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横浜のFWハーフナーがレンタルでJ2福岡に移籍することが確実になった。坂木強化部長は福岡からオファーがあったことを認めた上で「クラブ間で前向きに話をしている。ウチで(途中出場で)使われるより、スタメンで出た方がいい」と移籍を容認した。この日、契約更改交渉に臨んだハーフナーは「できるだけ出られるように頑張りたい」と新天地に意欲を示していた。
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横浜のDF松田直樹(30)が岡田ジャパンでの日本代表復帰を目標に掲げた。昨年末に右ひざの手術を受けた影響で、今季はリーグ戦わずか8試合の出場。「腐りかけたこともあった」と振り返ったが、03年から3年半、横浜で指導を受け「尊敬する人」と仰ぐ岡田氏が代表監督に復帰することで意識は変わった。「来年は代表を目指す」と日の丸への思いが再びわき上がった様子だ。

 02年のW杯日韓大会をはじめ、代表経験は40試合に及んでいる。05年3月のW杯最終予選を最後に招集は見送られているが、守備重視の岡田サッカーを十二分に理解しているのは大きな強みだ。「岡田さんはJリーグで結果を出せば選んでくれるはず。周りを見返すためにも頑張りたい」。可能性を信じて、ベテランは闘志あふれるプレーでアピールする。
横浜がホーム最終戦を幸運の白星で飾った。0―0で迎えた後半37分、MF河合の放ったミドルシュートが相手に当たって方向を変え、ゴールに吸い込まれた。J1通算100試合出場を自ら祝った河合は「シュートは打ってみなければ分からない。ラッキーでした」。試合後にはセレモニーが行われ、今季限りで辞任する早野監督は「日本人だけで戦って、若い選手も戦っている。来年は成果が出るんじゃないか」と話していた。
ブラジルの地元紙が、横浜が来季の新外国人選手として名門インテルナシオナルのDFカルドゾを獲得したと報じた。31歳のカルドゾは左サイドバックのスペシャリストで、堅守に加え、豊富な運動量を生かしたオーバーラップが持ち味。昨季まで在籍していたDFドゥトラとタイプが似ている。昨年12月のトヨタ・クラブW杯にはレギュラーとして出場し、決勝ではバルセロナを完封してクラブ世界一に貢献している。また、クルゼイロのFWローニーも入団が有力と報じられた。
横浜が数的不利をはね返す逆転勝利で、9月16日のG大阪戦以来、7試合ぶりの勝利を挙げた。1―0の後半21分にペナルティーエリア内でDF栗原がハンドを犯し、一発退場。PKで同点とされると、一時は逆転されたが、35分に大島、39分に田中隼のゴールで逆転した。日本代表DF中沢は「10人で勝ったことが一番の収穫」と話し、オシム監督については「きょうはやめときましょう」とコメントを控えた。
早大主将のMF兵藤慎剛(22)の横浜入りが内定した。浦和、柏からもオファーを受けていたが、11日までに横浜入団の意志を固めた。

 兵藤は長崎の名門・国見高出身で、FC東京のFW平山と同期。3年時は主将として高校総体、国体、高校選手権の3冠に貢献した。05年ワールドユース選手権(現U―20W杯)ではプロに交じって背番号10を託され、主将を務めた。右利きだが左足のキックの精度も高く、早大では主に左MFで起用されている。豊富な運動量、闘志あふれるプレーも魅力で、横浜からは「ウチにはいないタイプ」と即戦力の評価を受けていた。

 11日は関東大学リーグの順大戦にフル出場し、ロスタイムに2点目をアシストして2―0で勝利。首位・明大との勝ち点4差を守り、優勝へ望みをつないだ。リーグ戦が終了後に横浜との正式交渉に入る。
来季の横浜入団が決定している福井・丸岡高のDF梅井が練習に参加。紅白戦では1メートル91の長身を生かしてFW大島に競り勝つなど、潜在能力の高さを見せた。「空中戦には自信があるが(プロは)動きだしが早いので裏を取られてしまう。そこらへんをしっかりしていきたい」。将来を期待される大器の目標はDF中沢。あこがれの選手を目の当たりにしてレベルアップに努める
横浜が、12月のクラブW杯に出場するACミランから練習場の提供要請を受けた。クラブではできる限りの協力をする考えだが、障害になるのがACミランが予定している午前、午後の2部練習。横浜が天皇杯5回戦(12月8日)を突破した場合、終日貸しは不可能だからだ。ACミランは横浜に対してコーチの受け入れプランなどを提示しているが、状況次第では練習時間の見直しや、別の練習場を確保する可能性もある
4日の天皇杯・佐川急便SC戦を前に、横浜・早野監督はいまだにゲームプランを決められないでいる。10月30日の練習で今季初めて3バックの練習を行ったが、31日には再び4バックも試した。試行錯誤の連続だったが、「2日間見て“これ”というものがなかった」と決断に至らず、1日はフォーメーション練習を中止した。2日の練習前に中沢主将、山瀬功副主将と会談を持ち、今後の方針を決めることになった
今季限りで退任する横浜の早野監督が、3バックの導入に着手した。今季就任当初から攻撃サッカーを掲げ「やり続けることが大事」と4バックに固執してきたが、シーズン終盤に来て突然、方向転換した。変更に踏み切った理由はここ数試合、サイド攻撃が思うようにいかなかったから。「サイドバック(田中隼、小宮山)が始めから高い位置にいれば攻撃しやすい」と説明。「余命2カ月でどれだけできるか」。退任は決まっても、チーム力向上のために尽力し続ける構えだ
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