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サッカーJ1・横浜Mがスコットランド1部リーグ、セルティックに所属する日本代表MF中村俊輔(29)に対し、獲得オファーを出す方針を固めたことが24日、明らかになった。クラブ幹部によると、スコットランドリーグが終了する来年6月の獲得を目指し、12月にも正式オファーを出す見通し。俊輔サイドも横浜M復帰を最優先に考えており、2002年7月以来となる復帰が決まれば、名門再建の切り札になることは間違いない。

 名門復活を目指す横浜Mが来季、超大型補強に踏み切る。セルティックで活躍中の俊輔にオファーを出す方針を固めたことが分かった。スコットランドリーグが終わる2008年6月の獲得に向け、水面下で準備。クラブ幹部は「6か月前には動かないといけない」とし、12月にも正式オファーを出すことを明かした。

 横浜Mにとって俊輔獲得は単なる思いつきの補強ではない。今年6月、斉藤正治氏(57)が新社長に就任。クラブ再建に向け、長期的かつ段階的な成長を練った。具体的目標として、10年にはホーム試合100万人動員とアジアチャンピオンズリーグ決勝進出、前年の09年にはリーグ優勝を掲げる。それには集客力アップとチーム強化の両輪が不可欠な要素で、名実ともに日本NO1の天才レフティーを補強の目玉としてリストアップ。ベース作りとなる08年のクラブ目標に俊輔獲得を掲げていることからも、横浜Mの本気度が伝わってくる。

 02年7月にセリエA・レッジーナに飛翔(ひしょう)した俊輔の代理人、ロベルト佃氏は本紙の取材に対し、「中村はJリーグに育ててもらった恩義を忘れていない。いずれは欧州で培った経験を日本に還元したいと本気で思っている。マリノスを最優先に考えたいが、それがかなわない場合、どのクラブに復帰するかは将来的なオファー次第」と語った。

 今季終了時でセルティックとの契約は満了となるが、来季1年契約のオプションを保持。今夏、俊輔に対する英強豪トットナムからの700万ポンド(約16億円)の獲得オファーを固辞したセルティック関係者によると、移籍金500万ユーロ(約8億円)が交渉の最低条件となる見込み。それでも、横浜M関係者は「あれだけの選手が日本に戻ってくるときにうちが手を挙げないわけにはいかない。他のクラブのユニホームは着せられない」と強い意気込みを見せる。

 今季、横浜Mは早野宏史監督(51)のもと、ベテランと若手の融合を進め、攻撃的なサッカーへの転換を図った。伝統的に充実する守備陣に加え、観客を魅了する攻撃力も徐々に実を結び始めている。リーグタイトルを奪還し、7万人収容の日産スタジアムを満員にするビッグクラブへ。俊輔の復帰は、王国復活への序章となる。
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