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ナビスコ杯は15日に準々決勝・第1戦の4試合が各地で行われる。敵地でG大阪と対戦する横浜の木村浩吉監督(48)は、MF長谷川アーリアジャスール(20)を3月7日のリーグ開幕戦以来となる先発で起用することを明言。期待の大きい若きMFが、チームのタイトル奪取に貢献する。
待ちに待ったチャンスが巡ってきた。G大阪戦を翌日に控えたこの日の練習で、ここまでベンチを温める日々が続いたMF長谷川が主力組の3ボランチの右に入った。木村監督は「おそらく先発で使う」と明言。3月7日の広島とのリーグ開幕戦以来の先発となる長谷川も「あしたは絶対勝ちます」と並々ならぬ闘志をみなぎらせた。

 チームは昨季、ナビスコ杯(準々決勝)、天皇杯(準決勝)でともにG大阪に敗れ敗退。相手の中盤は日本代表MF遠藤をはじめ技巧派が多く、木村監督もこの一戦に向け「ボールを支配されてもしようがない」と分析。その上で「そこで無理に飛び込むとやられる。我慢して速攻を仕掛けたい」と攻略法を口にした。

 そこで期待されるのが、裏への鋭い飛び出しを得意とする長谷川だ。長身ながらチャンスをかぎ分け前線へと飛び出す攻撃センスには定評がある。リーグ開幕戦では結果を出せずに前半だけで交代。その後はベンチ外や途中出場が続いたが、その悔しさをバネに練習に励みじっとチャンスを待ち続けた。「点に絡めるようなプレーをしたい」と長谷川。横浜期待の若き才能が、ベスト4に向け、まずは敵地の第1戦でチームの勝利に貢献する。
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天野がリーグ初先発
 ユース出身のDF天野がプロ5年目にしてリーグ戦初先発。再三の攻撃参加で持ち味を発揮し、木村監督も「及第点」と振り返った。

 前半2分には先制点の起点になった。ハーフウェー過ぎでボールを受けると、右前のスペースへ鋭い縦パス。走り込んだMF狩野のクロスに合わせたFW渡辺のシュートは一度はGKに阻まれたが、こぼれ球にFW坂田が詰めて山形ゴールをこじ開けた。

 ただ、チームは終盤に2失点し逆転負け。「勝っていれば満足できるけど」と喜びをかみしめることはできなかった。


進化なく前半戦終了
 「普通にやれば負けないと思う」-。試合前、山形を評して放った木村監督の言葉がむなしく響く。けが人だらけ、8戦勝ちなしの16位を相手に、またも悲劇は繰り返された。

 開始2分にFW坂田のゴールで先制し、主導権を握ったのは横浜M。だが、その後も速攻から決定機をつくりながら2点目が奪えず、終盤のセットプレーから2失点。字面だけ追えば意外な結末でも、前半戦に何度も見かけたシーンとあっては「まさかの」の枕ことばはもう使えない。

 木村監督は「中盤でボールを奪えるから、速攻ばかりになっていた」と前半の45分を振り返った。それは試合中、選手も感じていたこと。だが、チーム内に決まり事や共通意識がないから、分かっていても攻め急ぐ形を修正できない。

 大胆にも優勝を目標に掲げてスタートしたリーグ戦も17節を終え、残り半分。「一進一退だった」と振り返る木村監督の言葉通り、一歩も進むことなくいたずらに時間をすごしてしまった。

 「進化するには明確なものがない」と危機感を募らせるDF中沢。勝った山形に派手さはないが、明確な意思統一があったことは確か。「普通に」やるとは、そういうことではないのか。
横浜Mは開始2分にFW坂田が先制したが、その後は拙攻が目立ち、後半34、40分とセットプレーから失点。前半戦最後の試合で勝率5割復帰を狙ったが、屈辱の逆転負けで5勝5分け7敗の折り返しとなり、ホームサポーターから大ブーイングを浴びせられた。木村監督は「半分終わってちょうどいい区切り。新しい選手を加えていこうかなと思う」とチームのテコ入れを示唆した。

横浜には、あまりに痛い逆転負けだった。前半2分にFW坂田大輔(26)が、ゴール正面でこぼれ球を滑り込みながら右足で先制点をたたき出した。絶好の立ち上がりも、その後に追加点が奪えない。逃げ切りも視野に入る後半34分、40分と立て続けにゴールを奪われて敗れた。木村浩吉監督(48)が「相手は残り20分ぐらいから運動量が落ちる」と分析していたが、逆に相手の時間になってしまった。目標としていた勝率5割のシーズン折り返しも達成できなかった。

 木村監督は「2点目が取れなかった」と敗因を挙げた。開幕からの出遅れを取り戻せないままの折り返しとなり、同監督は「(システムは)今のままで、何人かの選手を入れ替えたい」と、起用の見直しも明言した。順位は13位も、J2への降格圏となる16位の神戸とは勝ち点2差に迫られている。白紙となっている外国人選手の補強を再検討するなど、何らかの手を打つ必要がある。
●木村浩吉監督(横浜FM):

「17節の前半折り返しで5割をめざそうと1週間、調整してきた。ハーフタイムで、もう1点取りに行こうと言った。後半も、相手の時間帯をしのいで、またカウンター、あるいはサイドからチャンスを作れたが、2点目が取れなかったのがこういう結果につながった。点はCKとFKと、いずれもセットプレー。しのげる場面だったかどうかは、ビデオで検証しないと分からない。
最後まで選手たちはあきらめずに戦ってくれた。よく頑張ってくれた。
前半戦を振り返ってみて、今日のゲームをはじめ敗戦も完敗というわけではないし、首位の鹿島にも0-0と互角に戦えた。ただ開幕ダッシュをかけられず、勢いに乗れなかったのが反省点。そのあとは一進一退とはなったが、よく頑張ってくれたと思う」

Q:坂田に代えて小椋を投入した時点で、逃げ切ろうという意図があったのか?
「逃げ切ろうという感じではなくて、3トップが残り気味になっていた。小椋を入れることによって中盤の守備が厚くなるとは考えた」

Q:初スタメンの天野について。
「彼は、普段からトレーニングで本当に手を抜かない選手。リスタートからの失点も彼の責任ではないし、及第点です。前後半ともチャンスを作ってくれていたし、期待通りのプレーはしてくれた」

Q:リスタートの2失点については?
「最後のところで体を預けられるかという点と、セカンドボールの対応。肉眼で見た限りでは、防げなかったわけではないのではと思う」


●坂田大輔選手(横浜FM):
「パスも繋がらなかったし、結果も出なかった。一言で言えば、良くない試合。先制点の時間帯が早すぎたということはない。早いに越したことはないし、たくさん取れた方がいい。攻撃の形が全然できていなかった。守備も相手にいいようにやられていた。結局、セットプレーを決めれた。相手にすれば予定通りの展開だったはず」

●渡邉千真選手(横浜FM):
「追加点がなかったことがいけない。前半は結構、押し込む時間があった。うちが先制すると、また後半に守備的になってしまう。ボールは支配しているけど、シュートまでいけない」

●小宮山尊信(横浜FM):
「セットプレー2発でやられた。前半の自分たちのペースの時に、追加点が取れていれば、また全然違う展開になったはず。もう、すごく悔しいですね。心のスキ? それを作ってはいけないと、みんながわかっていたと思う。だから、ちゃんと気持ちを入れてやった。でも、セットプレー2発でやられたので、集中力を欠いていたかも」

●天野貴史(横浜FM):
「前半のシュートの時は、マジで入れたかった。あれはシュートでしたけど、少し内側に入って打ったから難しかった。GKが弾いて、誰かが詰めてくれるかなとも思った。あのシュートは無回転。あれがもう少し横にズレていれば、点が決まったかGKに当たったのに…」
横浜Mの23歳のDF天野が、出場停止のDF田中に代わり11日の山形戦(ニッパ球)でリーグ戦初先発する可能性が出てきた。「まだ(先発か)分からないし、気は抜けない」と言いながらプロ5年目のチャンスに顔を紅潮。今季リーグ戦で唯一途中出場した4月11日の神戸戦では、チーム一の声援を受けた苦労人。初先発となれば、ホーム戦は最高に盛り上がる。

横浜プロ5年目のMF天野貴史(23)が、11日の山形戦に右サイドバックでリーグ戦初先発する可能性が出てきた。出場停止のDF田中に代わり、この日の紅白戦の1本目で右サイドバックに入った。これまでナビスコ杯やACLでの先発はあったが、リーグ戦は初。木村監督は「どっちを使ってもいいかなあ」と2本目でプレーした韓国人DF丁東浩とどちらを起用するか決めかねている様子だが、天野本人は「調子は悪くない。まだ分からないけど、出たら思いっきりやるだけ」と気合を入れていた。
日本サッカー協会が、天皇杯改革に踏み切ったことが7日、分かった。従来はJ2が3回戦、J1は4回戦から登場だったが、今年からJ全36チームが2回戦から登場、大会を活性化させることを決めた。また昨季は、大分がメンバーを落として天皇杯に臨んだことがあり、今大会から「最強メンバーで臨むこと」を大会規定に盛り込んだ。J各クラブからも了承を得ており、今月中には正式に発表される。

 日本で最も伝統と権威のある大会が、リニューアルされる。日本協会は、天皇杯を名実ともに最高の大会にすべく、Jクラブを早期の段階で投入することを決めた。既にJ各クラブに通達済みで、今季から2回戦(10月10日)に登場させる。従来はJ1が4回戦(11月初旬)からで、アマチュアチームがJ1クラブと対戦するには3度勝たねばならなかった。それが、今季からは1回勝っただけで、トッププロと公式戦で対戦できるようになった。

 Jリーグ常務理事で天皇杯担当の佐々木一樹氏は「Jクラブを2回戦から出場させることで、大会の活性化を図る。予選を勝ち抜いた各地域の代表は、頑張れば次はプロと対戦できるわけだし、モチベーションも上がる」と期待した。

 昨年まで2回戦の平均観客は1000人以下だったが、今季はJ全クラブが登場することで、観客増も期待できる。単純計算でJ1の試合数が2試合増えることになり、反発も予想された。だが、6カ月以上も前からプランを立て、Jクラブの理解を求めたことや、サッカー界全体の活性化につながる企画だけに、反対意見はほとんどなく、すんなり決まった。

 昨年は、天皇杯4回戦に登場した大分が、優勝した4日前のナビスコ杯決勝戦のメンバーから先発を10人入れ替えて、J2鳥栖と対戦し、0-2で敗退した。厳重注意だけで、ペナルティーはなかった。それも今季からは、J規約にもある「最強チームで臨むこと」を大会規定に盛り込む。今後はベストメンバーで臨まないと、ペナルティーを科されることになる。

 佐々木常務理事は「今後も天皇杯を盛り上げるための努力を続ける」。J発足に伴い、輝きを失いつつある天皇杯が、再び注目される日は近い。

☆松田記念試合飾れず
 J1史上16人目の通算350試合出場となったMF松田。記念すべき一戦を勝利で飾ることはできなかったが、「あと一歩。雰囲気はすごくいい」と前向きに話した。
 ナビスコ杯での対戦では3-1と圧勝した相手だったが、「相手が研究してサイドが引いていた」と攻撃ではやりづらさを感じた様子。ただ、試合終盤はセットプレーで押し込まれるシーンが続きながらも無失点で踏ん張り、「悪い時はあそこで入れられて、0-1で負けるパターン」とチームの成長を強調した。(NACK5)
☆波戸が300試合出場
 大宮の波戸が先発出場し、J1史上40人目の通算300試合出場を達成した。初出場は横浜フリューゲルス時代の1995年4月26日のG大阪戦。(NACK5)


☆埋まらない「あと一歩」
 「あと一歩のところで点を取れていないだけ」(MF松田)。だが、もう何年もその「一歩」を埋めることができずにいるのが現実ではないのか。0勝3分け5敗のリーグ戦通算成績が示す相性そのままに、守備的な戦術に徹する大宮をこの日も攻めあぐねた。
 複数の選手が悔恨とともに振り返る通り、前半は確かに数回の決定機があった。36分にはMF狩野の大きな展開から、右DF田中がFW渡辺とのワンツーで中へ切れ込み、シュート。だが相手GKに阻まれ、ものにできない。
 後半に入ると拙攻の色合いは増した。大宮の素早い帰陣によりスペースを消され、相手守備ブロックの前でこねくり回すようにボールを回す時間が大半。苦し紛れのパスが相手カウンターの呼び水となるのは、もはや見慣れた光景だ。
 0-0で終了後、選手にサポーターが浴びせたのはブーイングだった。「暑い中、足が止まらずに動けていた。サポーターは厳しいな」と木村監督はこぼしたが、「あと一歩」を乗り越える工夫や挑戦がありさえすれば、同じ結果だとしても反応は違ったはず。
 当面の目標である勝率5割復帰は次節の山形戦に持ち越すことになるが、「どのチームもマリノスに勝とうとしたら、こういうサッカーをしてくる」とDF中沢。再び同じシーンが繰り返されなければいいが。

☆MF狩野 前半に二つくらいあった決定機を決めていれば。いい形でボールをもらえていたし、やりづらさはなかった。負けたわけではないし、次ですね。

☆DF中沢 向こうがこないと、前(の選手)が動かなくなり、パスの出しどころがない。何をしたら相手が嫌かを瞬時に判断して、意思統一しないと。
横浜はまたも大宮に勝てなかった。前半だけで10本のシュートを放つなど再三の得点機をつくりながら、0-0の引き分けで、大宮とのリーグ戦の通算成績は4分け5敗となった。木村浩吉監督(48)は「前半の半ば過ぎからリズムを取れていたが、後半は大事にいきすぎたかもしれない」。対戦がひと回りする次節終了時の勝ち越しを目指していたが、5勝5分け6敗となり、次節の山形戦(ホーム)に勝っても5割までしか届かなくなった。
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