中沢が１２日川崎戦で復帰

ドイツＷ杯日本代表ＤＦ中沢佑二（２８）＝横浜Ｍ＝が１２日の川崎戦（等々力）で復帰することが１０日、確実となった。右中殿筋肉離れにより離脱していたが、故障は完治し、練習にも合流。完全非公開で行われた同日の紅白戦でもプレーした。「もう元気です。出場？　それは監督に聞いてください。自分は必死にやるだけ」と意欲を燃やした。

　川崎戦に出場すれば、７月１９日の清水戦以来の実戦復帰となる。離脱期間は約３週間と長期だったが、リハビリにも前向きに取り組み、ドイツＷ杯の疲労も回復。首位・川崎戦での勝利に全力を出し切る準備はできた。

　オシム体制の始動となった９日のトリニダード・トバゴ戦はテレビで観戦。自身、代表からの引退の意思を固めているが、いまだに正式なコメントは控えており「みんな頑張っていた。若い選手が多かったね」と明るく振り返った