた。逆に言ったら、ボールを取られた時点から一応守備はするが、それは遅らせるという意味での守備で、まずは遅らせて自陣に戻ろうと。逆にうちがショートカウンターでたぶんチャンスが来ると思うので、それをねらっていきなさいと。立ち上がり、すぐにCKから中澤佑二がこぼれ球を決めて、いい入り方ができた。そのあと、サイドを割られて追い付かれたが、前半の終了間際の追加点が大きかったかなと。
ハーフタイムには、全体的には悪くないので続けようと。後半30分までは同じ形で徹底してやろうと。ただ、相手も1点ビハインドの状況だったので、カウンターでまたチャンスが来るだろうと。河合からのスルーパスからの渡邉千真の左足のシュートが入っていればもっと楽だったかなと思うが、あと残り15分、疲れが見えてきた長谷川アーリア、狩野健太、ワイドの選手は結構運動量が求められるので、たぶんあそこはバテてくるだろうなと。ここのところずっと使っているが、守備要員というか、守備の要として金井や田代をクローザーとして起用した。あと渡邉千真と坂田のどちらかを代えて1点差を守り切ろうと思ったが、残り5分なので、金根煥の方がチャンスが来るかなということで代えた。後半はねらいどおりだった。レッズさんも最後蹴り込んで来る形になったし、うちのDFラインも最後は上がっていなかったので、そんなに怖い場面はなかった。でも、今選手たちがクールダウンしながら話していたが、最後のロスタイムの闘莉王のシュートの場面は、ああいうのは逆に当たってコースが変わって入っちゃったりするんだよねと笑っていた。2回目になるが、連勝できてよかったなと。まだ中断で混戦なので、あと7試合、できるだけ勝ち星を拾ってひとつでも順位を上げていきたい」
Q:攻撃の意識が強かったが?
「立ち上がりのところは、相手が4枚で、山田暢、細貝の両サイドが高い位置を取るので、坂田と千真(渡邉)には真ん中から、特に山田の裏をどんどんねらえという話はしていた。それが受け手と出し手のタイミングがうまく合った。なかなか通らなかっただけで、ああいう形は結構ある。出し手と受け手のタイミングが合っている場面は多かったかなと。裏を突けという話はあった。そんなに相手のラインが深くはないので、ショートカウンターで結構いけるだろうと。ビッグではないが、裏に抜けることでそういうチャンスはできていた」
Q:前半と後半の守備の内容について
「今、やり方的には4バックは横並びの4枚というイメージ。ただ、攻撃になったら長谷川アーリアと狩野健太がサイドに張っていても全然面白くないので、攻撃に入ったらボックスの形になりなさいと。その(中盤)4枚(DF)4枚が並んでいればそんなに相手にスペースは与えないし、それはトレーニングで徹底してやった。なかなか90分を通してはその形にはならない。逆にミスが起きてカウンターを食らうときだってあるだろうし、でも全体的な意識としては4枚4枚と。そういうところがかなりできていたかなと。攻撃になったときにボックスになる分、狩野健太と長谷川の戻りが遅れてくるときが、ちょっとピンチかなということ。後半は1点を守り切れというのは、残り15分からだが、選手の意識として守ってカウンターでいいだろうという意識が強かったと思うので、みんなほとんどの選手は守備から入っていた」
Q:終盤に得点を取りにいく意識が欲しかったのか?
「僕の本意としては、点を取りにいきたい。ただ選手の意識としては、1点勝っている分、守備から入ったんじゃないのかなと。ハーフタイムには『もう1点取ったら勝てるぞ』と選手を送り出した。
前節のアントラーズ戦は、後半はほとんど守りっぱなしだったが、あのイメージは僕のなかにはない。ただ、選手は守備の意識が今日も強かったかなと。ただ、今日は逆にカウンターからチャンスがあったので、その辺のところは凄いもったいないなという感じはする。もう少し順位が中位にいたり、上にいたら、もっと攻撃的なサッカーができたんじゃないかなと。降格圏内とか、そういう話は1回もしたことはないが、多少選手のなかにはあるのかもしれない。僕の本意としてはもうちょっと行って欲しいなというのはある」
●狩野健太選手(横浜FM):
「やることがハッキリしてきた。今日は外に出してから行こうというのをねらっていた。(外に出すというのは)相手を外に出させて仕掛けようということ。それが見事にはまった。コミ君(小宮山)も行ってくれるのでやりやすい。勝って結果も出せたので次につながると思う。取り敢えず結果を残せたことがよかった」
●河合竜二選手(横浜FM):
「相手の時間帯もあったが、その相手の時間帯で失点をしないことが重要。相手の流れを、自分たちの流れに持っていけるようにすることが大事だった」
●松田直樹選手(横浜FM):
「4-4-2にしてから、ブロックを作ろうというのは選手間で言っていた。そのなかでできない部分もあるが、それをカバーはできている。(チームとしてレッズの選手を狩野が外に追いやって奪うというのをねらっていたが)健太(狩野)に関しては、前半に守備のリスクもあったが、あいつに守備を期待するのはよくないし、このところしっかりと守ってくれている。FWふたりが溜めを作ってくれるし、途中から出てきたふたりも頑張ってくれている。アーリアとかも結果を出しているし、あとは宏太(水沼)とかまだ結果が出ていない選手が頑張ってくれれば。結果を出してくれることが楽しみ。チームの雰囲気はいい。監督からは、自分がほかの選手に厳しく言うとベテランだからみんなが萎縮してよくないと普段から言われているし、楽しくやれと言われている。自分は楽しくのびのびやれている」
「残り8試合、前節首位のアントラーズに、あまり内容はよくなかったが、後半守り切って2対1で勝てた。今年、幸か不幸か、幸の方は連敗がないこと、逆に不幸の方は連勝が1回だけなので、選手たちにはそこのところが上位に行けない要因だよと。あともうひとつあるのがアウェイで勝てないと。ホーム、アウェイ、ホーム、アウェイと大体交互に来るので、アウェイで勝てないと連勝はできない。今日は本当にサポーターもいっぱい入るだろうし、そういうなかでまずは多少押し込まれる場面があっても、連勝して横浜に帰ろうということでスタートした。ナビスコカップの準決勝で上に進めなかったが、ここからは1週間に1試合なので、かなりいい準備ができる。レッズさんと前回ナビスコで当たったときはかなりショートパスが多いかなと思ったが、ここ数試合はカウンターも浸透していた。逆に言ったら、ボールを取られた時点から一応守備はするが、それは遅らせるという意味での守備で、まずは遅らせて自陣に戻ろうと。逆にうちがショートカウンターでたぶんチャンスが来ると思うので、それをねらっていきなさいと。立ち上がり、すぐにCKから中澤佑二がこぼれ球を決めて、いい入り方ができた。そのあと、サイドを割られて追い付かれたが、前半の終了間際の追加点が大きかったかなと。
ハーフタイムには、全体的には悪くないので続けようと。後半30分までは同じ形で徹底してやろうと。ただ、相手も1点ビハインドの状況だったので、カウンターでまたチャンスが来るだろうと。河合からのスルーパスからの渡邉千真の左足のシュートが入っていればもっと楽だったかなと思うが、あと残り15分、疲れが見えてきた長谷川アーリア、狩野健太、ワイドの選手は結構運動量が求められるので、たぶんあそこはバテてくるだろうなと。ここのところずっと使っているが、守備要員というか、守備の要として金井や田代をクローザーとして起用した。あと渡邉千真と坂田のどちらかを代えて1点差を守り切ろうと思ったが、残り5分なので、金根煥の方がチャンスが来るかなということで代えた。後半はねらいどおりだった。レッズさんも最後蹴り込んで来る形になったし、うちのDFラインも最後は上がっていなかったので、そんなに怖い場面はなかった。でも、今選手たちがクールダウンしながら話していたが、最後のロスタイムの闘莉王のシュートの場面は、ああいうのは逆に当たってコースが変わって入っちゃったりするんだよねと笑っていた。2回目になるが、連勝できてよかったなと。まだ中断で混戦なので、あと7試合、できるだけ勝ち星を拾ってひとつでも順位を上げていきたい」
Q:攻撃の意識が強かったが?
「立ち上がりのところは、相手が4枚で、山田暢、細貝の両サイドが高い位置を取るので、坂田と千真(渡邉)には真ん中から、特に山田の裏をどんどんねらえという話はしていた。それが受け手と出し手のタイミングがうまく合った。なかなか通らなかっただけで、ああいう形は結構ある。出し手と受け手のタイミングが合っている場面は多かったかなと。裏を突けという話はあった。そんなに相手のラインが深くはないので、ショートカウンターで結構いけるだろうと。ビッグではないが、裏に抜けることでそういうチャンスはできていた」
Q:前半と後半の守備の内容について
「今、やり方的には4バックは横並びの4枚というイメージ。ただ、攻撃になったら長谷川アーリアと狩野健太がサイドに張っていても全然面白くないので、攻撃に入ったらボックスの形になりなさいと。その(中盤)4枚(DF)4枚が並んでいればそんなに相手にスペースは与えないし、それはトレーニングで徹底してやった。なかなか90分を通してはその形にはならない。逆にミスが起きてカウンターを食らうときだってあるだろうし、でも全体的な意識としては4枚4枚と。そういうところがかなりできていたかなと。攻撃になったときにボックスになる分、狩野健太と長谷川の戻りが遅れてくるときが、ちょっとピンチかなということ。後半は1点を守り切れというのは、残り15分からだが、選手の意識として守ってカウンターでいいだろうという意識が強かったと思うので、みんなほとんどの選手は守備から入っていた」
Q:終盤に得点を取りにいく意識が欲しかったのか?
「僕の本意としては、点を取りにいきたい。ただ選手の意識としては、1点勝っている分、守備から入ったんじゃないのかなと。ハーフタイムには『もう1点取ったら勝てるぞ』と選手を送り出した。
前節のアントラーズ戦は、後半はほとんど守りっぱなしだったが、あのイメージは僕のなかにはない。ただ、選手は守備の意識が今日も強かったかなと。ただ、今日は逆にカウンターからチャンスがあったので、その辺のところは凄いもったいないなという感じはする。もう少し順位が中位にいたり、上にいたら、もっと攻撃的なサッカーができたんじゃないかなと。降格圏内とか、そういう話は1回もしたことはないが、多少選手のなかにはあるのかもしれない。僕の本意としてはもうちょっと行って欲しいなというのはある」
●狩野健太選手(横浜FM):
「やることがハッキリしてきた。今日は外に出してから行こうというのをねらっていた。(外に出すというのは)相手を外に出させて仕掛けようということ。それが見事にはまった。コミ君(小宮山)も行ってくれるのでやりやすい。勝って結果も出せたので次につながると思う。取り敢えず結果を残せたことがよかった」
●河合竜二選手(横浜FM):
「相手の時間帯もあったが、その相手の時間帯で失点をしないことが重要。相手の流れを、自分たちの流れに持っていけるようにすることが大事だった」
●松田直樹選手(横浜FM):
「4-4-2にしてから、ブロックを作ろうというのは選手間で言っていた。そのなかでできない部分もあるが、それをカバーはできている。(チームとしてレッズの選手を狩野が外に追いやって奪うというのをねらっていたが)健太(狩野)に関しては、前半に守備のリスクもあったが、あいつに守備を期待するのはよくないし、このところしっかりと守ってくれている。FWふたりが溜めを作ってくれるし、途中から出てきたふたりも頑張ってくれている。アーリアとかも結果を出しているし、あとは宏太(水沼)とかまだ結果が出ていない選手が頑張ってくれれば。結果を出してくれることが楽しみ。チームの雰囲気はいい。監督からは、自分がほかの選手に厳しく言うとベテランだからみんなが萎縮してよくないと普段から言われているし、楽しくやれと言われている。自分は楽しくのびのびやれている」
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