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横浜MのGK飯倉大樹(23)がリベンジへの第一歩を踏み出した。福島ユナイテッドFC戦で先発出場。9月6日のナビスコ杯準決勝第2戦の川崎戦で一発退場となり、6試合の出場停止処分を受けて以来のピッチ。「チームに対して迷惑をかけた」と振り返る飯倉が復帰戦で4―1の勝利に貢献した。15日の4回戦は川崎との対戦の可能性もあり、「そこで借りを返したい」。

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一瞬のひらめきでゴールへの道筋を見つけた。前半39分、右サイドでボールを持った長谷川は、MF狩野とワン・ツーパスで相手の守備網を突破。シュート性のクロスをゴール前に送った。FW坂田のシュートは得点に至らなかったが、相手を崩しての決定機に会場が沸いた。

 イランと日本の血を引く異色のMFは今季、能力を開花させつつある。ルーキーイヤーの2年前、開幕スタメンをつかみながら、直後の右足小指骨折で長期離脱。天国と地獄のはざまで苦しんだが、今年、再び主力の座に手をかけた。現在のリーグ戦5試合連続先発は自身最長。「それに満足せず、上を目指してやりたい」と語気を強める。

 イラン出身の父・ビジャンさん(46)は母国で地元ユースのエースFWとして活躍。だが、ある時、試合途中に突如「イラクがイランの空港を爆撃」とアナウンスが流れ、試合は中断された。1980年、イラン・イラク戦争の始まりだった。サッカーを断念したビジャンさんはその後、武道を学ぶため来日し、日本人女性と結婚。その息子がプロにまで上り詰めた。

 以前から背負う「29」番は誕生日の数字。ビジャンさんは「次に『10』になるまでは『29』を変えない」と息子と約束しているという。今月29日に21歳を迎える大型MFは着実にスターへの階段を上っている。

 ◆長谷川アーリアジャスール(はせがわあーりあじゃすーる)1988年10月29日、埼玉県生まれ。20歳。イラン人の父と日本人の母を持つハーフで、攻撃力抜群のMF。高校1年から横浜Mユースに入団。トップ昇格した07年3月3日の甲府戦では、新人としてクラブ史上4人目となる開幕スタメン。186センチ、70キロ。
横浜Mは、ACL出場圏の3位以内が遠のく痛いドローとなった。負傷離脱したDF栗原の代役を務めた韓国人DF金が安定したプレーを披露するなど守備陣はG大阪を完封したが、最後まで無得点。DF中沢は「結局、1本のパスで一発狙いだった」と攻撃面で連動性を欠いたことを反省した。勝ち点を「1」伸ばしただけ。残り4試合、全力で巻き返す。
横浜MのMF山瀬が練習で右脚を痛め途中離脱。太もも裏肉離れの疑いで14日にも精密検査を受ける見通しとなった。17日の名古屋戦の出場は微妙な状況。また、日本代表合宿に参加しているDF中沢は14日のトーゴ戦直後に試合会場の仙台から横浜に移動する予定で、15日の練習から合流する見通しだ。

横浜MのFW清水範久(32)が今月中にチームに完全合流できる見通しであることが2日、分かった。4月3日の練習中に左アキレス腱(けん)断裂を負って離脱したが、先月末から部分的に練習に合流。この日は紅白戦に加わらなかったが、木村浩吉監督(48)は「あと2週間くらいでゲームができるくらいになる」と説明し、実戦復帰まであと一歩となった。

 4日に33歳の誕生日を迎える清水は指揮官の信頼も厚く、今季も負傷するまで先発入り。リーグ終盤戦で加われば、チームの戦力もアップする。現在、10位のチームは残り7戦でACL出場権の獲得が目標。まずは4日の川崎戦で今季初の3連勝を目指す。

横浜Mが、来季はユース選手のトップチーム昇格を見合わせる方針を固めたことが30日、分かった。若手が頭角を現しチームのベースができつつあるためで、戦力が整備された表れと言える。

 チームは05年以降、ユース選手を継続的に昇格させることで若手戦力が充実。昨季は育成型クラブへの転換を打ち出し、木村浩吉監督(48)との契約も3年間延長した。積極的に起用した若手も成長。一方で、高校3年のユース選手について現時点ではトップチームでのプレーが厳しいと判断。下部組織から昇格を行わないのは04年以来6年ぶりとなった。今季はルーキーの獲得交渉も慎重に力を見極めた上で行っている。

 現在、2連勝中のクラブはリーグ戦の目標をACL出場権獲得に設定。その裏で来季の補強ポイントを着々と絞り、外国人FWなどを物色中だ。来季、若手とベテラン、助っ人がかみ合えば、優勝争いに加わる可能性は十分ある。
前半44分だ。横浜Mの新人FW渡辺はMF長谷川が右サイドから出した低いパスを左足で合わせ、3戦連発となる決勝弾。元日本代表の城彰二氏が市原(現千葉)時代に記録した12点の新人最多得点記録にあと1点と迫り「チームの勝ちにつながったのがうれしい」と笑みを浮かべた。

 “内弁慶”も克服した。これまでのリーグ得点でアウェーゴールは12日の広島戦で記録した1点のみ。「今までのアウェーと違って雰囲気があった」と振り返る4万5000人の敵地で見事なゴールを決めた。

 開始3分にはMF狩野の右CKを頭で中央へ流し、日本代表DF中沢の先制点をアシスト。ルーキーの活躍に、中沢も「あと1点と言わず、得点王、新人王を取らせてあげたい」と期待する。残り7戦。「状態は悪くない」という渡辺がルーキー記録を塗り替える日はそう遠くはない。
ようやく心の底から笑えた。死闘の末に鹿島を下した直後のヒーローインタビュー。「この勝利を誰にささげるか」との質問に、横浜Mの守護神、榎本哲也(26)は「娘に!」と力強く即答した。146日ぶりのリーグ戦。7月16日に生まれたばかりの長女・妃花(ひな)ちゃんにようやく父の活躍をプレゼントすることが出来た。

 昨オフに延長した3年契約の1年目。不動のGKとして新シーズンに臨んだはずが、自身の不調も影響し、4月26日の名古屋戦を最後に出番を失った。若手GK飯倉が台頭する裏で、左ふくらはぎと腰ついねん挫と2度の負傷を負い、ポジション奪回のチャンスは遠のくばかり。そのどん底の時期に授かったのが妃花ちゃんだった。

 「ストレスをためて、娘が泣いてイラっとしたこともあった」と榎本。その度に自己嫌悪に陥った。人生最大の幸福と試練の挟間で苦しみながら、GK飯倉の出場停止の影響などで、ついにこの日先発復帰。FW坂田が先制点を奪った際にはチームメートからもゆりかごダンスで祝福され、奮起。冷静な守備で1点差を死守した。

 今季は長年の夢も寸前で実現しなかった。横浜Mユース時代、当時、トップに所属していた日本代表MF中村俊輔(エスパニョール)とは練習パートナーを務めた仲。練習場まで車で送ってくれるなど、私生活から面倒を見てくれた大先輩とは今でも連絡を取る。その俊輔が本来は6月に横浜Mに復帰するはずだった。「来れなくなったと聞いた時、ショックだった。一緒にやるのが目標だったから」と悔しがる。

 「いつかシュンさんが戻ってきても、自分が出てなければ、一緒にピッチに立てない。オレが頑張らないと」。父親として初出場初勝利を成し遂げた榎本は残りのシーズンに向け、気持ちを新たにした。

 ◆榎本 哲也(えのもと・てつや)1983年5月2日、神奈川県生まれ。26歳。小学校1年で一般スクールに入って以来、横浜M一筋。小学校3年時からGKとなる。03年シーズンの開幕戦、磐田戦でトップデビュー。昨季は日本代表候補にもリストアップされた。180センチ、73キロ。
横浜の大卒ルーキーFW渡辺がJリーグの歴史に名を刻んだ。前半15分、ゴール前中央でボールを持つと、左足でミドルシュート。相手DF岩政に当たったボールはゴール左に吸い込まれた。鹿島撃破を決めた決勝弾は今季リーグ10点目。大卒新人の2ケタ得点はJ史上初だ。渡辺は「思い切り打ったら、相手に当たったけど、枠にいってくれた」と笑顔を浮かべた。

 前節の広島戦ではリーグ戦で初めてアウェーゴールを挙げながら、直後に交代となり、不完全燃焼に終わっていた。その悔しさを胸にこの日は自身初となる2戦連発を達成。シーズン前から10得点を掲げていたストライカーは「目標を実行できて良かったけど、試合はまだある」。新人FWの最多得点も夢ではない。
追い上げも1点届かず、横浜Mはリーグ戦8試合ぶりの黒星を喫した。1―3で迎えた後半10分、DF田中の縦パスからルーキーFW渡辺が今季9得点目を右足でゲット。「ダイレクトで打つしかなかった」と振り返る渡辺にとって、リーグ戦でのアウェー弾は初。これで反撃ムードとなったが、その後は思うように崩しきれなかった。木村監督は「残り9試合で1つでも多く勝って混戦を抜け出したい」と気持ちを切り替えていた。

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