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田中裕プロ初ゴール
 桐光学園出身の4年目、MF田中裕介がプロ初ゴール。前節・名古屋戦に続き左サイドハーフとして先発、後半8分に貴重な追加点となるヘディングを決めた。

 同期のFW狩野の正確な右クロスに合わせてファーへ走り込み、GKに触られながらもしぶとく押し込んだ。「ハーフタイムにもっと前に行ってもいいんじゃないのと言われて上がったら、いいボールが来た。ラッキー」。果敢に追加点を奪いに行く攻めの姿勢が早々に実を結んだ。

 得点直後は勢いそのままに最前列のサポーターとハイタッチ。「目の前だったので力をもらった」と敵地に足を運んだサポーターへ感謝を口にしていた。


重圧はねのけ若手爆発
 前半39分。FW狩野の左足からチーム10試合ぶりに流れの中からの得点が生まれると、選手は呪(じゅ)縛(ばく)から解き放たれたように生き生きと動きだした。4月29日の千葉戦以来の3得点。総得点でリーグワースト2位だった攻撃陣が、ついに目覚めた。

 「ほっとしてます」-。2得点1アシストと主役を張った狩野が試合後に放った第一声だ。チームはここ6戦負けなし。だがその間奪った得点はわずかに4。「後ろは我慢して守ってくれた」。その頑張りに、ようやく結果で応えられた。

 我慢してきたのは何も守備陣だけではないだろう。後半8分の追加点はルーキーのFW兵藤が前で粘って狩野へパス、クロスに合わせたのは22歳MF田中裕。同39分のダメ押し点も、移籍1年目の23歳DF小椋が積極的な守備から絶妙のクロスを上げた。首脳陣が我慢して使い続けた若手が結果を残し始めている。

 3試合ぶりに勝ち点3を手にし、これで暫定10位に浮上。常々「残留争いのつもりはない。一つでも上を目指すだけ」と繰り返してきた木村監督だが、数字上もひと息つける位置まできた。重圧から解き放たれた選手が残り4試合でどんなサッカーを見せるのか。明日に期待を抱かせる1勝となった。
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