忍者ブログ
マリノス記事を日々収集  
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

横浜は若手を積極起用して新潟に引き分けた。田中隼が今季初めて登録メンバーから外れ、チーム得点王の大島も先発落ち。木村監督は最近4試合負けなしと結果が出ている中で、小椋、山瀬幸を先発に抜てきする賭けに出た。ボールは支配したが、後半24分に小椋が至近距離からのヘディングシュートを外すなど決定力を欠き無得点。流れの中からのゴールが8試合ない非常事態だが、指揮官は「大満足とはいかないが、新しく使った選手もよくやってくれた」と手応えを口にした。
PR
横浜のMF狩野健太(22)が“俊輔仕込み”の直接FKで、大分を首位から引きずり下ろした。後半14分にゴールやや右、約20メートルの位置から右足を振ると、ボールは7人の壁の右を抜けて大きく左にカーブ。「狙い通りの弾道だった」。06年4月15日のG大阪戦以来となるリーグ戦2点目を右隅に沈め、1―0の勝利の立役者となった。

 セルティックの中村とは同じマネジメント会社に所属し、オフには一緒に食事などをする間柄。「蹴り方は違うけど(中村の)ビデオを見て駆け引きなどを参考にしている」と明かした。「俊輔2世」と期待され、05年に静岡学園高から横浜に入団。当時、横浜を指揮して狩野の獲得を熱望したのが現日本代表の岡田監督だった。この日は、その岡田監督が視察する前で結果を出した。

 今季は2月の宮崎合宿で右ひざじん帯を損傷するなど故障に苦しんだが、右足首捻挫の山瀬功の離脱を受けて20日の磐田戦で今季初先発。最近4試合のチームの全得点が狩野のプレースキックから生まれている。チームは最近4戦不敗でJ1残留に大きく前進。復活を期す名門が、ニューヒーローの誕生で上昇気流に乗ってきた。
左ひざ痛で離脱していた横浜DF松田が全体練習に合流した。20日の磐田戦で、古傷の痛みが再発。復帰は早くても10月4日の新潟戦以降とみられていたが、驚異的な回復で27日の大分戦出場を視界にとらえ「ベストの準備をするだけ」と明るい表情を見せた。木村監督は「松田は気持ちが前面に出ていた。あす以降の状態を見て起用法を決めたい」と目を細めていた。
日本代表の岡田監督が、横浜―川崎F戦、千葉―名古屋戦をはしご視察した。10月9日のUAE戦、同15日のW杯最終予選ウズベキスタン戦に向けた合宿には、代表経験のない選手を4人程度招集する方針だけに、若手の動きにも目を光らせた。横浜のトップ下で奮闘した狩野はかつての教え子。「もともとあれぐらいのセンスはある。もっと経験を積んでいけば」と期待を込めていた。
J1第26節第1日は23日、各地で6試合が行われ、横浜のDF中沢佑二(30)が国立競技場で行われた川崎F戦で“全得点”を記録した。前半42分に右CKを頭で合わせて先制点を決めると、後半27分には相手の左CKを頭でクリアしようとしてオウンゴール。それでもチームは1―1で引き分けて13位に浮上し、神奈川ダービーはボンバーヘッドの独り舞台となった。

良くも悪くも存在感は抜群だった。先制弾とオウンゴール。中沢が国立競技場のネットを2度も揺らした。前半42分に狩野の右CKを頭で合わせて今季4点目を決めると、後半27分には相手の左CKをクリアミスしダイビングヘッドで自陣ゴールに突き刺した。「“もう1点取ればハットトリックだったね”と(栗原)勇蔵から言われた。笑えませんね」。試合後は複雑な表情で頭をかいたが、今季26試合27得点と得点力不足に悩むチームでボンバーヘッドの“決定力”は際立っていた。

 もちろん本職の守備でも貢献した。試合開始時のチームのシステムは3バック。3トップの川崎Fに対して最終ラインの人数が同数になるため、中沢は前半途中に木村監督に布陣の変更を申し出た。ハーフタイムに要求が聞き入れられ、後半開始から4バックに変更。経験に裏付けられた冷静な判断が守備に安定感をもたらし、後半35分に小椋が退場して10人になる劣勢もはね返した。視察した日本代表の岡田監督も「オウンゴールは仕方ない。プレーは安定していた」とうなった。

 中沢は昨年9月2日の柏戦でオウンゴールを記録し、チームは0―1で敗戦。1年前の悪夢が頭をよぎる中、後半33分にジュニーニョの突破をスライディングで止めるなど、最後まで集中力を切らさなかった。「今までのオレなら落ち込んでいたけど(オウンゴールで)逆にやる気になった。10人で引き分けたし、相手の方が悔しい気持ちが強いと思う」。貴重な勝ち点1を積み上げ、チームは13位に浮上。大黒柱がフル回転し、トリコロールの名門がJ1残留争いから一歩抜け出した。
横浜MF山瀬功がエースの特権をはく奪された。13日の神戸戦で右足首を捻挫し、15、16日は別メニュー調整。18日から全体練習に合流予定で「試合に出るために休んだ」とJ1残留争いの大一番となる20日の磐田戦出場に意欲を見せた。だが、木村監督は「次は(山瀬功を)先発で使わない。しっかり練習をしている選手が他にたくさんいる。うちは彼のチームではない」と先発起用を見送ることを明言した。7月の監督就任以降、万全でない選手は一貫して先発から外しており、今季リーグ戦全試合にフル出場中の背番号10も特別扱いしない方針だ。
元日本代表で横浜OBの城彰二氏が15位に低迷するチームに厳しいゲキを飛ばした。選手会の要望を受けてJリーグキャリアサポートセンターが実施する「キャリア交流会」の講師としてクラブハウスに招かれたが、引退後の人生設計の話題そっちのけで残留争いを演じるチームを一喝。約1時間、若手の自己主張の必要性などを説き「マリノス愛があるから厳しい話をしました」と古巣の巻き返しを期待した。
汚名返上の一発で横浜が降格圏内から脱出した。後半9分、右CKのこぼれ球をMF小宮山が中央約25メートルから右足で豪快に決めて先制。これが決勝点となり、磐田を抜いて15位に浮上した。小宮山は寝坊で試合前日の23日のミーティングに14分遅刻。10万円の罰金に加え「謝罪の意味で」と丸刈りにした。殊勲のゴールを決めるとイレブンから頭を叩かれて祝福され「切ってよかった」と喜んだ。4月29日の千葉戦以来13試合ぶりの完封勝ちで、4チーム目のホーム通算150勝。小宮山のテカテカ頭と同様に明るい光が見えてきた。
横浜は前半27分にDF中沢のヘッドで挙げた先制点を守りきれず、降格圏脱出を懸けた清水との直接対決を1―1で引き分けた。それでも木村監督は「あれだけ走って、相手は2人足がつったのにうちはつってない。やってることは間違ってない」と強気。ウルグアイ戦に備えて18日に日本代表合宿入りする中沢も「負けなくて良かった。個人的にはいい形で代表に行ける」と前を向いた。
横浜がようやくトンネルを抜けた。リーグ戦は4月29日の千葉戦以来102日ぶりの白星。チームワーストの勝ちなしを10試合で止めた。就任4試合目で初勝利となった木村監督は「長く勝っていないというのはあったが、気にしていなかった」と言いながらも笑顔で喜びに浸った。

 前半31分の先制点は昨季の日本人得点王のFW大島。G大阪とは3日前の6日にナビスコ杯で対戦し、穴を見抜いていた。「ここがあくというのがあった」。MF田中隼の右クロスに対し、ニアにいくと見せかけてファーに回って頭で決めた。同点に追いつかれた4分後の後半12分にはFW坂田が角度のない左サイドからネットを揺らした。「浩吉さん(木村監督)になってから、どんどん打てと言われている。だから楽しんで打たせてもらっている」。積極姿勢が今季初得点&決勝点につながった。

 気温27・5度の中で90分間走り続け、GK榎本は好セーブを連発。チームに一体感が生まれてきた。17日は勝ち点2差の15位・清水との直接対決。トンネルの先に入れ替え戦出場圏内からの脱出が見えてきた。
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
QRコード
アクセス解析
カウンター
忍者ブログ [PR]
ブログパーツ ブログパーツ レンタルCGI