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目に見えない駆け引きが先制点の呼び水となった。後半14分、横浜Mの直接FK。7枚の壁の前にMF狩野とDF栗原が立った。5月の対戦でFKを決めている栗原が大分GK下川を視線でけん制。何度もゴール左隅をにらみ、シュートの構えを見せる。その直後、すかさず狩野が右足を振った。約23メートルの放物線が正確にゴール右隅を射た。

 リーグ暫定1位。最少失点を誇る大分をこの一発で狂わせた。堅守では引けを取らない横浜M守備陣が相手FWウェズレイをシャットアウト。勝利に貢献した狩野は「キックは自分の売り」。22歳のMFは、13日の神戸戦から4戦連続でセットプレーからのゴールを演出した。

 日本NO1のキッカー、セルティックの日本代表MF中村俊輔も一目置く存在。J復帰を希望する俊輔は以前、伸び悩む狩野に「心配するな。オレが責任を持ってお前を育てる」と言葉をかけた。その大先輩のプレーをDVDで研究。この日のFKはその成果が出たものだった。

 チームはこれで暫定11位に浮上。今季、度重なる負傷で出遅れながら低迷するクラブを見事に救った狩野。だが、今の先発の座はMF山瀬功のけがで巡ってきたもの。「レギュラーに定着したい」その視線の先にあるのは自らの成長と終盤戦での巻き返しだ。
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