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3月に右ひざ外側半月板損傷の回復手術を受け、今季ここまで出場機会のない横浜の元日本代表DF松田直樹(33)の戦列復帰が近づいてきた。22日のナビスコ杯予選リーグ清水戦のベンチ入りが濃厚になった。木村和司監督(51)が18日の全体練習後に「コンディションは、まだまだ。それは本人も分かっているはず」としながら、「チームと一緒に戦っていくという試合の雰囲気にも慣れてもらわんといかん。メンバーには入ってくる」と話した。松田は16日の練習試合(対中大)にもボランチで45分間出場しており、この日のフィジカルトレーニングや戦術練習もこなした。松田は「コンディションは悪くはない。(清水戦出場は)監督が決めること。チームにとって力になるなら、何でもするつもり」と話した。
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代表メンバー23人に選ばれなかった横浜DF栗原勇蔵(26)は「仕方ないです」と潔く結果を受け止めた。国内組最終テストの機会となった4月7日のセルビア戦で先発したが、失点にからむミスを犯した。「いいプレーをして選ばれなかったら複雑ですが、そうじゃない。自分の力が足りないだけです」と話した。サポートメンバーに選ばれる可能性もあるが「そうなったらうれしい。この目でW杯を見るチャンスがあるなら、いい勉強になる」と前向きに話した。また4年後に開催されるブラジル大会について「堂々と23人枠に選ばれるように、これから頑張っていきたい」と話した。
横浜の木村和司監督(51)が11日、同チームからDF中沢佑二(32)とMF中村俊輔(31)の2選手が日本代表メンバーに選ばれたことを喜んだ。02年日韓大会で選外となった中村については「当たり前のように名前が呼ばれたからワシもうれしかった。これで(中村も)落ち着いたんじゃないかな」と気づかった。両選手は21日の国内合宿からチームを離れる。この日、横浜市内で行った全体練習前のミーティングでは「日本サッカー界のため、日本のファンのため、という気持ちで戦う経験は、必ず自分のためになる。なかなか経験できないことなので楽しんでくればいい」とエールを送った。
日本代表の岡田監督が視察に訪れる中、横浜のW杯代表メンバー当落線上の選手らが活躍した。国内組最終テストとなった4月7日のセルビア戦に出場したFW山瀬功治(28)は後半15分のFW渡辺の決勝弾をアシストした。敵陣深くでDF3人に囲まれながらラストパスをゴール前に送った。「欲を言えば自分でシュートを打ちたかったけど決めてくれて良かった」と話した。同じくセルビア戦に出場したDF栗原勇蔵(26)も、日本代表DF中沢と連係して味方のピンチを何度も救った。試合後は「アピールよりも勝つことが大切」と話した。


キレ戻った!俊輔2戦連続フル出場

故障に苦しんできた横浜の日本代表MF中村俊輔(31)が、W杯代表発表(10日)前最後の試合で完全復活を印象付けた。アウェー浦和戦で左MFで先発出場。スルーパスでFW渡辺の先制ゴールにつなげるなど、チームを勝利に導いた。Jリーグ復帰後は左足負傷の影響などで、途中交代が続いていたが、最近2試合は連続フル出場。プレーにも安定感が増し、視察に訪れた日本代表の岡田監督を安心させた。

 体にキレが戻ってきた。前半6分。中村は敵陣左サイドでボールを持つと、右前方にいたFW渡辺へスルーパスを狙った。ボールの位置が体から遠く、左足を伸ばす。左足を痛めたばかりの4月ごろなら、バランスを崩して倒れるような体勢だったが、この日は違った。体全体を前方にスライドさせ、左足でボールをとらえた。パス直後に座り込むような姿勢で倒れたが、ボールを受けた渡辺が先制弾を決めた。

 W杯本大会開幕まで約1カ月。司令塔の中村のコンディションは、日本の戦いぶりに直結する。左足首などを痛めた4月3日の清水戦以降は途中交代を続けたが、前節新潟戦で今季初のフル出場を果たし、この日も試合終了までピッチに立った。試合後は「(調子は)だんだん良くなっている」と、自分でも上向く体調を実感していた。

 円熟味ある駆け引きも見せた。この日は攻撃的MFとして左サイドに入った。浦和の司令塔MFポンテと対面の位置。主導権を握りたい中村は、ボールがポンテを経由しないとみた時間帯は、位置を右サイドに移して攻撃の起点となった。「あれはゲームの中の駆け引き。(ポンテとの)起点のつくり合いだったからね」。トップレベルの外国人選手と駆け引きを演じることは、本大会に向けて絶好のシミュレーションにもなったはず。試合後は「もっとフェイク(フェイント)を入れないとW杯では通用しない」と、本大会を想定した課題も口にした。

 後半35分に放ったミドルシュートは、W杯本大会に向けて練習を重ねてきた無回転のブレ球。枠内をしっかりとらえ「はまるようになってきた」。本大会を控えて、好材料が整い始めた。あとは2日後のメンバー発表で、この日視察に訪れた岡田監督が自分の名前を読み上げる瞬間を待つだけだ。
横浜は今季初先発のMF水沼宏太(20)のアシストでFW渡辺千真(23)が先制弾を浴びせたが、逆転負けした。ボランチに入ったMF中村俊輔(31)も後半最後は前線に加わってゴールを狙いにいったが、及ばなかった。新潟には球際や1対1で圧倒的な強さを発揮された。中村は「前やサイドで起点が作れなかった。自滅でしょう」と振り返った。ハーフタイムに「プレーが軽すぎる!」と厳しく指示した木村監督も「サッカーが全然できていなかった」と厳しい表情で語った。
前半は0-0で折り返した。横浜は前半1分の栗原のミドルシュートをはじめとし、再三ゴールを狙うが決め手に欠けた。MF中村はボランチに入った。磐田は同28分、FW前田からのロングパスを受けたイ・グノが、横浜DF中沢を振り切ってシュートを放つもゴールを外れた。

 均衡を破ったのは横浜だった。後半30分、中央から中村が左サイドのMF坂田へパス。坂田がファーサイドへクロスを上げると、DF天野が飛び込んでシュートを決めた。天野は今季初先発でプロ初ゴール。横浜は1点を守りきり、勝利を収めた。


横浜天野が初ゴール「頭が真っ白」

横浜が、DF天野のプロ初ゴールで接戦を制した。後半31分、今季初先発のDF天野はオーバーラップ。FW坂田からのクロスボールに飛び込み、ボールを左肩に当てて決勝点となるゴールを決めた。プロ6年目で初ゴールの天野は「(ゴールが決まった時は)頭の中は真っ白でした」と興奮ぎみに振り返った。


俊輔ボランチ「勝利の起点」作った

横浜MF中村俊輔(31)が新ポジションのボランチで決勝点につながる流れをつくった。0-0で迎えた後半31分、敵陣中央でボールを持つと、左サイドに張っていたFW坂田に渡し、DF天野のゴールの起点になった。「もう少し(ボールを)こねようかなと思ったけど、持った時に天野がタイミング良く(前線に)上がってくれたので」と振り返った。

 MF小椋の出場停止など、チーム事情からボランチを務めた。本来の攻撃的MFから1列下がったが、ロングパスで坂田、山瀬ら俊足FWが相手DFラインの裏を狙う動きを呼び込む。「もう少し崩すようなボール回しができたらよかった。それでもある程度、形にはなっていたかな」と手応えを得ていた。

 今後も中盤の安定のためボランチ出場を求められる可能性は十分ある。「ボランチに入ってチームの攻撃の形が少しずつ固まっていけばいい」。日本代表では無縁のポジションだが、チームのために柔軟に対応していくつもりだ。
横浜の木村和司監督(51)は、鹿島戦の完敗から一夜明けた25日、緊急の全体ミーティングを28日に開くことを明かした。就任以来、選手の自主性を重んじて、本格的なミーティングは一切してこなかったが、鹿島戦で想像以上の実力差を痛感。鹿島サッカーを“教材”にしたミーティングを行うことを決意した。「必ず借りは返さんといけん」と話す一方で「本当に勉強になった」と冷静に受け止めている。緊急ミーティングでは鹿島戦の編集映像を素材に両チームのプレーを比較しながら「強いサッカーとは何か」を説いていくつもり。「いいものはどんどん自分たちのものにしていけばいい」。なりふり構わずチーム再建に取り組む。
横浜が今季初の攻撃的布陣4-3-3で王者に挑んだが、結果は出なかった。木村和司監督(51)は会見の第一声に「ちゃぶられました」と、好んで使う言葉を選んで悔しさをにじませた。鹿島のシュート10本で3得点に対して、20本で1得点に終わった。鹿島について「完敗です。試合巧者というか、力の使い方など頭が下がります。悔しいぐらいちゃぶられた」と現時点での実力差を認めていた。
セルビア戦の惨敗から一夜明けた8日、日本代表主力選手たちはショックをぬぐい切れない様子だった。主将の横浜DF中沢佑二(32)は一睡もできなかったことを明かし、司令塔の横浜MF中村俊輔(31)も心の整理がつかないのか、取材陣の問いかけに「(取材は)明日にしましょう」と発しただけ。川崎FのMF稲本潤一(30)もいらだちを隠さなかった。日本代表が次に集合するのは、W杯メンバー発表後の来月20日。動揺を引きずらないか心配だ。

 一夜明けても、惨敗ショックはいえていなかった。この日、それぞれの所属クラブに戻った主力選手たちは気持ちの切り替えに苦慮していた。「寝てないです。悩むだけ悩みました」。守備陣を統率しきれず、3失点を許した中沢は責任を人一倍感じていた。朝を迎えて導き出した結論は「悩んでも仕方ない」だった。「どうこう言っても始まらない」と、自分に言い聞かせるしかなかった。

 中村の落胆ぶりも深刻に映った。左足甲などの痛みをこらえながら強行出場も、見せ場をつくれず、途中交代した。横浜市内のクラブハウスで治療後、取材陣に囲まれたが「今日しゃべらなきゃダメ? 明日にしようよ」と答え、足早にその場を後にした。

 W杯本大会まで63日。セルビア戦では、かねて課題だった得点力不足に加え、控え組と主力組の歴然とした差、場当たり的なフォーメーションなど問題点が噴出した。収穫の乏しさに岡田監督は失望感を隠せなかったが、選手は選手で大きな傷を負っていた。

 新戦力として期待されながら、経験不足を露呈した横浜DF栗原は「(試合会場だった)大阪にはもう2度と行きたくない」と漏らした。川崎FのMF稲本は取材陣の問いかけに「また代表のこと? あんな試合したのにまだ聞くの?」と険しい表情を見せた。G大阪MF遠藤、名古屋FW玉田は負傷のため週末のリーグ戦を欠場することに。まさに傷だらけだ。

 中沢が「チームとして集まれる機会が1カ月ない」と話したように、日本代表が集まる機会は、5月中旬の最終メンバー発表後、来月20日に始まる国内合宿までない。「個人としてどこまで高いところに持っていけるかという感じ」と中沢が言うように、国内組は今後、Jリーグで個々の力を高めていくしかない。残された時間はわずか。「セルビア戦後遺症」の早期解消が、日本代表の大きなテーマになってきた。
日本代表のDF栗原勇蔵(26=横浜)が「仮想ベントナー」を完封し、逆転W杯メンバー入りを狙う。日本代表は6日、7日の親善試合セルビア戦に備え、大阪府内のナショナルトレーニングセンターと試合会場の長居スタジアムで2部練習を実施。午前の紅白戦で先発組に入った栗原は、滞空時間の長いヘッドなどで存在感を示した。センターバック(CB)は中沢、闘莉王が不動の地位を確立しているが、「ハマの番長」が今回不在の闘莉王に挑戦状をたたきつける。

 不敵な笑みを浮かべながら、栗原が言い切った。「セルビアは世界でもでかいと思う。その中で、どれだけできるか試したい。明日できなければ、W杯でもできないと思うから、しっかりやっていければいい」。代表初先発にも気負うところはなかった。

 セルビアは193センチの長身ストライカーFWレキッチを擁する。W杯1次リーグ第3戦デンマークのエースFWベントナーと同じ身長で、原博実強化担当技術委員長も「W杯を想定したいい練習になる」と指摘。栗原は「体をちゃんとつけていればやられない。粘り強くいきたい」と言う。

 岡田監督が横浜を率いた03年から06年途中まで指導を受け、「岡田イズム」は理解している。「一番勉強になったのは細かいところ。ポジショニングとか。わずかなとこで勝負は左右される。その通りだと思った」。当時は闘争心が裏目に出て退場処分を受けるなど「若さ」が要所に出ていたが、経験を積んだ今は、自信と余裕がある。

 2月の東アジア選手権韓国戦での退場による出場停止で、今回は闘莉王が不在。栗原は「(中沢と闘莉王の)2人はレベルが高いから、それに近づけるプレーができればいい」と控えめだったが、セルビア戦で安定したプレーを披露すれば、CBの3番手に浮上するはずだ。

 岡田監督も「大きい相手にどれだけできるかを見たい」と話した。所属の横浜で2得点を挙げているMF中村とのホットラインからのゴールも期待されるが、「冷静に、熱くやれればいい。場をわきまえてね(笑い)」。「ハマの番長」栗原が、この一戦をステップにして不動のCB2人に挑戦状をたたき付ける。
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