忍者ブログ
マリノス記事を日々収集  
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

蓄積した疲労がもたらすマイナスは、もうカバーのしようがなかった。横浜Mが1―1の後半ロスタイムに失点し、敗れた。
 試合開始早々に、大橋のFKを那須が頭で合わせて先制。だが、その後は激しいタックルに遭い押し込まれる。30分すぎに同点とされると、苦しい時間帯を強いられた。
 後半30分ごろにDFを下げ、FW久保を投入。久保らが連続シュートを放つがゴールラインぎりぎりではね返された。ロスタイムには逆にカウンターから決定的な失点を喫してしまった。
 Jリーグ王者らしくない戦いぶりは、過密日程による疲労が原因であることは明らかだ。この1カ月半、JリーグとアジアCLの試合をほぼ3日置きにこなす日々に悪戦苦闘してきたが、ここで力尽きた。横浜Mの岡田監督は「苦しい日程のなか、ここまで来たが、それもきょうで終わり」と無念そうに唇をかんだ。

◆クラブレベルで高い壁
 岡田監督が強い意欲で挑んだ横浜Mのアジア王者への道は断ち切られた。2002年に再編成されたアジアクラブ王者を決める大会で、日本勢は3大会連続で1次リーグ敗退となった。
 日本代表がアジアで強豪の座を揺るぎないものにする一方、クラブレベルではアジア勢に後塵を拝する状態が続いている。特に今回は地元開催の決まった12月の世界クラブ選手権出場が懸かる大会だっただけに、関係者のショックも大きい。日本サッカー協会の川淵三郎会長も磐田の敗退決定後は「横浜Mに何とか勝ち抜いてほしい」と口癖のように語っていた。日本協会は同選手権の日本継続開催を希望しているが、ホスト国不在は大会の盛り上がりにも大きな影を落とす。
 横浜Mはこの1カ月半、JリーグとアジアCLの試合をほぼ3日置きにこなす強行日程にけが人が続出し、岡田監督のやりくりも限界。アジアとJリーグの二兎を追う夢はかなわなかった。
 今後もJリーグ勢のアジアでの勝利を求めるのであれば、日程面などリーグや協会のサポートが急務となる。チームだけに負担を負わせるのは酷といえる。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
QRコード
アクセス解析
カウンター
忍者ブログ [PR]
ブログパーツ ブログパーツ レンタルCGI