マリノス記事を日々収集
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日に首位の鹿島と対戦(19時・日産ス)する。4日は横浜市戸塚区の横浜F・マリノス戸塚トレーニングセンターで、激しい雨の中練習を行った。
鹿島は勝ち点32で2位以下を10ポイント以上突き放し独走中。横浜Mは同19で5位と逆転優勝のためには勝利が絶対条件となる。天王山を前に岡田監督は「ただの話題提供」とけむに巻きながらも、5日の練習を今季リーグ戦前初となる非公開とすることを決めた。
フォーメーション確認での布陣は前節に続き4―4―2で、次戦も新システムで臨むことが濃厚となり、中沢も「新しいトライを徹底したい」と話した。
3日の鹿島―清水戦を視察した岡田監督は「鹿島は体調も連係も良い。一人ひとりもボールを取られない」と警戒。それでも「チャンスはある。どこであれうちは目の前の相手を倒すだけ」と静かに語った。
◆久保のスーパーサブ起用が濃厚
横浜Mの背番号9の調子は現在、「水もの」だ。岡田監督は「久保は当てにしてない」と笑ったりする。
昨季途中に壊した右ひざとその故障が遠因となって痛めた腰、両方がまだ完治していない。監督によれば「90分は無理だし、連戦で出続けるのも無理」という状況だ。
だが一進一退ながらも確実に回復はしている。練習から外れることはなくなり、2日の大分戦でも出場はなかったがベンチ入り。この日も軽快なな動きを見せ、次戦もメンバー入りが確実となっている。
岡田監督が「強い」と言い、2年連続王者を倒して独走態勢をさらに確固たるものとしようともくろむ鹿島との対戦は接戦が必至。最後の切り札として、久保の起用はスーパーサブが濃厚だ。
29歳。遮二無二ボールを追いかけたりしない。中沢は「竜さん(久保)はミニゲームとかは本気でやらない」と笑う。だがここぞの時に発揮する集中力はすでに数々のゴールで証明してきた。
ずぶといエースの言葉は大一番を前にしても、「まぁ頑張ります」と平時と変わらない。気持ちは敵ゴール前でのみ高ぶらせる。鹿島にとったら「くせ者」だろう
鹿島は勝ち点32で2位以下を10ポイント以上突き放し独走中。横浜Mは同19で5位と逆転優勝のためには勝利が絶対条件となる。天王山を前に岡田監督は「ただの話題提供」とけむに巻きながらも、5日の練習を今季リーグ戦前初となる非公開とすることを決めた。
フォーメーション確認での布陣は前節に続き4―4―2で、次戦も新システムで臨むことが濃厚となり、中沢も「新しいトライを徹底したい」と話した。
3日の鹿島―清水戦を視察した岡田監督は「鹿島は体調も連係も良い。一人ひとりもボールを取られない」と警戒。それでも「チャンスはある。どこであれうちは目の前の相手を倒すだけ」と静かに語った。
◆久保のスーパーサブ起用が濃厚
横浜Mの背番号9の調子は現在、「水もの」だ。岡田監督は「久保は当てにしてない」と笑ったりする。
昨季途中に壊した右ひざとその故障が遠因となって痛めた腰、両方がまだ完治していない。監督によれば「90分は無理だし、連戦で出続けるのも無理」という状況だ。
だが一進一退ながらも確実に回復はしている。練習から外れることはなくなり、2日の大分戦でも出場はなかったがベンチ入り。この日も軽快なな動きを見せ、次戦もメンバー入りが確実となっている。
岡田監督が「強い」と言い、2年連続王者を倒して独走態勢をさらに確固たるものとしようともくろむ鹿島との対戦は接戦が必至。最後の切り札として、久保の起用はスーパーサブが濃厚だ。
29歳。遮二無二ボールを追いかけたりしない。中沢は「竜さん(久保)はミニゲームとかは本気でやらない」と笑う。だがここぞの時に発揮する集中力はすでに数々のゴールで証明してきた。
ずぶといエースの言葉は大一番を前にしても、「まぁ頑張ります」と平時と変わらない。気持ちは敵ゴール前でのみ高ぶらせる。鹿島にとったら「くせ者」だろう
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J1横浜Mが4日、ブラジルのクラブチーム・パルメイラスからブラジル代表MFマグロン(26)=写真=を獲得したと発表した。契約は2006年1月1日までの5カ月間だが、契約延長のオプションがついている。5カ月分の契約は4000万円で、移籍金は1億5000万円。
マグロンは186センチ、73キロという長身の守備的MF。2004年にはブラジル代表としてW杯南米予選にも出場し、運動量が豊富で1対1に強く、スピードとキープ力にも優れている。
同選手は5日、記者会見を開く。(金額は推定)
マグロンは186センチ、73キロという長身の守備的MF。2004年にはブラジル代表としてW杯南米予選にも出場し、運動量が豊富で1対1に強く、スピードとキープ力にも優れている。
同選手は5日、記者会見を開く。(金額は推定)
Jリーグ1部(J1)横浜Mがブラジルリーグ・パルメイラス所属のブラジル人MFマグロン(26)を獲得することが17日、決定的となった。坂木嘉和強化部長が「来るという感触を持っている」と明かした。
マグロンは186センチの長身ながら足技も優れるボランチで、昨年代表デビューし、10月のW杯南米予選など3試合に出場している。
また同強化部長は「監督が違うタイプ(のFW)を探している」と、6月末で契約が切れる韓国代表FW安貞桓と契約を更新しない方針も明らかにした。現在、代わりの外国人FWをリストアップ中で、同部長は「安より上のFWじゃなきゃ意味がない。1人で打開できる選手を探している」と話した
横浜Mは1週間のオフを挟み20日、7月2日のJリーグ再開に向け、横浜市戸塚区の横浜F・マリノス戸塚トレーニングセンターで練習を開始した。
右ひざの打撲で日本代表コンフェデレーションズカップを辞退した中沢は、2日から10日の米遠征で右太ももの肉離れを起こした山瀬功とともに近隣のプールで調整した。平沼チームドクターによれば両人とも経過は良好。しかしリーグ再開に間に合うかは「まだ徐々に様子を見ながら」と慎重だった。
横浜Mは東海大と練習試合などを行い、7月2日の大分戦に備える。
◆中沢の契約交渉大詰め
6月末で横浜Mとの契約が切れる中沢とチーム側の交渉が大詰めに入ってきた。
坂木嘉和強化部長によると中沢はまだサインはしていないものの「方向的には残る方向」で、「あと最後はお金の問題」とのこと。横浜M側に他クラブから正式なオファーは来ておらず、残留の可能性は高い。
だが小山哲司GMは「まだわからないよ。今日は代理人と連絡がつかなかったし。欧州に80万ユーロ(約1億円)以上出すチームがあるなら、うちは1億円以上は出せないから…」と移籍の可能性も否定しなかった。
横浜M側は現在中沢に推定8000万円の年俸と複数年契約を提示し、慰留に努めている。中沢は「すべて代理人に任せてますから」とだけ話した。
右ひざの打撲で日本代表コンフェデレーションズカップを辞退した中沢は、2日から10日の米遠征で右太ももの肉離れを起こした山瀬功とともに近隣のプールで調整した。平沼チームドクターによれば両人とも経過は良好。しかしリーグ再開に間に合うかは「まだ徐々に様子を見ながら」と慎重だった。
横浜Mは東海大と練習試合などを行い、7月2日の大分戦に備える。
◆中沢の契約交渉大詰め
6月末で横浜Mとの契約が切れる中沢とチーム側の交渉が大詰めに入ってきた。
坂木嘉和強化部長によると中沢はまだサインはしていないものの「方向的には残る方向」で、「あと最後はお金の問題」とのこと。横浜M側に他クラブから正式なオファーは来ておらず、残留の可能性は高い。
だが小山哲司GMは「まだわからないよ。今日は代理人と連絡がつかなかったし。欧州に80万ユーロ(約1億円)以上出すチームがあるなら、うちは1億円以上は出せないから…」と移籍の可能性も否定しなかった。
横浜M側は現在中沢に推定8000万円の年俸と複数年契約を提示し、慰留に努めている。中沢は「すべて代理人に任せてますから」とだけ話した。
Jリーグ1部(J1)横浜Mは1日、日産スタジアムで今季イタリアセリエA王者のユベントスとの親善試合に臨む。ユベントスは31日、同スタジアムで記者会見と公開練習を行った。カペッロ監督は「マリノスもチャンピオンチーム。監督として私は負けることが嫌い。そのために戦う」と意気込みを語った。
会見に出席した選手たちはリラックスムード。2002年の日韓W杯に出場し日本でも人気を博したFWデルピエロ(イタリア)は、「スクデッド(セリエA優勝杯)を獲得した後に日本に来られてうれしい。ツアーを楽しみながらうまくプレーしたい」。フランス代表のFWトレゼゲも「僕にとってはお祭りみたいなもの」と肩の力を抜いている。会見後は日産フィールド小机で子供へのサッカースクールも行い、つかの間の交流に笑顔が絶えなかった。
一方迎え撃つ横浜M・岡田監督は「自分たちのやり方でそこそこいけると思うからやるわけで、これまでの積み重ねがどれだけできるのか試す」とやる気。松田も「ただ楽しませて帰すわけにはいかない」と燃える。右MFには初めて山瀬功が入る見込みで、前試合に続き4バックで挑む。
試合は19時キックオフで、当日券は1万5000枚発売される。
会見に出席した選手たちはリラックスムード。2002年の日韓W杯に出場し日本でも人気を博したFWデルピエロ(イタリア)は、「スクデッド(セリエA優勝杯)を獲得した後に日本に来られてうれしい。ツアーを楽しみながらうまくプレーしたい」。フランス代表のFWトレゼゲも「僕にとってはお祭りみたいなもの」と肩の力を抜いている。会見後は日産フィールド小机で子供へのサッカースクールも行い、つかの間の交流に笑顔が絶えなかった。
一方迎え撃つ横浜M・岡田監督は「自分たちのやり方でそこそこいけると思うからやるわけで、これまでの積み重ねがどれだけできるのか試す」とやる気。松田も「ただ楽しませて帰すわけにはいかない」と燃える。右MFには初めて山瀬功が入る見込みで、前試合に続き4バックで挑む。
試合は19時キックオフで、当日券は1万5000枚発売される。
勇ましく戦った。前半22分、ドゥトラのクロスに、DFと一瞬で体を入れ替えた大島が左足を合わせ、バーを直撃。さらに2分後には那須のミドルもバーをたたいた。
DFも決定機を作らせない。昨季得点王エメルソンを数的優位で封じ込める。「エメはマリノスに対して良いイメージがないのかな」とは中沢。怖さはなかった。
が、状況は一瞬で暗転した。後半31分、浦和・鈴木のシュートを榎本哲がはじいたところを永井がヘッド。ゴールマウスに球が転がった。
これで週2試合ペースで続いた13連戦を終え、岡田監督は「勝負強さがなくなってきている」と振り返った。一瞬訪れる好機を生かし、窮地をはね返していたのがこれまでの横浜Mだった。監督は、アジア・チャンピオンズリーグ(CL)制覇など、先を見据えてメンバーを入れ替えてきたことが、一瞬に懸ける勝負強さを失わせたと話した。
これでリーグは約1月半の中断に入る。アジアCLの敗退が決まり、監督は「怖いものはなにもない」と言う。もう言い訳はできない。「強いチームになってまた戻ってくる」。手負いの王者の巻き返しを信じたい。
ブーイングの中で好プレー
今季浦和から移籍の山瀬功が横浜Mでトップ下として初先発。浦和ファンからのすさまじいブーイングの中で、随所に好プレーを見せた。
古巣との対決にも「特にいつもと同じ。意識していなかった」。まず前半24分、DF3人を抜き去り、サイドを突破。クロスから那須のバー直撃のミドルシュートを誘う。さらに同43分には、またもドリブル突破から自ら左足でシュート。わずかにそれたが、切れが戻りつつあることを印象づけた。
「ここからリフレッシュしてチームとしての戦術を見直せば、まだチャンスはある」。今後のかぎを握る背番号10は、淡々と話していた。
◆久保が後半30分から出場
横浜M・久保が後半30分から出場。昨年10月2日の柏戦以来となるJリーグ復帰を果たした。
土壇場での1点を期待されたがほとんど球に触れる機会がなく、試合後は「ボールに触ってないですから」と久保。岡田監督も「プレーと言うほどのプレーをしてない。あの状況じゃ評価しづらい」。
完全復帰はリーグ中断明けとなる。
ひとこと
DF中沢 ACLも今回も、負けは負け。自分たちが弱かったということ。これを受け止めるのも強さ。連戦は終わったがホッとしている場合じゃない。
DF松田 今は良い勉強になっている。反省して、切りかえてやりたい。これからはベストコンディションでやりたい。
FW大島(好機で決められず) ああいうのを決められなきゃだめ。(リーグの)最初は点を取れたけど、もう一つ取れる力をつけないと。
DFも決定機を作らせない。昨季得点王エメルソンを数的優位で封じ込める。「エメはマリノスに対して良いイメージがないのかな」とは中沢。怖さはなかった。
が、状況は一瞬で暗転した。後半31分、浦和・鈴木のシュートを榎本哲がはじいたところを永井がヘッド。ゴールマウスに球が転がった。
これで週2試合ペースで続いた13連戦を終え、岡田監督は「勝負強さがなくなってきている」と振り返った。一瞬訪れる好機を生かし、窮地をはね返していたのがこれまでの横浜Mだった。監督は、アジア・チャンピオンズリーグ(CL)制覇など、先を見据えてメンバーを入れ替えてきたことが、一瞬に懸ける勝負強さを失わせたと話した。
これでリーグは約1月半の中断に入る。アジアCLの敗退が決まり、監督は「怖いものはなにもない」と言う。もう言い訳はできない。「強いチームになってまた戻ってくる」。手負いの王者の巻き返しを信じたい。
ブーイングの中で好プレー
今季浦和から移籍の山瀬功が横浜Mでトップ下として初先発。浦和ファンからのすさまじいブーイングの中で、随所に好プレーを見せた。
古巣との対決にも「特にいつもと同じ。意識していなかった」。まず前半24分、DF3人を抜き去り、サイドを突破。クロスから那須のバー直撃のミドルシュートを誘う。さらに同43分には、またもドリブル突破から自ら左足でシュート。わずかにそれたが、切れが戻りつつあることを印象づけた。
「ここからリフレッシュしてチームとしての戦術を見直せば、まだチャンスはある」。今後のかぎを握る背番号10は、淡々と話していた。
◆久保が後半30分から出場
横浜M・久保が後半30分から出場。昨年10月2日の柏戦以来となるJリーグ復帰を果たした。
土壇場での1点を期待されたがほとんど球に触れる機会がなく、試合後は「ボールに触ってないですから」と久保。岡田監督も「プレーと言うほどのプレーをしてない。あの状況じゃ評価しづらい」。
完全復帰はリーグ中断明けとなる。
ひとこと
DF中沢 ACLも今回も、負けは負け。自分たちが弱かったということ。これを受け止めるのも強さ。連戦は終わったがホッとしている場合じゃない。
DF松田 今は良い勉強になっている。反省して、切りかえてやりたい。これからはベストコンディションでやりたい。
FW大島(好機で決められず) ああいうのを決められなきゃだめ。(リーグの)最初は点を取れたけど、もう一つ取れる力をつけないと。
11日にアウエー中国で山東に敗れてアジアチャンピオンズリーグ予選敗退が決まり、12日に失意の帰国。岡田監督は練習前、「悔しい。もう一度来年挑戦するために、なんとしてもJリーグで優勝しよう」と選手を鼓舞したという。
週に2試合の13連戦も次が最後となるが、松田は「もう(Jリーグ制覇という)目標が決まったし、やるしかない。悔しさを吹っ切るためにも次、勝ちをもぎ取るしかない」と決意を新たにしていた。
岡田監督は「色々な犠牲を払い、懸けてやってきて負けたのだから、そりゃ相当ショック。精神的に落ち込んでいる選手もいる。次はファイティングポーズを取れる選手を使う」と話した。
◆久保、浦和戦ベンチ入りの可能性も
11日の山東戦で後半31分から約7カ月ぶりの公式戦に出場した久保は、懸念されていた長距離の飛行機移動による腰痛の悪化もなく、この日も練習をフルでこなした。「(張りが)多少はあるけど、たぶん大丈夫です」と久保。
次戦メンバーは決まっていないが、岡田監督は「(久保を)ベンチに入れる可能性は十分ある」と話しており、展開によっては切り札として投入されそうだ。
週に2試合の13連戦も次が最後となるが、松田は「もう(Jリーグ制覇という)目標が決まったし、やるしかない。悔しさを吹っ切るためにも次、勝ちをもぎ取るしかない」と決意を新たにしていた。
岡田監督は「色々な犠牲を払い、懸けてやってきて負けたのだから、そりゃ相当ショック。精神的に落ち込んでいる選手もいる。次はファイティングポーズを取れる選手を使う」と話した。
◆久保、浦和戦ベンチ入りの可能性も
11日の山東戦で後半31分から約7カ月ぶりの公式戦に出場した久保は、懸念されていた長距離の飛行機移動による腰痛の悪化もなく、この日も練習をフルでこなした。「(張りが)多少はあるけど、たぶん大丈夫です」と久保。
次戦メンバーは決まっていないが、岡田監督は「(久保を)ベンチに入れる可能性は十分ある」と話しており、展開によっては切り札として投入されそうだ。
蓄積した疲労がもたらすマイナスは、もうカバーのしようがなかった。横浜Mが1―1の後半ロスタイムに失点し、敗れた。
試合開始早々に、大橋のFKを那須が頭で合わせて先制。だが、その後は激しいタックルに遭い押し込まれる。30分すぎに同点とされると、苦しい時間帯を強いられた。
後半30分ごろにDFを下げ、FW久保を投入。久保らが連続シュートを放つがゴールラインぎりぎりではね返された。ロスタイムには逆にカウンターから決定的な失点を喫してしまった。
Jリーグ王者らしくない戦いぶりは、過密日程による疲労が原因であることは明らかだ。この1カ月半、JリーグとアジアCLの試合をほぼ3日置きにこなす日々に悪戦苦闘してきたが、ここで力尽きた。横浜Mの岡田監督は「苦しい日程のなか、ここまで来たが、それもきょうで終わり」と無念そうに唇をかんだ。
◆クラブレベルで高い壁
岡田監督が強い意欲で挑んだ横浜Mのアジア王者への道は断ち切られた。2002年に再編成されたアジアクラブ王者を決める大会で、日本勢は3大会連続で1次リーグ敗退となった。
日本代表がアジアで強豪の座を揺るぎないものにする一方、クラブレベルではアジア勢に後塵を拝する状態が続いている。特に今回は地元開催の決まった12月の世界クラブ選手権出場が懸かる大会だっただけに、関係者のショックも大きい。日本サッカー協会の川淵三郎会長も磐田の敗退決定後は「横浜Mに何とか勝ち抜いてほしい」と口癖のように語っていた。日本協会は同選手権の日本継続開催を希望しているが、ホスト国不在は大会の盛り上がりにも大きな影を落とす。
横浜Mはこの1カ月半、JリーグとアジアCLの試合をほぼ3日置きにこなす強行日程にけが人が続出し、岡田監督のやりくりも限界。アジアとJリーグの二兎を追う夢はかなわなかった。
今後もJリーグ勢のアジアでの勝利を求めるのであれば、日程面などリーグや協会のサポートが急務となる。チームだけに負担を負わせるのは酷といえる。
試合開始早々に、大橋のFKを那須が頭で合わせて先制。だが、その後は激しいタックルに遭い押し込まれる。30分すぎに同点とされると、苦しい時間帯を強いられた。
後半30分ごろにDFを下げ、FW久保を投入。久保らが連続シュートを放つがゴールラインぎりぎりではね返された。ロスタイムには逆にカウンターから決定的な失点を喫してしまった。
Jリーグ王者らしくない戦いぶりは、過密日程による疲労が原因であることは明らかだ。この1カ月半、JリーグとアジアCLの試合をほぼ3日置きにこなす日々に悪戦苦闘してきたが、ここで力尽きた。横浜Mの岡田監督は「苦しい日程のなか、ここまで来たが、それもきょうで終わり」と無念そうに唇をかんだ。
◆クラブレベルで高い壁
岡田監督が強い意欲で挑んだ横浜Mのアジア王者への道は断ち切られた。2002年に再編成されたアジアクラブ王者を決める大会で、日本勢は3大会連続で1次リーグ敗退となった。
日本代表がアジアで強豪の座を揺るぎないものにする一方、クラブレベルではアジア勢に後塵を拝する状態が続いている。特に今回は地元開催の決まった12月の世界クラブ選手権出場が懸かる大会だっただけに、関係者のショックも大きい。日本サッカー協会の川淵三郎会長も磐田の敗退決定後は「横浜Mに何とか勝ち抜いてほしい」と口癖のように語っていた。日本協会は同選手権の日本継続開催を希望しているが、ホスト国不在は大会の盛り上がりにも大きな影を落とす。
横浜Mはこの1カ月半、JリーグとアジアCLの試合をほぼ3日置きにこなす強行日程にけが人が続出し、岡田監督のやりくりも限界。アジアとJリーグの二兎を追う夢はかなわなかった。
今後もJリーグ勢のアジアでの勝利を求めるのであれば、日程面などリーグや協会のサポートが急務となる。チームだけに負担を負わせるのは酷といえる。
サッカー韓国代表のボンフレール監督は10日、W杯アジア最終予選のウズベキスタン戦(6月3日)とクウェート戦(同8日)の代表22人を発表し、Jリーグ勢では安貞桓(横浜)と金珍圭(磐田)の2人が招集された。PSV(オランダ)でプレーする朴智星、李栄杓も選ばれた。
前節から先発を9人入れ替え、MFにいたっては5人全員が横浜M初先発。そんな中で6戦ぶりの勝ち点3を手にした。
試合を決めたのは移籍後、リーグ初先発初出場のMF塩川だった。
後半15分の右サイド後方、熊林からの弾丸クロスが線を引く。飛び込んだ塩川が頭でねじ込んだ。「クマ(熊林)と目が合ってたんで」。突如現れたヒーローは、仲間にもみくちゃにされた。
川崎を戦力外となった塩川。新天地を求め、トライアウトを受けた。届いたオファーは、王者から。「うそだろと思った」
出場機会が少ないことは分かっていた。だが我慢できた。同じくトライアウトを経ながら、昨年のチャンピオンシップ第1戦で決勝点を挙げて〝英雄〟となった河合の存在があったからだ。「河合はトライアウト組の星。だから僕もできる」。開幕前、塩川は静かな決意を込めて言っていた。
11日のアジアチャンピオンズリーグ第5戦のため主力を温存した。そこで第2次戦力が見事に応えた。塩川が言う。「まだまだ。こんなもんで満足してたらね」。新たな推進力が、横浜Mを押し上げそうだ。
試合を決めたのは移籍後、リーグ初先発初出場のMF塩川だった。
後半15分の右サイド後方、熊林からの弾丸クロスが線を引く。飛び込んだ塩川が頭でねじ込んだ。「クマ(熊林)と目が合ってたんで」。突如現れたヒーローは、仲間にもみくちゃにされた。
川崎を戦力外となった塩川。新天地を求め、トライアウトを受けた。届いたオファーは、王者から。「うそだろと思った」
出場機会が少ないことは分かっていた。だが我慢できた。同じくトライアウトを経ながら、昨年のチャンピオンシップ第1戦で決勝点を挙げて〝英雄〟となった河合の存在があったからだ。「河合はトライアウト組の星。だから僕もできる」。開幕前、塩川は静かな決意を込めて言っていた。
11日のアジアチャンピオンズリーグ第5戦のため主力を温存した。そこで第2次戦力が見事に応えた。塩川が言う。「まだまだ。こんなもんで満足してたらね」。新たな推進力が、横浜Mを押し上げそうだ。
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