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横浜の日本代表MF田中隼が、オシム監督の申し子になる。10日にチームに合流後、即10分ハーフの紅白戦に出場した。前日9日のトリニダード・トバゴ戦にフル出場した疲れも見せず、ボールを追って走った。ほかの代表組も出場したが、フル出場は田中隼1人。「オシム監督は、合宿中に何度も『休みから学べることはない』と言っていましたし。時間を無駄にはしていられない」と話した。
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心の師の前で、若きFKアーティストが輝いた。後半34分、ゴール正面右寄り約25メートルからのFK。横浜MF狩野は得意の右足を振り抜いた。ボールは弧を描いて、ゴール右隅に突き刺さった。「GKのタイミングを外そうと思った」という駆け引きの妙もあった。相手GKは、反応すらできなかった。

 「見てもらえてよかったです」。岡田監督が「チームで一番」と評価するキッカーにとって、尊敬する中村の前で決めた一撃は特別だった。W杯直後には、帰国中の中村と食事をする機会があった。「緊張してあまり話せなかった。でも今日は、頑張ろうと声を掛け合えた」と笑顔を見せた。試合前には「俊輔さんは上半身の使い方がうまい。壁に立って、蹴り方を間近で見たい」とまで話していた。FKではなかったが、後半17分には中村のCKを頭でクリア。「キュッときましたね」と世界クラスの球筋も体感した。中村の交代で、わずか5分間の対戦だったが、狩野にとって掛け替えのない経験になった。
横浜のFW久保竜彦(30)が2日、右足付け根の痛みを訴え、クラブの全体練習から途中で外れた。チームスタッフによれば、ベンチスタートだった30日の新潟戦前後に、すでに違和感を訴えていたという。3日のセルティックとの親善試合は、検査のため欠場する。その診断結果次第では、9日のトリニダード・トバゴ戦を戦う日本代表入りが、4日のメンバー発表を待たずに絶望的になる。久保はこの日の練習後「痛い。病院に行って、検査してくる」と言い残し、クラブハウスを後にした。また右でん部肉離れが完治したDF中沢も、セルティック戦は大事をとって欠場することになった。
横浜の岡田武史監督(49)が、進退をかけて30日の新潟戦に臨む。戦力が充実した指揮4年目は、開幕4連勝と最高のスタートを切った。だがその後チームは、現在までの11試合で、わずか1勝しか挙げられない大スランプに陥った。26日の磐田戦での1-3の惨敗後には、辞任の可能性をにおわせるようなコメントも。27日の練習後には、進退をかけて3日間でチームを立て直す決意を語った。03、04年にはクラブをJ年間王者に導いた名将が、悲壮な決意を固めた。

 笑顔の口元が、少しだけ引きつっていた。「あと3日間は本当に話さないよ」。冗談めかした言葉に、立て直しにかける岡田監督の決意は隠されていた。新潟戦は、磐田戦から中3日。流れを変えるには、手段は選べない。「たとえば外国人を全部代えるとか、コーチを代えるとか」という過激な言葉も飛び出した。

 さすがの名将も、迷い続けているように見えた。チームはここ11戦で、わずか1勝。今月初旬の北海道合宿でも煮詰めてきた3バックを、J再開後初戦の清水戦で敗れると、あっさりと4バックに変更した。その後もシステムが変更。磐田戦の終盤は4トップにまでした。選手たちからは、戸惑いの声も聞かれた。

 岡田監督は辞任の可能性を磐田戦後ににおわせていた。「正直この試合にかけていたのだが…」。中村取締役も心中を思いやる。「いつもと違う悲愴感が漂っている。あの負けず嫌いが、期するものがあるのは当然」と話す。同取締役は「結果だけで監督を代えはしない」と明言する。一方で「自分から言ってくることはあるかも」と指揮官が自ら退く可能性も挙げた。

 「3年以上は同じチームで指揮は執りたくない」というポリシーを曲げてまで臨んだ、横浜での4年目のシーズン。開幕4連勝で、優勝の期待も高まっていた。まさかの低迷は、采配だけの問題ではないが、責任は感じている。「策は秘密。オレの闘志は衰えないよ」。岡田監督はすべてをかけて新潟戦に臨む。
清水MF藤本淳吾(22)が、世話になった横浜相手に恩返し弾を決める。横浜戦を2日後に控えた清水は17日、非公開で紅白戦。藤本にはオールスター戦の疲労は関係ない。横浜DF栗原勇蔵(22)の存在が気持ちを高ぶらせている。「友人でもあるし楽しみ。小学校から一緒にやってて、同じ舞台に立てるので」と、下部組織時代にともに汗を流した栗原とのピッチでの再会に声を弾ませた。

 中断前の疲労は完全に抜け、状態は上向いている。「見返す感じではないけど点を取るとか結果を出して『頑張っているんだな』と思ってもらえたら」。清水の10番として成長した姿を見せつける。

横浜DF松田が攻め上がるリベロの本領を発揮する。代表監督に内定しているオシム監督は、DFにもリスクを冒しての攻撃参加を求めるが、それ以前から攻撃参加にはこだわりを持ってきた。「最後方なんで、攻撃しやすいスペースが空くのが一番見やすい。ボランチに守備力のある河合も入るし」。中断中の北海道キロロ合宿では、あらためて岡田監督から攻撃参加の指示も出た。後方から一気の攻め上がりで、上位を差し切っての優勝を目指すつもりでいる。
横浜の選手たちが「オシムの言葉」を買いに書店に走る-。

 次期日本代表監督に内定しているオシム氏の半生記がつづられた著書に、みな興味津々の様子だ。DF松田は「本屋をのぞくんですけど、売り切れている」と苦笑い。大幅増刷を報道陣から伝え聞き再度、書店にアタックする。

 MF田中隼も「千葉の選手から聞いて、どんな人か興味がある。今から本屋に行ってきますよ」と言い残して練習場を後にした。

横浜が7日、キロロヤマハリゾートでの北海道キャンプを打ち上げた。フィジカル強化や前半戦の課題を修正し、岡田監督は納得の表情を見せた。「ケガ人は出なかったし、いいキャンプができた。中沢も今日試合に出たし、体調に問題はないだろう」と話した。

 この日、チームは北海道教育大岩見沢と練習試合(30分×2本)を行い、3-1で勝利した。

横浜は26日、横浜市内で記者会見し、若手育成環境の強化を目指し関東学院大(横浜市)と業務提携すると発表した。

 横浜が関東学院大サッカー部強化のため指導者派遣などを行い、関東学院大は横浜でプロに昇格できなかったユース選手6人の推薦入学枠を確保。ラグビー指導の実績を生かし選手を育てる。将来的には総合型スポーツクラブに発展させる構想もあるという。

 横浜の左伴繁雄社長は「可能性のある選手が落ち着いてサッカーをできる環境をつくりたい。また教育機関と連携し幅広く青少年育成に貢献したい」と抱負を語った。

DF中沢は宮本に代わり、主将を担った一戦は惨敗に終わった。「課題と収穫? いっぱいありすぎて分からない」と声を振り絞るのがやっと。試合前のスタジアム内の通路でブラジル留学時代のチームメート、MFジウベルト・シウバと久々の再会も果たした。試合後はユニホーム交換したが、1次リーグ敗退に思い詰めた表情を浮かべていた。
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