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精彩は欠いた。空中戦の競り合いはタイミングがずれ、ボールは足元に収まらない。復活とは言い難い。それでもたった1本で試合を決めた。エースの仕事を久保がやってのけた。
 後半21分からピッチへ。「状態は万全ではなく、出してみないと分からなかった」。そう語る岡田監督はこう続けた。「リスクに懸けてみた」
 5月15日、当確とされた久保は日本代表から落選した。岡田監督は久保にこうメッセージを向けた。「お前だけではない。誰もが失敗をする。逃げ出したり投げ出したりするか、あきらめないかで、今後は違ってくる」。リスクを冒しての起用には「自力ではい上がってほしい」という監督の思いがあったはずだ。
 終了2分前、賭けは実った。平野からのCKに飛び込み、頭で勝ち越し弾を押し込んだ。わがことのように喜ぶチームメート、そして歓喜のスタンド。立ち上がろうとする久保へのエールがそこには含まれていた。「きょうは(自分に対する声援)大きかったね。あれで、吹っ切れた感じはある」。再起を待ちわびる周囲の気持ちは確かに届いた。久保が、復活への一歩を踏み出した。
(佐藤 将人)
◆松田が貴重な同点弾
 DF松田がナビスコ杯2得点目となる、貴重な同点弾を決めた。
後半開始早々、ドリブルで持ち込んだゴール前で、こぼれ球が目の前に。GKとの1対1を難なく決めた。「上がっていくと中盤が空いていたから、いけると思っていた」
 ただ前半には自らのミスが失点につながり、「あれは自分のせい。課題として残る」と反省も忘れない。それでもエースの一発で勝ったナビスコ杯4試合ぶりの勝利に、「タツ(久保)が決めてくれるとチームが盛り上がる」と笑顔だった。
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