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ズドン、ズドン、ズドン、ズッド~ン!! 横浜FCゴールに向けられた花火が打ちやまない。横浜Mが8点爆勝。今季最多、5万3916大観衆が青く染めたスタンド。そのサポーターからの声援は、地鳴りとなってスタジアムを揺らし続けた。

 導火線に火がついたのは前半30分。MF河合の右クロスを相手GKがファンブル。こぼれ球を大島が頭で押し込んだ。98年に横浜F(当時)に入団し、同年3月21日の横浜M戦でデビューした男が、因縁の一戦で先制弾。さらに前半ロスタイムにFW坂田が追加点。後半は面白いように得点を重ねる。大島の3得点を含む6ゴール。磐田のJリーグ記録に1点及ばなかったものの歴代2位タイの8得点で、クラブ記録も更新。7点差勝利は歴代3位タイ、横浜ダービー最大という、歴史的勝利だ。

 「相手に特別な意識はなかったけど、同じ横浜のチームに1回負けてるから、今回は負けられなかった」と、4得点の大島は胸を張った。

 選手、フロントが一体となって結果を出した。9年ぶりのダービーとなった3月の対戦では0-1惜敗。昇格2戦目の横浜FCにJ1初勝利を献上した。その直後からクラブではプロジェクトを立ち上げ、「最後のダービー」と挑発的なポスターを作製。対決ムードを盛り上げた。深夜までビラ配りなどをするスタッフ。「クラブが盛り上げてくれて素晴らしい結果を出せた。また試合を見にいきたいと思ってくれた人もいると思う」とGK榎本。その期待に選手は最高の形で応えた。

 「これが最後の試合なら気持ちよく終われるけど、まだ後半戦は始まったばかり。満足してしまうとマリノスは転がっていってしまうので、気を引き締めて次の試合に臨みたい」と、4戦連続完封を逃した主将の日本代表DF中沢は反省も忘れなかった。一丸となってつかんだ歴史的な勝利。5万3916人は、その瞬間を確かに目撃した。
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