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成長続けるベテラン
 1点を追う後半2分、MF松田の浮き球パスを右DF天野が頭でゴール前に落とす。「(天野が)あそこでいろいろできるわけがないからね」。ちゅうちょなく走り込んだのがよかった。FW坂田が勢いそのまま右足でけり込み、公式戦3戦連続のゴール。チームを連敗の危機から救った。

 前半戦を終えて、チームは13位と低迷。「結果が出ていない以上、何かを変えていくしかない」。後半戦初戦となる今節を前に、木村監督は大胆な変革を明言した。

 その一つが、今まで出番の少なかった若手の出場機会を増やすこと。15日のナビスコ杯G大阪戦に先発したMF長谷川に続き、この日は19歳の2年目FW水沼が今季初先発。好調の坂田も追われるように控えに回った。

 だが、後半開始と同時にピッチに立つと、わずか2分で結果を出した。「こぼれ球からのゴールはオレのサッカー人生にはあまりなかった。自分の中で変わってきている部分なのかな」。自らの成長を実感する26歳。ベテランという言葉は、本当はそぐわない。

 助っ人が加入するシーズン始めは常に3番手に回ってきた。そして実力で定位置をつかんで、シーズンを終えてきた。途中出場が増えそうな残り16戦。きっとまた、自らの足で生きる道を見いだす。



DF天野(プロ初アシスト)積極的に仕掛けようと思っていた。上位相手に自信になったし、後はクロスの精度と質を上げること。

DF中沢 相手がバテただけ。上位にいくには、勝てるゲームを落としたと考えないと。でも1点返せたのはいいこと。

DF田中(相手矢野に裏を取られ失点)あそこは止めないといけなかった。(前半38分の惜しいシュートは)狙い通りも、あとボール半個分だった。
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横浜は後半の猛攻も実らずドローに終わった。前半24分に先制を許したが、後半2分にFW坂田が3戦連発となるゴールで同点。その後も後半は相手を上回る14本のシュートを浴びせたが、勝ち越しはならなかった。それでも、プロ初アシストを決めたDF天野や途中出場から決定機を何度も演出したMF長谷川アーリアら若手が躍動。天野が「これからも積極的に仕掛けたい」と話せば、長谷川も「僕ら若手がもっとチームを活気づけたい」と巻き返しを誓っていた。
横浜FW坂田大輔(26)が、3試合連続となるゴールを決めた。後半2分、DF天野が頭で合わせたボールを右足で蹴り込んだ。前節11日の山形戦、15日のナビスコ杯G大阪戦に続く得点になった。坂田は「状態は悪くない。今日は追い付いたところまではよかったけど、何とか勝ち越したかった」と悔しそうに話していた。
●木村浩吉監督(横浜FM):

「前半戦で目標の5割を達成できなかったので、まずはJOMOカップで2週間空く8月の1日までで5割復帰しようと話した。
17節までは若いチームだが、その中でも年齢の高い選手、ベテラン選手をあえて使ってきたつもりだ。それで5割に届かず結果が出ていない。だから積極的に若い選手を使っていくとも言った。今まで出る機会が少ない選手、交代で5分、10分出ている選手を先発で起用してみようと考えた。
そして水曜日のナビスコカップでは、長谷川と金根煥を使った。彼らが悪かったわけでなく、今日は水沼を使った。水沼を前半で代えたのは、彼が悪かったからではない。
新潟がカウンターを得意としているので、攻守の切り換えをいつも以上に早くして、スタートポジションというか帰る場所も言っていたのである時間帯は良かったが、ロングボール一発で矢野に決められた。0-1での折り返し、内容的には悪くはなかったが中盤とアタッキングゾーン、最後の1/3に入ったときに、ちょっとパスに逃げるところがあったので、後半は積極的にドリブルで仕掛けて行けと指示をした。
そういう場面が、後半に出て、早い時間に坂田が点を取ってくれた。その後、押せ押せだったがなかなか追加点が奪えず、そのまま1-1だった。
ウチは水曜日に試合がある中、コンディションだけ気になっていたのだけれど、暑い中、選手たちは最後まで運動量が落ちず、勝利めざして戦ってくれたと思う。
1週間空いて、8月1日までナビスコを入れて3試合。うまくコンディションと多少の修正を加えながらやっていく。まずはリーグ2勝で5割を目指す」

Q:決定的なチャンスを生かせなかったことについて?
「今日もシュート数も多いし、チャンスも多かった。いつも選手たちに言っているのだが、僕の仕事はゴールを割らせることではなく、チャンスを増やすこと。チャンスを増やすことはできている。
渡邉も山瀬も決定的な場面はあった。こういうゲームを前半も数多く見てきた。チャンスはここ数試合で一番多かったのではないか」

●小椋祥平選手(横浜FM):
「チャンスが結構あったので、勝てなくて残念なゲーム。前半は向こうにやられて、自分たちのやりたいサッカーができなかった。ただ、この間のガンバ戦もそうだけど、相手に点を入れられても、みんながあきらめずに切り替えた。それは良かったと思う」

●水沼宏太選手(横浜FM):
「久しぶりにスタメンで出た。外から見えているのと、自分が実際にやってみるとでは全然違う。守備から攻撃に出る時の距離が長かった。また、うちのボランチの横にペドロ・ジュニオール選手が入るなど、中途半端な位置にいる選手をマークできなかったと思う。攻撃に出ても、前線が止まっていることが多かった」

●田中裕介選手(横浜FM):
「自分のコンディション自体はよかった。しかし、集中力が欠け、人に付かなければいけないところで、付いていけなかった。その失点が悔やまれる。でも、その後はすぐに切り替え、そこからいい形を作れたと思う」

●中澤佑二選手(横浜FM):
「今日は見ての通りです。相手の足が止まっただけで、自分たちがどうこうしたわけではない。後半は、いいサッカーをしているように見えたかもしれないけど違う。そこで満足してはいけない。同点に追いついたのは良いことだと思う」
●木村浩吉監督(横浜FM):
「ナビスコカップ準々決勝ですが、前節でJリーグが半分、全チームと当たって、5割の勝率を目指そうと。(リーグ戦の)山形戦で逆転負けをして、ショボンとした部分もあったのですが、切り換えようと挑んだ試合でした。

半分の試合が終わる中で我々は若いチームですが、その中でもベテランを使って来たつもりでいて、ただ、ナビスコカップも含め後半戦に向けては今まで控えだった選手や若い選手を使うということを伝えていました。これは今までの選手がダメだということではなく、ナビスコカップも含めて、総力戦でいく、と。今選手が28人いますが、24人は現時点で大きな怪我がないので、普段チャンスがなかった、長谷川や金というのを今日は先発で使いました。今日の試合が終わりまた中2日でJリーグの新潟戦がありますから。

なるべく早い時間で選手を替えたいと思っていて、前半いい時間帯にPKで先制できたので、積極的に、後半あたまから2人の選手を替えました。後半あたまにコーナーキックのセカンドボールからとられましたが、後半はしっかりカウンター狙いでといっていた中で、坂田やベテランの松田が決めてくれた。

ガンバに支配されるのは分かっていましたが、『自陣でブロックを作ってカウンターを』と言っていた。ただ全てカウンターだと、前線が疲れるので、ポゼッションも有効に使おうと言っていた。今日はリードする時間帯も多かったので。前半戦でガンバとも当たり、やり方は分かっていたので、相手の良さを消しつつ、自分たちのサッカーをといっていた。

前節が終わって、中3日あった中でうち2日で変則的に紅白戦をやり、この試合に照準をしぼって今日の試合を迎えましたが、選手たちは指示通りのサッカーをしてくれた。
前半リードする中、ガンバもポゼッションしながらシュートを狙っていましたが、そんなに危ないシーンはなかったので…。
次の2ndレグにこの勢いを繋げたいし、まずは次の新潟戦に向けてもしっかり立て直して挑みたい」

Q:アウェイゴールを3つ奪って、第2戦にどう挑みますか?守備的な戦いも考えますか?
「セカンドレグより、今はまず目先のJリーグの試合があるので。またセカンドレグが近づいたらその試合のことを考えます。今選手は河合と清水以外はケガ人がいません。もちろん、アウェイゴールを3つとれたのはすごく大きいと思いますし、それに沿って次の試合を戦うのはもちろんですが、まだセカンドレグのことは考えられません」


●中澤佑二選手(横浜FM):
「今まではセフティファーストだったけど、仕掛けることの必要性が感じられたゲームでした。2点目も(田中)裕介の思い切ったオーバーラップからリスクの攻撃が出来たが、ああいう攻撃の必要性をすごく感じました。
ただ人がいるのに守り切れない時間帯が多かったのは反省です」

Q:ガンバについて?
「(チョ)ジェジンがいたらクロス、二川がいた時はパス、と要注意する選手がいたが、二人がいなくなってレアンドロとルーカスだけになってから、ターゲットが絞りやすかった。ガンバらしいサッカーではないなと感じました」
準々決勝第1戦4試合が行われ、横浜Mは大胆なシステム変更でG大阪に3―1で勝った。第2戦は29日に行われ、2試合合計のスコアで勝者を決定する。

 すべてがはまった。選手起用、交代、そして戦術。横浜MはG大阪戦で理想的な展開に持ち込んだ。3発のアウェーゴールをたたき込み快勝。ベンチ前では木村浩吉監督(48)が次々とガッツポーズを繰り出した。

 11日の山形戦でシーズン前半戦を終え、木村監督はメンバー、戦術、目標を修正。再出発初戦のこの日は宣言通りテコ入れを行った。今まではどの対戦相手でも戦い方を変えなかったが、指揮官は「自陣でブロックを作ってカウンターを狙った」と勝負にこだわった。20歳の長谷川や韓国人FW金を先発させるなどメンバーを入れ替え、連戦が続くことを考慮し、交代のカードも早めに切った。

 後半23分にはカウンターからFW坂田が勝ち越しゴール。後半30分にプロ人生で初めてボランチからトップ下に上がった松田は同40分に左足でダメ押しゴール。松田は「3点目はラッキー」としながらも、勝利に自信を得た様子。“新生マリノス”がナビスコ杯制覇、そしてリーグ巻き返しに向け好スタートを切った。
ナビスコカップ準々決勝第1戦(15日、G大阪1-3横浜M、万博)横浜Mが快勝した。前半だけで攻撃の中心の山瀬を交代させるなど、18日に行われるリーグ戦の新潟戦を見据えた試合運びだった。木村監督は「あまりピンチはなかった。新潟戦に向けて弾みがついた」と喜んだ。

 堅い守備からの速攻を徹底してアウェーで3点。ホームで迎える2戦目は優位な立場となった。中沢は「なりふり構わずに守って速攻を狙った。チーム状況はよくないので」と必死な口ぶりだった。

横浜M・松田
「ガンバはみんな足元の技術が高く、穴のないチームだが、本当に守備陣がしっかりやってくれた。一丸となっていた」

横浜M・坂田
「前半の途中に、後半の最初からいくと言われていた。ここ最近は点を取っても追い付かれ、追い越されていた。2、3点目を取れてよかった」
エスパニョールのリブレ会長が来夏に横浜との親善試合を計画していることを伝え聞いた横浜側は、露骨に不快感を示した。エスパニョールとの競合の末に中村獲得に失敗しているだけに、クラブ幹部は「そんなことをしたらサポーターになにを言われるか分からないし、それは絶対にない」と話した。
日本代表MF中村俊輔(31)が所属するエスパニョールが来夏に日本遠征を行い、横浜との親善試合を計画していることが15日、分かった。ダニエル・サンチェス・リブレ会長(59)が明かした。両クラブは今夏に中村の争奪戦を繰り広げており、対戦が実現すれば注目の因縁マッチとなる。

 今夏の移籍市場で中村の争奪戦を繰り広げたエスパニョールと横浜の親善試合が、来夏に実現する可能性が出てきた。リブレ会長は「来年に日本に遠征して横浜と試合をしたいと考えている。もう話し合いの段階に入っていて、8月にマーケティング担当が日本に行く予定になっている」と明かした。10年W杯南アフリカ大会後の来年8月上旬に対戦する方向で調整を進めているという。

 昨季限りでセルティックとの契約を満了した中村は横浜復帰を希望し、一時は契約寸前まで至っていた。だが、土壇場で横浜側が誠意を欠く条件を提示したため、交渉は決裂。逆転でのエスパニョール移籍が決まった。獲得失敗の責任として横浜の斎藤社長が今季役員報酬50%カットを自らに科した際には、スペインで「腹切り」と報じられるなど、中村争奪戦はバルセロナでも大きな注目を集めていた。対戦が実現すれば、中村のW杯後の凱旋試合にもなるだけに、話題性は十分だ。

 エスパニョールは西沢が所属した00~01年シーズン後にも日本遠征を計画したが、西沢が活躍できずに1年でチームを去ったため消滅。来日すれば、80年のキリン杯以来、実に30年ぶりとなる。エスパニョール関係者は「日本遠征で利益を出すためには4万人以上を集めることが条件」と説明。02年W杯日韓大会の決勝会場でもある横浜の本拠・日産スタジアムは収容7万2000人で環境も申し分ない。

 注目の因縁マッチ。中村争奪戦ではエスパニョールに軍配が上がっただけに、横浜にとっては今夏の恨み?をぶつける絶好の舞台となりそうだ。
】横浜が、狙い通りの試合運びで快勝した。G大阪の中盤には技巧派選手が多いことから、木村監督は「無理にボールを取りに行かないで速攻を狙おう」とゲームプランを徹底。MF山瀬のPKで先制した後に追いつかれても、相手のスキを狙い、後半23分にFW坂田、同40分にMF松田がともに速攻から決めた。4強に大きく前進する快勝に、DF田中は「きょうはプラン通りの試合運びができた」と笑顔で振り返った
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