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リーグ戦史上3位の6万1246観衆を飲み込んだ日産スタジアムに、若き左サイドのスピードスターが歓喜と悲鳴の渦を巻き起こす。0-0の後半15分、右クロスのこぼれ球を小宮山が右足で押し込んだ。リーグでは03年9月13日以来、1638日ぶりの浦和戦勝利をもたらした。

 「開幕で最高のスタートが切れた。(ゴールの)イメージはボールが来る前からあったんで自然な流れだった」。小宮山は、公式戦34試合目での初ゴールに満面の笑みを浮かべた。

 そんな男の活躍に、視察した日本代表・岡田監督も上機嫌だった。順大在学時の06年に特別指定選手として加入した小宮山の活躍に「オレが獲った選手だから」とニヤリ。昨年5月の代表候補合宿では、視察したオシム前監督からA代表候補に初招集された経験もある。左サイドバックが人材難の岡田ジャパンだけに、26日の南アW杯予選・バーレーン戦での招集の可能性も十分。小宮山自身も「いいパフォーマンスを続けて、チャンスをつかみたい」と意欲を示す。

 桑原新監督の手腕も光った。FWロニー不在を仮定した10人での戦術練習を実施。後半24分、ロニーの退場でそれが現実となったが無失点。様々な状況を想定して練習を行う成果が、いきなり開幕戦で出た形だ。「本当にその通りになって、そんなにやられる気はしなかった」。小宮山も、冷静に対処できた理由に、新監督の危機管理能力を挙げた。

 アジア王者を撃破し、最高の幕開けとなった横浜M。名門復活へ、高らかな汽笛を港町に響かせた。
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