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口火を切ったのはルーキーの渡辺だ。前半2分。DF松田のロングパスをゴール前でMF兵藤が落とし、そのボールを右足ボレーでゴール右上に豪快に叩き込んだ。1年先輩の兵藤とは国見高、早大でもホットラインを結成。渡辺は「兵藤さんが良いボールを落としてくれた。最初だったから、思い切って打った」と笑顔で振り返った。これが横浜のJ1通算900点目となるメモリアルゴールだった。

 それだけでは終わらない。2―0の前半21分には、技ありのループシュートで2点目。頭上高く跳ね上がったDF金根煥のクリアボールを追って前線へ。元日本代表DF宮本を巧みに抑えて、最後は右足インサイドで、飛び出したGKの頭越しに決めて「(DFの前に)うまく体を入れながら打てた。狙いどおりだった」と納得の表情だ。国見時代に出場した全国高校選手権でも得点するなど相性の良いニッパ球で2ゴールをマークした。

 課題の守備でも貢献した。開幕前の合宿から木村監督に「前線から守備をしろ」と言われ続け、日々の練習から意識的に取り組んだ。その成果もあり、この日は後半10分にスライディングで相手ボールをカットするなど奮闘した。この日放ったシュートは両チーム合わせて最多の6本。決定機を逃した場面もあっただけに「あと2つ決定機があった。そこをきっちり決めないと」と渡辺には満足感はなかったが、貢献度はNo・1だ。

 大型新人の活躍で横浜は開幕7戦目にして今季初勝利。リーグ戦5試合出場で4得点。暫定ながら得点ランク1位に並んだ渡辺は「自分がゴールを決めて、チームも勝てたんで凄くうれしい」と満面に笑みを浮かべた。大量5得点で大勝した名門が、大型ストライカーの活躍とともに一気に巻き返しに打って出る。

 ≪山瀬功も奮闘2発≫横浜は、山瀬功も今季初ゴールを含む2得点を決めた。前半18分に中盤からドリブルで切れ込んで右足で豪快に叩き込むと、後半3分には技ありのループシュートで試合を決定づけた。「これで気持ち的にも前向きになれる。いい流れに乗れれば」と次節の鹿島戦を見据えた。
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