マリノス記事を日々収集
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Jリーグアウォーズが7日、東京都文京区のJCBホールで行われた。新人王はFW渡辺千真(23)=横浜M=が受賞した。
横浜MのルーキーFW渡辺が堂々の新人王獲得だ。今季はリーグ13得点で、元日本代表の城彰二氏が市原(現千葉)時代に記録した12点を抜き、J新人最多得点を記録。優秀新人賞3選手にはプロ5年目の日本代表FW岡崎慎司(23)=清水=も選ばれたが、最後にその強敵にも競り勝った。女優の片瀬那奈から賞金50万円などを手渡され、「この賞を取れたのも両親、兄弟、小中高の先生方、チームの監督、コーチ、チームメート、サポーターのおかげ」と笑顔を浮かべた。
この日、行われたクラブの契約更改では約1000万円増の推定年俸1700万円を提示されたと見られ、大きな期待を受けた。まだ正式サインはしていないが、横浜Mの不動のエースとして来年以降もプレーする意気込み。「欲を言えば、もっと出来た。まだまだというのが大きい」という渡辺はプロ2年目の来季、さらなる飛躍を目指す。
横浜MのルーキーFW渡辺が堂々の新人王獲得だ。今季はリーグ13得点で、元日本代表の城彰二氏が市原(現千葉)時代に記録した12点を抜き、J新人最多得点を記録。優秀新人賞3選手にはプロ5年目の日本代表FW岡崎慎司(23)=清水=も選ばれたが、最後にその強敵にも競り勝った。女優の片瀬那奈から賞金50万円などを手渡され、「この賞を取れたのも両親、兄弟、小中高の先生方、チームの監督、コーチ、チームメート、サポーターのおかげ」と笑顔を浮かべた。
この日、行われたクラブの契約更改では約1000万円増の推定年俸1700万円を提示されたと見られ、大きな期待を受けた。まだ正式サインはしていないが、横浜Mの不動のエースとして来年以降もプレーする意気込み。「欲を言えば、もっと出来た。まだまだというのが大きい」という渡辺はプロ2年目の来季、さらなる飛躍を目指す。
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元日本代表DF松田が来季、16年目となる横浜Mでのプレーに強い意欲を見せた。この日、1回目の契約更改に臨み、保留したが、契約延長に「うれしいし、感謝している」とした上で、今後もクラブに貢献するために複数年契約の交渉も行った模様だ。「ACLと天皇杯を取りたい。まだこのクラブでそのタイトルを取ってないから」と話し、来季の巻き返しを誓った。
Jリーグ・アウォーズが7日、東京・JCBホールで行われた。
新人王に輝いた横浜FW渡辺千真(23)は、日本代表入りを目標に掲げた。早大から入団した今季は、Jリーグの新人最多記録となる13ゴールを挙げた。リーグ戦全34試合に出場し、チームに欠かせない存在となったが「代表は常に頭の中にある。意識してやらないといけない」と力強く話した。
開幕戦では、リーグを通じてシーズン第1号ゴールを決めた。それを皮切りにゴールを積み上げた。「2ケタが目標だった。2ケタ取って、新人記録というプレッシャーがあった。それを超えられて良かった」。重圧に打ち勝ち、城もつけていた背番号「9」に恥じない活躍でチームに大きく貢献したが「すべてにおいてレベルを高くしないといけない」と気を引き締めた。
新人王は取ったが、チームは10位に終わった。「来年はもっとゴールを挙げて、タイトルを取れるようにがんばりたい」と、まずはチームで結果を出し、代表入りへ猛アピールする。
新人王に輝いた横浜FW渡辺千真(23)は、日本代表入りを目標に掲げた。早大から入団した今季は、Jリーグの新人最多記録となる13ゴールを挙げた。リーグ戦全34試合に出場し、チームに欠かせない存在となったが「代表は常に頭の中にある。意識してやらないといけない」と力強く話した。
開幕戦では、リーグを通じてシーズン第1号ゴールを決めた。それを皮切りにゴールを積み上げた。「2ケタが目標だった。2ケタ取って、新人記録というプレッシャーがあった。それを超えられて良かった」。重圧に打ち勝ち、城もつけていた背番号「9」に恥じない活躍でチームに大きく貢献したが「すべてにおいてレベルを高くしないといけない」と気を引き締めた。
新人王は取ったが、チームは10位に終わった。「来年はもっとゴールを挙げて、タイトルを取れるようにがんばりたい」と、まずはチームで結果を出し、代表入りへ猛アピールする。
来季から横浜の監督に就任する木村和司氏(51)が、9、10日の合同トライアウトの視察から始動することになった。正式な就任会見は14日に予定されているが、5日に今季の全試合が終わったことから、早くも来季へ向けて動き始める。また同じく来季からチーム統括本部長に就任する下條佳明氏(55)もトライアウトに同行し、戦力のチェックを行う。
コーチには、今季までJ2横浜FCで監督を務めた樋口靖洋氏(48)に就任要請するとともに、下部組織コーチの内部昇格を検討している。今季は10位に終わったこともあり、嘉悦社長代行は「来年は優勝争いができるよう頑張っていきたい」と、あらためて目標を口にしていた。
コーチには、今季までJ2横浜FCで監督を務めた樋口靖洋氏(48)に就任要請するとともに、下部組織コーチの内部昇格を検討している。今季は10位に終わったこともあり、嘉悦社長代行は「来年は優勝争いができるよう頑張っていきたい」と、あらためて目標を口にしていた。
来季、横浜Mの監督に就任する木村和司氏(51)の“初仕事”が、9日にJリーグ合同トライアウトの視察となることが6日、分かった。チーム統括本部長となる下條佳明氏(55)らとともに会場に足を運ぶ予定で、14日の就任会見前に早速、行動を開始。
関係者によると、今季限りで退任する草津の佐野達監督にコーチを打診していたものの断られており、今後は日産OBの山本裕司氏への再オファーを含めて、木村和氏自ら出馬する可能性も出てきた。
一方で、この日が仕事納めとなった木村浩吉監督(48)は選手に対し、最後のミーティング。横浜Mとの契約が切れるのは選手以来、初めてで25年ぶり。「少しゆっくりしたい」と話した指揮官はサポーターに記念Tシャツを贈られ、クラブハウスを後にした。
関係者によると、今季限りで退任する草津の佐野達監督にコーチを打診していたものの断られており、今後は日産OBの山本裕司氏への再オファーを含めて、木村和氏自ら出馬する可能性も出てきた。
一方で、この日が仕事納めとなった木村浩吉監督(48)は選手に対し、最後のミーティング。横浜Mとの契約が切れるのは選手以来、初めてで25年ぶり。「少しゆっくりしたい」と話した指揮官はサポーターに記念Tシャツを贈られ、クラブハウスを後にした。
2009年を振り返って見れば、その結果には決して満足できませんが、徐々にチーム状態も良くなり、選手たちは本当によくやってくれたと思っています。
負けの数は上位陣とそれほど変わらないので、多くの引き分けをいかに勝利へもっていけるか、競った試合でいかに勝ちきるかが、特に今後の課題でしょう。
選手起用については、いろいろと批判も頂きましたが、就任当初から言い続けてきた「コンディションの良い選手を使う」、「サッカーはシステムだけでするものではない」という信念は貫きました。結果的に、出場機会を得た若手が多くいたのであって、始めからベテラン、若手といった年齢カテゴリーを踏まえてのことではありません。
ただ一方で、やはり試合の中でしか得られない経験は本当に大きい。
それは選手たちが成長していく過程で欠かせないものです。
そうした意味では、来シーズン以降のF・マリノスを支え、将来の日本代表も目指せるいくつかの「芽」を育てることができたシーズンだったのかもしれません。
繰り返しになりますが、私は年齢や、過去の実績による選手への先入観には縛られません。
頑張った選手名や、選手たちへのコメントを求められるのであれば、全員の名前を出したいところです。
しかしシーズンを終えた今、中でも、中澤、松田、河合、清水の4名を挙げないわけにはきません。
彼らの牽引力がなかったら、今のチームはなかったと、本当に感謝しています。
志半ばの思いは強く、チームを去ることは残念ですが、昨年、そして今年、共に戦った選手たちが中心になって、大好きな横浜F・マリノスで、「自分のためにサッカーをする」ことを思い続けてほ
しい、そして必ずもう一度、優勝を味わってほしいと心から願っています。
いつも応援を下さったF・マリノスサポーターの皆さんには、勝負の厳しさを改めて教えてもらうこともありましたが、皆さんの熱い声援がどれだけ勇気を与えてくれたか、言葉では言い表せないほど感謝しています。
これからも、クラブと共に成長していけるような存在であってほしいと思っています。
私は、日産サッカー部時代を含めて、25年間をこのクラブと共に歩んできました。
現役時代、コーチ、1999年から立ち上げたふれあいサッカープロジェクト、関東学院大学、マリノスフットボールアカデミー、トップチーム、そしてホームタウンや全国で出会った全ての人たち。
子どもでも、大人でも、男性でも女性でも、ハンディキャップを持っていても、「サッカーがうまくなりたい!」という気持ちはみんな変わりません。
それはプロ選手であっても同じです。
サッカーは遊びです。
ボールを蹴るのが楽しい。
仲間とピッチを走り回るのが楽しい。
プロの試合を観戦するのが楽しい。
楽しいから遊ぶのでしょう。
それで、いいのです。
サッカーが楽しい、その気持ちをいつまでも忘れないでください。
そして横浜F・マリノスを、いつまでも応援してください。
我が横浜F・マリノスは永遠に不滅です。
本当にありがとうございました。
2009年12月
横浜F・マリノス
木村浩吉
負けの数は上位陣とそれほど変わらないので、多くの引き分けをいかに勝利へもっていけるか、競った試合でいかに勝ちきるかが、特に今後の課題でしょう。
選手起用については、いろいろと批判も頂きましたが、就任当初から言い続けてきた「コンディションの良い選手を使う」、「サッカーはシステムだけでするものではない」という信念は貫きました。結果的に、出場機会を得た若手が多くいたのであって、始めからベテラン、若手といった年齢カテゴリーを踏まえてのことではありません。
ただ一方で、やはり試合の中でしか得られない経験は本当に大きい。
それは選手たちが成長していく過程で欠かせないものです。
そうした意味では、来シーズン以降のF・マリノスを支え、将来の日本代表も目指せるいくつかの「芽」を育てることができたシーズンだったのかもしれません。
繰り返しになりますが、私は年齢や、過去の実績による選手への先入観には縛られません。
頑張った選手名や、選手たちへのコメントを求められるのであれば、全員の名前を出したいところです。
しかしシーズンを終えた今、中でも、中澤、松田、河合、清水の4名を挙げないわけにはきません。
彼らの牽引力がなかったら、今のチームはなかったと、本当に感謝しています。
志半ばの思いは強く、チームを去ることは残念ですが、昨年、そして今年、共に戦った選手たちが中心になって、大好きな横浜F・マリノスで、「自分のためにサッカーをする」ことを思い続けてほ
しい、そして必ずもう一度、優勝を味わってほしいと心から願っています。
いつも応援を下さったF・マリノスサポーターの皆さんには、勝負の厳しさを改めて教えてもらうこともありましたが、皆さんの熱い声援がどれだけ勇気を与えてくれたか、言葉では言い表せないほど感謝しています。
これからも、クラブと共に成長していけるような存在であってほしいと思っています。
私は、日産サッカー部時代を含めて、25年間をこのクラブと共に歩んできました。
現役時代、コーチ、1999年から立ち上げたふれあいサッカープロジェクト、関東学院大学、マリノスフットボールアカデミー、トップチーム、そしてホームタウンや全国で出会った全ての人たち。
子どもでも、大人でも、男性でも女性でも、ハンディキャップを持っていても、「サッカーがうまくなりたい!」という気持ちはみんな変わりません。
それはプロ選手であっても同じです。
サッカーは遊びです。
ボールを蹴るのが楽しい。
仲間とピッチを走り回るのが楽しい。
プロの試合を観戦するのが楽しい。
楽しいから遊ぶのでしょう。
それで、いいのです。
サッカーが楽しい、その気持ちをいつまでも忘れないでください。
そして横浜F・マリノスを、いつまでも応援してください。
我が横浜F・マリノスは永遠に不滅です。
本当にありがとうございました。
2009年12月
横浜F・マリノス
木村浩吉
横浜Mの選手会は2日、クラブがオフ突入後の今月中旬ごろまで下部組織のサッカースクールなどに参加するように要望したことに強く反発、要求を拒否した。
クラブ関係者によると、来季から着任する木村和司新監督(51)や下條佳明・新チーム統括本部長(55)らの意向により、当初、今月中旬の数日間、サッカースクールへの強制参加が通達された。オフに自主トレの予定などを入れている選手がいるため、選手側が反発すると、今度は自主参加を要請。だがこの日、選手会が再度拒否する形となった。
横浜Mは今年も選手会主催のサッカー教室を行うなど、積極的に普及活動を展開。一方でオフ中の休養や自主トレはプロとして不可欠な要素で、スクール参加に関してクラブ側の説明が二転三転するなど、意図が不明瞭なこともあり、選手側は納得しなかった。ただでさえ、来季以降の明確なビジョンが見えないまま契約更改に臨むなど、不信感を覚える選手は多く、クラブの手法を疑問視する声は増えそうだ。
クラブ関係者によると、来季から着任する木村和司新監督(51)や下條佳明・新チーム統括本部長(55)らの意向により、当初、今月中旬の数日間、サッカースクールへの強制参加が通達された。オフに自主トレの予定などを入れている選手がいるため、選手側が反発すると、今度は自主参加を要請。だがこの日、選手会が再度拒否する形となった。
横浜Mは今年も選手会主催のサッカー教室を行うなど、積極的に普及活動を展開。一方でオフ中の休養や自主トレはプロとして不可欠な要素で、スクール参加に関してクラブ側の説明が二転三転するなど、意図が不明瞭なこともあり、選手側は納得しなかった。ただでさえ、来季以降の明確なビジョンが見えないまま契約更改に臨むなど、不信感を覚える選手は多く、クラブの手法を疑問視する声は増えそうだ。
古巣の横浜Mで来季指揮を執ることが決まった、元日本代表の木村和司氏(51)が14日に横浜市内で就任会見を行うことが1日、分かった。クラブ関係者によると、同日に選手に対してミーティングも行う見通し。また、新たにチーム統括本部長に就任する下條佳明氏(55)も早ければシーズン終了後の7日に選手と話し合いを持つ方向で調整中で近日中に確定する。
オフ前の緊急ミーティングは選手サイドにも影響する。現在、行われている契約更改に下條氏の姿はなく、新指揮官もJリーグの監督経験がない。直接、将来の方向性を示されていない選手は不安を抱えたまま。この日、契約更改に臨んだDF小宮山も「この先チームがどういうビジョンを持ってやっていくのかを聞いてみないと」とし、複数年契約の提示を保留。その意味で新しい監督、フロントと選手の話し合いは重要なものとなりそうだ。
オフ前の緊急ミーティングは選手サイドにも影響する。現在、行われている契約更改に下條氏の姿はなく、新指揮官もJリーグの監督経験がない。直接、将来の方向性を示されていない選手は不安を抱えたまま。この日、契約更改に臨んだDF小宮山も「この先チームがどういうビジョンを持ってやっていくのかを聞いてみないと」とし、複数年契約の提示を保留。その意味で新しい監督、フロントと選手の話し合いは重要なものとなりそうだ。
来季から横浜の指揮を採る木村和司監督の“方針演説”が、週明けにも行われる。先月27日に嘉悦社長代行が来季の目標などを選手に伝えたが、チームづくりのプランなどは明確になっていない。新監督の方向性を聞きたいという声も上がっており、クラブ幹部は今月中旬予定の新監督就任会見より先に説明会を開くことを決めた。
1日は若手5選手が契約を更新したが、今季で契約の切れるDF小宮山は保留。「どういうビジョンを持っているか聞きたい」と話し、説明会を経て契約の詳細を詰めたい意向だ。
1日は若手5選手が契約を更新したが、今季で契約の切れるDF小宮山は保留。「どういうビジョンを持っているか聞きたい」と話し、説明会を経て契約の詳細を詰めたい意向だ。
「年に一度あるかないかのシュート」(DF中沢)が横浜Mは2発も決まった。何はともあれ、ホーム最終戦を笑顔で飾れたのはよかった。
「状態がよくない清水に対し、押し込まれる時間が長かった」。中沢の感想に異議を唱える選手はいないだろう。
そんな躍動感に乏しい試合後、嘉悦朗社長代行は「優勝争いから遠ざかって5シーズンになるが、今季は閉塞(へいそく)感を打開する一筋の光明が差した」とあいさつした。「栄光を知るベテランに加え、若手が台頭し、全体の融合も成された」と。
その「光明」をもたらした木村監督は任期途中で更迭される。指揮官は”万年中位”の打破に必要なものを問われ、「やっぱり自信かな」と答えた。緩いプレスにも、ミスを連発する現状。だから試合にこそ強い「強者の精神」を、中長期的に醸成しようとしていた。確かに目の前の結果は不足したが、「自分の指導方針に間違いはなかった」との自負に無念が集約される。
先制弾の小椋は「浩吉さん(木村監督)になってから使ってもらった」。ダメ押し点の栗原も、長く在籍する木村監督がさまざまな立場から見守ってきた生え抜きだ。「長い目」で育てられた2人が、この日の幸運な勝利を運んできた。
これで10位が確定。劇的な補強がなければ、来季も中位を脱するのは厳しく映る。だからこそ、名門再建には一貫したビジョンが必要だと思われるのだが。
☆横浜マリノス木村監督、熱い惜別☆
◆選手ひと言
GK榎本 清水はサイド攻撃ばかりなので、そこを抑えればと思っていた。あのシュート2本は二度と出ないでしょう。
MF河合 監督の言葉からはマリノス愛が伝わってきた。やはり、このチームが弱くては駄目。もっと自覚を持ってやっていきたい。
◎木村監督、熱い惜別
「わがマリノスは永遠に不滅です」-。選手から始まり、コーチなどを歴任し、前身の日産自動車を含めて横浜Mで25年間を過ごしてきた木村監督が、サポーターの前で熱い惜別の思いを語った。
スタンドに深々と頭を下げた監督は、「この成績の責任はすべて自分にあります」と第一声。その上で「ずっとここでやってきて、最後に監督という業をなさないと意味がないと思っていた」と思いを吐露した。
育成や指導のみならず、普及活動など多岐にわたって支え続けた功労者。「来年も8、9割の選手は残るでしょう。僕の大好きなマリノスで、ぜひ優勝を味わってほしい」と激励で締めた。
◎小椋、J1初ゴール
MF小椋にDF栗原。2ゴールはともに、なかなかのワンダフルシュートだった。
後半途中出場の小椋。同30分にペナルティーエリア後方から狙うと、「うまい具合に相手に当たりました」。絶妙なループシュートがGKの頭上を越え、自身のJ1初ゴールとなった。「浩吉さんには使ってもらい、本当に感謝している。サポーターにも最低限のお返しができた」と喜んだ。
栗原は終了間際に足をつり、自ら「後ろにいると危険」と申し出て金根煥と入れ替わりでFWに上がり、44分に35メートル超の弾丸シュートを突き刺した。「自分でもまさかと思った」。長らく指導を受けた木村監督に対し、「辞任が決まったから頑張るのじゃなく、そうなる前にもっと頑張らないと駄目だった」と感謝と後悔の言葉を並べていた。
「状態がよくない清水に対し、押し込まれる時間が長かった」。中沢の感想に異議を唱える選手はいないだろう。
そんな躍動感に乏しい試合後、嘉悦朗社長代行は「優勝争いから遠ざかって5シーズンになるが、今季は閉塞(へいそく)感を打開する一筋の光明が差した」とあいさつした。「栄光を知るベテランに加え、若手が台頭し、全体の融合も成された」と。
その「光明」をもたらした木村監督は任期途中で更迭される。指揮官は”万年中位”の打破に必要なものを問われ、「やっぱり自信かな」と答えた。緩いプレスにも、ミスを連発する現状。だから試合にこそ強い「強者の精神」を、中長期的に醸成しようとしていた。確かに目の前の結果は不足したが、「自分の指導方針に間違いはなかった」との自負に無念が集約される。
先制弾の小椋は「浩吉さん(木村監督)になってから使ってもらった」。ダメ押し点の栗原も、長く在籍する木村監督がさまざまな立場から見守ってきた生え抜きだ。「長い目」で育てられた2人が、この日の幸運な勝利を運んできた。
これで10位が確定。劇的な補強がなければ、来季も中位を脱するのは厳しく映る。だからこそ、名門再建には一貫したビジョンが必要だと思われるのだが。
☆横浜マリノス木村監督、熱い惜別☆
◆選手ひと言
GK榎本 清水はサイド攻撃ばかりなので、そこを抑えればと思っていた。あのシュート2本は二度と出ないでしょう。
MF河合 監督の言葉からはマリノス愛が伝わってきた。やはり、このチームが弱くては駄目。もっと自覚を持ってやっていきたい。
◎木村監督、熱い惜別
「わがマリノスは永遠に不滅です」-。選手から始まり、コーチなどを歴任し、前身の日産自動車を含めて横浜Mで25年間を過ごしてきた木村監督が、サポーターの前で熱い惜別の思いを語った。
スタンドに深々と頭を下げた監督は、「この成績の責任はすべて自分にあります」と第一声。その上で「ずっとここでやってきて、最後に監督という業をなさないと意味がないと思っていた」と思いを吐露した。
育成や指導のみならず、普及活動など多岐にわたって支え続けた功労者。「来年も8、9割の選手は残るでしょう。僕の大好きなマリノスで、ぜひ優勝を味わってほしい」と激励で締めた。
◎小椋、J1初ゴール
MF小椋にDF栗原。2ゴールはともに、なかなかのワンダフルシュートだった。
後半途中出場の小椋。同30分にペナルティーエリア後方から狙うと、「うまい具合に相手に当たりました」。絶妙なループシュートがGKの頭上を越え、自身のJ1初ゴールとなった。「浩吉さんには使ってもらい、本当に感謝している。サポーターにも最低限のお返しができた」と喜んだ。
栗原は終了間際に足をつり、自ら「後ろにいると危険」と申し出て金根煥と入れ替わりでFWに上がり、44分に35メートル超の弾丸シュートを突き刺した。「自分でもまさかと思った」。長らく指導を受けた木村監督に対し、「辞任が決まったから頑張るのじゃなく、そうなる前にもっと頑張らないと駄目だった」と感謝と後悔の言葉を並べていた。
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