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横浜MF田中裕介(23)が今季初ゴールを挙げた。1-1の同点で迎えた前半40分、縦パスを受けて右足でシュート。チームに今季初の逆転勝ちと、アウェー初勝利をもたらした。田中は「先に点を取られる悪い流れだったけど、すぐにセットプレーで追い付いたし、前半で逆転できたことが大きかった」と喜んだ。木村監督が掲げていたゴールデンウイークの5試合で最低3勝というノルマも果たし(2敗)「達成できてよかった。次節の東京戦はホームだし、次も勝ちたい」と話していた。
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横浜はFW陣のコンビネーションで今季初の連勝を飾った。前半21分、DF金がクリアしたボールをFW山瀬功治(27)が胸で受け、すかさず右足でシュートを決めた。同44分には山瀬のパスを受け、FW坂田大輔(26)が飛び出してきたGKを浮き球で交わしてゴール。実績ある山瀬功、坂田だが、今季は開幕スタメンから外れるなど出場機会に恵まれずにきた。だが、2人の状態とともに、チームも上がってきた。

 木村監督は「(渡辺を含め)前線3人のコンビネーションができてきたので、前節と同じ形にした」と言うように、2試合続けて前線3人を固定し、狩野をボランチで起用した。山瀬功も「3人の流動的な動きはスムーズになってきたと思う」。開幕直後はナビスコ杯を含め6試合勝てなかったチームに、ようやく形が見えてきた。山瀬功が言う。「本来なら連勝して気を引き締めるところだが、今のチームは勢いに乗っていいと思う」。上位進出も狙える位置につけてきた。
横浜木村浩吉監督(47)が4月30日、ゴールデンウイーク後にチームをモデルチェンジしたい考えを示した。この日の練習後、前日の磐田戦(ホーム)にMF狩野をボランチで起用した理由について「狩野も坂田も使いたかった。まだ今はシステムは動かしたくなかったから、人を変えた」と説明。その上で「システムを変えるならば、この連戦が終わってからになる」と語った。いい形で連戦を乗り切り、チームの進化に取り組みたい。
 左アキレスけんを断裂して戦線離脱している横浜FW清水範久(32)に、うれしいプレゼントが届いた。クラブを通じ、ファンからの千羽鶴やメッセージ入りのクラブ旗が手渡された。旗には「焦らず治せ」「また走るJIROを見せて!! 待っているから」などと激励の言葉が書かれており、清水は「ありがたいです」と話して受け取った。清水は3日の練習中に負傷し、6日に手術を受けた。全治6カ月と診断されている。

横浜には、残り20分間があまりに長い。1-0とリードして迎えた後半26分。名古屋のCKからヘディングシュートを決められ同点とされた。同36分にはFKで勝ち越し点を奪われた。逃げ切りが見えてくる時間帯。DF中沢は「ここ2試合が無失点だったので、余計に1-0というイメージが沸いたかもしれない」と振り返った。横浜にとって課題の時間帯といえる。

 残り20分。前節の鹿島戦は0-0の引き分けも、木村浩吉監督(47)は「残り20分に攻められなかった内容が不満」と選手に伝えた。「サッカーは90分の戦い。ペース配分をしろとは言わないが、苦しい時間帯に何ができるかが大事だ」。3月21日の柏戦は3-1の残り25分から引き分け。4日の新潟戦では攻め過ぎ、ロスタイムに決勝点を奪われた。攻めるか、守るか。終盤の試合運びが鬼門になっている。

 選手にも序盤勝負の意識は強く、試合前のコイントスでは風上を選択した。ゲームキャプテンのMF兵藤が言う。「うちは先に取られると苦しい。最初からどんどん行こうと話していた」。若手の多いチームは、現状を打破すべく必死にもがいている。司令塔のMF狩野が首痛で欠場の苦しい試合でもあった。まだシーズン序盤。課題を克服すれば浮上のチャンスは残っている。
横浜の本拠地、日産スタジアムに特別シートが誕生する。選手会が音頭を取り、バックスタンド正面に各選手が1席ずつ、全32席を購入。それぞれの席に「3・松田」などと選手の名前と背番号が入ったカバーをかぶせて個人シートに仕上げ、ファンを招待する。選手個人での招待は多々あるが、全選手そろっての実施は史上初の試み。近日中に横浜市教育委員会へ寄贈し、同委員会を通じて特別支援学校などへプレゼントされる。29日の磐田戦から、ニッパ球も含めたホーム残り16試合で実施される。

 選手会長のDF松田は15日、「これまで全選手で一致団結してできなかったけど、みんなで話し合ってやることにしました」と話した。名前入りのカバーは選手会の予算で購入。シートは各選手がポケットマネーを出した。当日価格4000円の席で、単純計算では総額200万円を超える大盤振る舞い。招待客と写真撮影をするなど、特典も検討している。

Jリーグは14日、愛媛で実行委員会を開き、来季からJリーガーの国内移籍の自由化を認めることで合意した。これに伴い、各クラブは今年7月末までに来季(来年2月1日から)契約したい所属選手に条件提示し、契約を結ぶ。その結果、今季(来年1月31日まで)限りで契約が切れる選手や自ら来季の契約延長を拒んだ選手は、今年8月から他のクラブとの移籍交渉はもちろん、契約を結ぶことも可能になる。

 実行委員会では「お金のあるクラブは金で選手をかき集めて、格差が広がる。経営も苦しくなる」などの反対意見も出た。今後は実行委員もまじえたワーキンググループをつくって、選手会側と詰めの作業に入る。21日のJリーグ理事会を経て、6月の日本サッカー協会評議委員会で正式決定される見通し。

 自由化されると、選手の年齢に応じて設定された移籍係数が撤廃され、契約を満了した選手には移籍金が発生しなくなる。
リーグトップに並ぶ4得点を挙げている横浜FW渡辺千真(22)が14日、ルーキー一番乗りで達したA契約の締結に際し、新たな目標を掲げた。11日の神戸戦(ニッパ球)で出場450分に達し、この日に交渉を行い合意に至った。渡辺も「うれしいですが、ここから始まりです」と気を引き締めていたが、木村監督はJリーグ初代得点王の名前を出して、さらなる成長を促した。

 同監督は「真のストライカーは、簡単なシュートを簡単に決める。難しいゴールより大変なことだよ。例えばディアスは、決めるべき時に確実に決めていたから固め取りがあった」。93年から95年途中まで在籍したディアスは、93年の得点王。当時、木村監督はヘッドコーチを務めており、すごみを肌で感じている。

 渡辺は、監督の要望を理解していた。「そうですね。これから研究もされるだろうし、チャンスは少なくなる。それをしっかり決めなければいけません」。神戸戦でも2得点を挙げたが、決定的な好機で決められずハットトリックを逃している。出遅れたチームの巻き返しに、渡辺のゴール量産は欠かせない。
リーグ開幕からナビスコ杯2試合を含めて6戦未勝利だった横浜が、ようやく勝った。ルーキーFW渡辺千真(22)が前半2分の先制弾など2ゴールを挙げ、今季、なかなか持ち味を発揮できずにいたMF山瀬功治(27)も2得点と活躍。神戸に5-0で大勝し、チーム内に漂いつつあった暗雲を一気に吹き飛ばした。

 会見で口にした木村監督の言葉が、すべてを物語っていた。「今季初勝利を挙げることができてホッとしています」。2試合のナビスコ杯を含め7試合目。内容が良くても白星を手にできず、同監督は「モヤモヤが続く」と繰り返していた。チーム内に漂う暗雲は、最高の形で吹き飛んだ。

 ルーキー渡辺には、勝利への貢献という自信が残った。前半2分、MF兵藤が上げたボールを右足でゴールにたたき込んだ。同21分にはクリアボールをワンバウンドで合わせ、神戸DF宮本を振り切って決めた。ともに鮮やかなシュートだが、渡辺は「何より勝ったことがうれしい」。ここまで開幕弾など2得点も、勝利に結び付かず、むしろ守備面のミスが目立ってしまった。「勝ちまで長かった。まだ課題ばかりだが、まずはホッとしています」。通算4得点は試合終了時点でリーグトップ。今後は、さらに落ち着いてプレーできそうだ。

 山瀬功の活躍も大きい。前節までフル出場はなく、未出場もあった。木村監督は「本調子ではない」という評価とともに、強引なドリブルがチームにマイナスと見ていた。だが、勝てないことでチーム内外に「なぜ山瀬を使わない」という声が出た。ミーティングで同監督が「好き嫌いで起用しているわけではない」と説明するなど、不穏な空気の一因となっていた。

 未勝利の間の心境について、山瀬は「試合に出ている人と違う気持ちはあったかもしれない」というが、迷いはなかった。「何年もサッカーをやってきて、自分の持ち味は分かっている。人にどう思われても関係ない」。木村監督は「先週ぐらいから気持ちが出ていたので使いたかった。突破できる力は重要」と高く評価。プロだからこそ、勝利により物事が好転していく。今季初勝利には、快進撃へつながる要素が詰まっていた
今季未勝利の横浜は、サッカーではなく髪形を変えて白星を目指す。ベテランDF松田直樹(32)が「何かにすがりたい」と9日、丸刈りを敢行すると、若手のFW斎藤学は五厘刈りで追随。さらにGK榎本は、プロ入り以来初めて黒髪に染めた。榎本は「黒は高校以来。ずっと茶系だったからね。ちょっと黒が濃すぎたかな」と照れ笑いだ。「手入れが楽になるし、気分転換の意味もある」。前節4日の新潟戦で、追いつきながらセーブできず失点しただけに、汚名返上に燃えている。

 ただ、サッカーのスタイルは変えない。木村監督は「これまで通りに戦う。オレがジタバタしたら連鎖してしまう」と腹を据えている。11日の神戸戦(ニッパ球)は大事な一戦となる。

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